静岡県静岡市清水区由比(旧庵原郡由比町)の阿僧遺跡(あそういせき)は、昭和8年(1933年)の台風で阿蘇宇神社の杉の大木が倒れ、縄文土器と石器が出土して発見されました。

昭和63年(1988年)と平成8年(1996年)に、発掘調査を実施。

縄文時代中期初頭から中期前葉にかけての縄文土器や、石器(石鏃、石錐、石匙、石錘、打製石斧、局部磨製石斧、石皿など)が出土。

縄文時代中期後葉の竪穴式住居跡5軒や、土坑などの遺構も確認されています。

阿僧遺跡(阿蘇宇神社)
14283


史跡整備されていないので、探訪は自己責任で!!

阿僧遺跡(阿蘇宇神社の周辺)の地図

アクセス
東名高速道路 清水ICの北東

阿蘇宇神社
14283

破損した石皿?
境内で、石器らしき物を発見!!
14284

鳥居
14285

参道入口
鳥居前のせまい参道を東に進むと、発掘調査で竪穴式住居跡が見つかった場所です。
14287

「阿僧遺跡住居跡」石柱
14286

阿僧遺跡
阿蘇宇神社南側の畑も、遺跡の範囲内です。
農地に立ち入らないで下さい。
14288

<阿僧遺跡の出土品>

打製石斧
6300

石匙、黒曜石の剥片、石鏃、石錐
6301

黒曜石の石鏃の未完成品?(右下)
6302

縄文土器 中原式浅鉢(なかはらしきあさばち)
6303

縄文土器 中原式深鉢(なかはらしきふかばち)
6306

縄文土器 藤内式深鉢(とうないしきふかばち)
6305

縄文土器 有孔鍔付土器(ゆうこうつばつきどき)
縄文時代中期の土器で、口縁部に鍔があり孔があけられています。
口に革を張って太鼓にした、酒つくりに使用したなど諸説あり。
6304