静岡県掛川市掛川の掛川城には、遠州七不思議(えんしゅうななふしぎ)のひとつの「霧吹き井戸」があります。
遠州七不思議とは、遠州地方(静岡県西部の遠江国)に伝わる不思議な伝説・物語のことです。
室町時代末期(戦国時代)の永禄11年(1568年)、戦国大名 今川義元の息子 今川氏真(いまがわうじざね)が立て籠もる掛川城を徳川家康が包囲。
徳川軍が掛川城を攻めた時、「霧吹き井戸」から霧が吹き出して城を守ったと伝えられています。
遠州七不思議 霧吹き井戸

永禄12年(1569年)1月23日、講和が結ばれ今川氏真は小田原城へ退去。
徳川軍の支配下に置かれた掛川城は、家康の家臣・石川家成・康通親子が城代となりました。
天正18年(1590年)秋、豊臣秀吉によって徳川家康は関東へ国替え。
掛川城主となった山内一豊が、天守閣や大手門を建設し城下町を整備。
江戸時代末期(幕末)の嘉永7年(1854年)、安政の東海大地震で掛川城が崩壊。
天守は再建されないまま明治維新を迎え、明治2年(1869年)に廃城となりました。
平成6年(1992年)、日本初の本格木造天守閣として復元。
探訪は自己責任で!!
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掛川城大手門駐車場(有料、徒歩約5分)の地図
掛川城の地図
アクセス
・JR掛川駅より徒歩約7分
・東名高速道路 掛川ICより車で約10分
掛川城 天守閣、御殿(TEL 0537‐22‐1146)
開館時間
2月1日〜10月31日 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
11月1日〜1月31日 9:00〜16:30(入館は16:00まで)
休館日 年末年始(12月30日〜1月1日)、臨時休館日
入館料 大人300円、小中学生150円
(20名以上の団体の場合、大人240円、小中学生120円)
駐車場は、掛川城大手門駐車場(有料)をご利用下さい。
変更になる場合があります。
事前確認してから、お出かけ下さい。

掛川城 天守閣


霧吹き井戸
天守台の横にある、深さ45mの井戸。

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