静岡県藤枝市藤枝の曹洞宗 龍池山 洞雲寺は、徳川家康ゆかりの地です。

安土桃山時代の慶長5年(1600年)9月6日、関ヶ原の戦いに向かう家康が洞雲寺で休憩しました。

その際、檀家であった五十海村の橋本藤八が家康に大柿を献上。

柿の名を尋ねられた藤八は、「美濃の大柿でございます」と返答。

家康は、「美濃の大垣がすでに手に入った」と喜びました。

関ヶ原の戦いに勝利した家康が江戸に戻る途中に立ち寄り、洞雲寺の住職 良山秀洞に竹木伐採の禁制の朱印状を、藤八には羽織と皮の袴を与えました。

曹洞宗 龍池山 洞雲寺
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献上された柿は、家康が「藤八柿」と名付けました。

境内には、藤枝七福神の寿老母尊天像も安置されています。


洞雲寺は、奈良時代の神亀5年(728年)に創建され、開山は青峰白眼。

その後の約800年間は、荒廃して寺名が残るだけだったと伝えられています。

室町時代後期(戦国時代)の永正7年(1510年)4月21日、林叟院(焼津市)を開山した賢仲繁哲の2番弟子 在天祖竜が、曹洞宗 龍池山 洞雲寺として再興。

江戸時代には、朝鮮通信使の宿泊所にもなりました。

江戸時代中期の天明5年(1785年)、付近で発生した火事により洞雲寺は全焼。

江戸時代後期の文化8年(1811年)5月に右逢原左が諸堂を再建しましたが、明治31年(1898年)8月23日に再び焼失しました。

現在の本堂は、大正5年(1916年)に道順達元が再建。

静岡県の歴史

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曹洞宗 龍池山 洞雲寺の地図
TEL 054‐641‐1011
駐車場あり

アクセス
東名高速道路 焼津ICの西

稲荷堂
文化8年(1811年)5月に洞雲寺を再建する2ヶ月前、右逢原左が霊夢を見ました。
そして、豊川稲荷・弁財天・金比羅宮を祀った稲荷堂を建立。
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鐘楼
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釈迦牟尼仏銅像
江戸時代の元禄年間(1688〜1703年)に清心という念仏の行者が、1000日間に渡って朝に清水寺(藤枝市)の観世音菩薩、夕方に宇都谷山上の地蔵尊をお参りし続けました。
その際に受けた浄財で、自ら大恩教師の尊像を鋳造。
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藤枝七福神 寿老母尊天
家業繁栄、延命長寿に御利益があるとされています。
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