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藤枝市(旧藤枝市,岡部町)

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市指定史跡 朝日山城跡に鎮座 豊作祈願,商売繁盛の神 朝日稲荷神社 (静岡県藤枝市仮宿字堤ノ坪1番地)


 静岡県藤枝市仮宿(かりやど)の朝日稲荷神社(あさひいなりじんじゃ)は、標高約100mの朝日山(牛伏山)山頂付近に鎮座しています。

江戸時代前期の宝永5年(1677年)、岡山県津山より祭神 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)を勧請。

朝日稲荷神社の境内周辺は、戦国時代に駿河今川氏の家臣であった土豪 岡部氏が築城したと考えられている市指定史跡 朝日山城跡(あさひやまじょうあと)です。

朝日稲荷神社
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平安時代に源頼義,源義家が創建 青山八幡宮 (静岡県藤枝市八幡997,974-1)


 静岡県藤枝市八幡(やわた)の青山八幡宮(あおやまはちまんぐう)は、平安時代の天喜・康平年間(1053〜1064年)に「前九年の役」で奥羽に向かう河内源氏2代目棟梁 源頼義(みなもと の よりよし)と長男 源義家(みなもと の よしいえ)が、東北征伐祈願のため山城国(京都)の石清水八幡宮を勧請し創建。


源義家が若一王子神社(にゃくいちおうじじんじゃ、藤枝市若王子)の前を通過する時に、見事に咲いた藤の花を見て歌を詠みました。


「松に花咲く 藤枝の一王子 宮居ゆたかにいく千代を辺」

これが、藤枝の地名の起源とする説があります。

青山八幡宮
25395

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市指定文化財の木喰仏2体 駿河三十三観音霊場 第8番札所 曹洞宗 谷川山 梅林院 (静岡県藤枝市岡部町(旧志太郡岡部町)桂島964)


 静岡県藤枝市岡部町(旧志太郡岡部町)桂島(かつらしま)の曹洞宗 谷川山 梅林院(ばいりんいん)は、西國(西国)三十三観音霊場の「うつし霊場」として室町時代に成立したと考えられる、駿河三十三観音霊場(駿河三十三ヶ所観音霊場、駿河三十三所観音霊場、駿州三十三観音霊場、當國三十三観音霊場、駿河一国観音霊場などとも呼ばれる)の第8番札所です。

梅林院は、真言宗の寺として開かれたと伝えられています。

室町時代(戦国時代)の長享2年(1488年)、駿河今川氏の家臣 朝比奈氏が曹洞宗に改め、高尾山 石雲院七哲の一人である界巖繁越(かいがんはんおつ)を開山としました。

境内の観音堂には、江戸時代の寛政12年(1800年)に木喰上人(もくじきしょうにん)が製作した市指定文化財の木喰仏(もくじきぶつ)2体が安置されています。

曹洞宗 谷川山 梅林院
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田中藩主 土岐丹後守頼稔が寄進 天然記念物 本願の松 浄土宗 大徳山 称名院 正定寺 (静岡県藤枝市藤枝2-3-27)


 静岡県藤枝市藤枝(ふじえだ)の浄土宗 鎮西派智恩院末 大徳山 称名院 正定寺(だいとくざん しょうみょういん しょうじょうじ)には、市指定天然記念物の「本願の松」(ほんがんのまつ)があります。

江戸時代中期の享保15年(1730年)7月、正定寺境内の弁財堂に祀られた弁財天を信仰していた田中藩第14代藩主 土岐丹後守頼稔(とき たんごのかみ よりとし)が、奏者番兼寺社奉行(そうじゃばんけんじしゃぶぎょう)から大阪城代へ昇進。

頼稔は報恩謝徳のために「本願の松」(別名「延命の松」)を植え、弁財天の御利益にあやかろうとする多くの参拝者で賑わいました。

市指定天然記念物 本願の松
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駿河三十三観音霊場 第7番札所 曹洞宗 普門山 補陀洛寺 (静岡県藤枝市花倉1038)


