静岡県藤枝市瀬戸新屋・上青島・下青島・内瀬戸の瀬戸古墳群(せとこふんぐん)は、瀬戸山に分布する古墳時代後期(6世紀)以降に築かれた130基以上の群集墳で構成されていました。
そのうち、109基の古墳(円墳)の発掘調査を実施。
金銅装馬具・装飾付大刀が副葬された、有力な古墳も見つかっています。
瀬戸古墳群の発掘調査(昭和40年ごろ)
瀬戸B‐17号墳は、藤枝市最大の横穴式石室を有する円墳。
石室は擬似両袖式で、全長13.1m、最大幅3.14mの規模。
上下2枚の奥壁は上段が幅2m・高さ1.3m、下段が幅3m・高さ1.5m、天井石は7~8枚でした。
石室内からは、須恵器56点、土師器2点、約15cmの刀子、耳環、馬歯9点、貝(種類不明)が出土。
瀬戸山は、東名高速道路建設のために土取りされ消滅。
青島小学校からホームセンター(カインズ藤枝店)までの、東西約800m、南北約250mの範囲に瀬戸山がありました。
周辺地図
ピンクの部分が消滅した瀬戸山。
延命地蔵堂 地図
瀬戸山が東名高速道路建設のために土取りされ、南側中腹にあった地蔵堂は現在地(藤枝市内瀬戸)へ移築。
境内には、瀬戸古墳群供養塔が建てられています。
瀬戸古墳群供養塔
千貫堤・瀬戸染飯伝承館(せんがんづつみ・せとそめいいでんしょうかん)
延命地蔵堂の、すぐ南にあります。
市指定史跡 千貫堤と東海道の歴史、茶屋で売られていた名物「瀬戸の染飯」、消滅した瀬戸山に分布していた瀬戸古墳群などを紹介する資料館です。
パンフレットには、藤枝市最大の横穴式石室(B‐17号墳)の奥壁の写真を掲載。
伝承館についての詳しい記事はこちら
瀬戸古墳群の発掘調査(昭和40年ごろ)





