静岡県焼津市坂本の曹洞宗 高草山 林叟院(りんそういん)は、室町時代(戦国時代初期)の文明3年(1471年)に法永長者と呼ばれた小川城主・長谷川次郎左衛門尉政宣が、賢仲繁哲(けんちゅうはんてつ)を開山として小川(こがわ)に創建した林雙院が始まりです。

修験者の勧めで寺を高草山山麓の坂本に移転したため、明応7年(1498年)8月25日に発生した明応地震(めいおうじしん)の津波被害を免れました。

長谷川氏の子孫には、池波正太郎の小説「鬼平犯科帳」で有名な、江戸時代中期に火付盗賊改役を務めた長谷川平蔵宣以(はせがわへいぞうのぶため)がいます。

曹洞宗 高草山 林叟院
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静岡県焼津市坂本の曹洞宗 高草山 林叟院(りんそういん)は、室町時代の文明3年(1471年)に法永長者と呼ばれた小川城主・長谷川次郎左衛門尉政宣が、賢仲繁哲(けんちゅうはんてつ)を開山として小川(こがわ)に創建した林雙院が始まりです。

年老いた修験者が寺を移転するように勧めたため、現在の小川港付近にあった寺を坂本に移しました。

室町時代後期(戦国時代初期)の明応7年(1498年)8月25日、駿河湾沖の南海トラフ沿いが震源だと考えられる明応地震(めいおうじしん)が発生。

推定高さ6〜10mの津波が小川に襲来し、旧地は海に沈んだと伝えられています。

修験者のおかげで大災害を免れたことから、老人の尊称である叟(そう)を寺の名前に入れ林叟院と改めました。

境内には、市指定文化財の経蔵・鐘楼(しょうろう)・宝篋印塔(ほうきょういんとう)、市指定天然記念物 ホルトノキ、林叟院開基 長谷川次郎左衛門尉政宣夫妻の墓などがあります。

政宣の孫である徳一色城主・長谷川治郎左衛門正長の次男 宣次の8代目の子孫が、池波正太郎の小説「鬼平犯科帳」で有名な火付盗賊改(ひつけとうぞくあらため)の長谷川平蔵宣以です。

探訪は自己責任で!!

静岡県の歴史

徳一色城主 長谷川治郎左衛門正長の墓所 
曹洞宗 長谷山 信香院の記事はこちら


曹洞宗 高草山 林叟院の地図
TEL 054‐628‐3487
無料駐車場、公衆トイレあり

アクセス
東名高速道路 焼津ICの北東

市指定文化財 経蔵
江戸時代中期の明和8年(1771年)に建立された、お経を納めるための蔵。
中にある回転式の棚を回すと、お経をすべて唱えたのと同じご利益があるそうです。
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市指定文化財 鐘楼(しょうろう)
江戸時代中期の宝永3年(1706年)に建立された、入り母屋造り瓦葺の鐘楼。
間口・奥行き2.7m、階下の高さ2.69m、階上の高さ1.86m。
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本堂
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市指定文化財 宝篋印塔(ほうきょういんとう)
建立年は不明ですが、江戸時代中期の寛政3年(1791年)の寺古図に記載されています。
高さ約2.6m
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市指定天然記念物 ホルトノキ
本堂東側の墓地にあります。
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開基 長谷川政宣夫妻の墓
ホルトノキの根元に建立された2基の墓。
右が政宣、左が妻の墓です。
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長谷川次郎左衛門尉政宣の墓 「當山開基林叟院殿扇庵法永大居士」
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妻の墓 「當山開基長谷寺殿松室貞椿大姉」
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