静岡県焼津市西小川(にしこがわ)の曹洞宗 福田山 永豊寺(ふくでんざん えいほうじ)は、室町時代前期の明徳5年(1394年)以前に天台宗の寺院として創建。

室町時代後期(戦国時代)の天文年間(1532〜1555年)頃は、臨済宗妙心寺派 大龍山 臨済寺(静岡市葵区大岩町)の末寺でした。

安土桃山時代(戦国時代末期)の天正元年(1573年)、開基 西尾家(江戸時代の田中城主・遠州横須賀城主 西尾隠岐守忠成(にしお おきのかみ ただなり)の先祖)と改宗開山 哉翁宗咄(さいおう そうとつ)大和尚(天竜円鑑(てんりゅう えんがん)禅師)が荒廃していた永豊寺を曹洞宗に改宗して再建。

江戸時代中期の宝暦3年(1753年)、宇治から緑茶の種子を持ち帰った永豊寺住職が、村人に緑茶栽培を広めたと伝えられています。

市指定文化財 山門は、明和6年(1769年)11月に駿河国志太郡三ヶ名村(焼津市三ケ名(さんがみょう))の中島重右衛門(なかじま じゅうえもん)が寄進した、総欅造り(そうけやきづくり)切妻茅葺屋根(きりづまかやぶきやね)の薬医門(やくいもん)です。

曹洞宗 福田山 永豊寺の市指定文化財 山門
19031


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曹洞宗 福田山 永豊寺の地図
静岡県焼津市西小川3‐6‐5
TEL 054‐628‐6770

アクセス
・東名高速道路 焼津ICの南東

市指定文化財 山門
 江戸時代中期の明和6年(1769年)11月、駿河国志太郡三ヶ名村(焼津市三ケ名(さんがみょう))の中島重右衛門(なかじま じゅうえもん)が寄進しました。
総欅造り(そうけやきづくり)切妻茅葺屋根(きりづまかやぶきやね)の薬医門(やくいもん)です。
大工棟梁(とうりょう)は、藤枝宿木町の仁左衛門(にざえもん)。
昭和58年(1983年)、大修理を実施。
昭和60年(1985年)2月21日、焼津市指定文化財となりました。
間口3.50m、奥行き3.55m、梁下3.60m
19030

本堂
 本尊は聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ、聖観音(しょうかんのん))です。
江戸時代後期の文化14年(1817年)、本堂・庫裡(くり)・山門等を新築。
明治6〜20年(1873〜1887年)には、本堂を「貫誠舎(かんせいしゃ)」(焼津市立小川小学校の前身)の仮校舎として使用。
大正13年(1924年)、本堂の大改修が完成。
昭和60年(1985年)、本堂を改修。
19032

参考文献
・『焼津市の寺院』柴田芳憲 2014年2月15日
・『焼津・藤枝・島田・志太・榛原 歴史散歩』杉山元衛 1993年4月1日

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