静岡県菊川市(旧小笠郡菊川町)中内田(なかうちだ)の浄土宗 松風霊山 応声教院(おうしょうきょういん)の南側には、遠州七不思議(えんしゅうななふしぎ)のひとつの「片葉の葦」(かたはのあし)があります。
遠州七不思議とは、遠州地方(静岡県西部の遠江国)に伝わる不思議な伝説・物語のことです。
「片葉の葦」は、葦の葉が茎の片側にしか伸びません。
平安時代末期から鎌倉時代初期の武将 熊谷次郎直実(くまがい じろう なおざね)が、応声教院を参拝するため馬を松の木へ繋いでおいたところ、馬が葦の葉の片方だけを全部食べたからだとされています。
遠州七不思議のひとつ「片葉の葦」

遠州七不思議は、7つ以上(一説によれば100以上)が伝わっています。
「片葉の葦」の伝説は各地にあり。
探訪は自己責任で!!
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平安時代 斉衡2年(855年)に創建
徳川秀忠が建立した国指定重要文化財 山門
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浄土宗 松風霊山 応声教院の地図
アクセス
・東名高速道路 菊川ICの南西
・浄土宗 松風霊山 応声教院(TEL 0537‐35‐2633)の南
・遠州運輸(株)専用駐車場の東
浄土宗 松風霊山 応声教院
平安時代前期の斉衡2年(855年)、文徳天皇の勅願により円仁が天台宗 天岳院として創建。
平安時代末期の承安5年(1175年)、法然が浄土宗に改めました。
国指定重要文化財 山門は、江戸時代前期の寛永5年(1628年)に静岡市常盤町にあった宝台院の山門として建立。
大正7年(1918年)、応声教院に移築されました。

片葉の葦(かたはのあし)
浄土宗 松風霊山 応声教院の南側にある、「片葉の葦」の標柱が目印です。


葦の茎の片側にしか、葉が生えていない様に見えます。
よく見ると茎の両側の葉が、一方向に偏って(風の影響?)成長しているようです。

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