 静岡県藤枝市花倉(はなぐら)の曹洞宗 普門山 補陀洛寺(ふもんざん ふだらくじ)は、駿河三十三観音霊場(駿河一国三十三ヵ所観音霊場巡り)  第7番札所です。 

奈良時代の神亀2年(725年)、聖坪山に補陀落寺が開かれたのがはじまりとされています。

曹洞宗 普門山 補陀洛寺
19510

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安土桃山時代(戦国時代末期)に再建 曹洞宗 日照山 耕春院 (静岡県藤枝市八幡967)


 静岡県藤枝市八幡(やわた)の曹洞宗 日照山 耕春院(にっしょうざん こうしゅんいん)は、真言宗の耕春行者(こうしゅんぎょうじゃ)が八幡山大谷の中腹に庵を建てた後、山麓の現在地へ移転して耕春院と名付けたのがはじまりと伝えられています。

室町時代には、耕春院が荒廃。

安土桃山時代(戦国時代末期)の天正15年(1587年)、曹洞宗 九峯山 総善寺(藤枝市岡部町(旧志太郡岡部町)殿)2世 智覚舜翁(ちかくしゅんや)の弟子の積翁長善(せきおうちょうぜん)が、総善寺の末寺の曹洞宗 日照山 耕春院として再建しました。

開山(かいさん)は積翁長善、開基(かいき)は不詳です。

本尊は釈迦牟尼如来(しゃかむににょらい)。

曹洞宗 日照山 耕春院
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鏡池の竜退治伝説 東海道の六地蔵堂(鏡池堂)  (静岡県藤枝市瀬戸新屋)


 静岡県藤枝市瀬戸新屋(せとあらや)の六地蔵堂(ろくじぞうどう)は、旧東海道(江戸時代の東海道)沿いに建てられています。

西側の水神社近くに鏡ヶ池と呼ばれる丸い池があった(埋め立てられて消滅)ので、別名は鏡池堂(きょうちどう)です。

鏡ヶ池に住む悪竜が人々を苦しめたため、高野山真言宗 楞巌山 鬼岩寺(藤枝市藤枝)2世 静照上人が竜を退治。


池の中から出現した地蔵を、鏡池堂六地蔵尊(きょうちどうろくじぞうそん)として祀(まつ)ったという伝説があります。


六地蔵堂(鏡池堂)
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江戸時代 年貢の減免を直訴して処刑された名主 義農石上清兵衛之像 高柳神社 (静岡県藤枝市高柳3-26-22)


 静岡県藤枝市高柳(たかやなぎ)の高柳神社(たかやなぎじんじゃ、睫神社)は、水の神・農耕の神である弥都波能売神命(みつはのめのみこと、弥都波能売神(みづはのめのかみ)などとも表記)を祭神としており、旧社名は大井神社(おおいじんじゃ)です。

高柳神社の境内には、江戸時代の元禄5年3月4日(1692年4月19日)に田中藩へ年貢の減免を直訴(じきそ)して茶屋河原刑場(ちゃやがわらけいじょう)で処刑されたという駿河国志太郡高柳村(藤枝市高柳)の名主(なぬし、庄屋(しょうや))の胸像「義農石上清兵衛之像(ぎのういしがみせいべえのぞう)」が建立されています。

高柳神社(睫神社)
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奈良時代に行基が創建 天台宗 妙台山 自性院 安楽寺 (静岡県藤枝市北方962)


 静岡県藤枝市北方(きたがた)の天台宗 妙台山 自性院 安楽寺(みょうだいざん じしょういん あんらくじ)は、奈良時代の神亀5年(728年)に行基(ぎょうき)が薬師如来(やくしにょらい)を彫り妙台山 自性院として開創したと伝えられています。

平安時代、天台宗総本山 比叡山 延暦寺の22代座主(ざす) 少僧都選賀(しょうそうずせんが)が堂宇を再建して天台宗寺院の安楽寺となりました。

当時の安楽寺は現世利益を願う民衆の信仰を集め、12院の塔頭諸堂(12坊の小寺)を有するほど繁栄。

現在は東京都台東区・天台宗関東総本山 東叡山 円頓院 寛永寺の末寺で、市内唯一の天台宗寺院です。

本堂本尊は聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)、薬師堂本尊は延命地蔵尊(えんめいじぞうそん)・子育地蔵尊(こそだてじぞうそん)・行基作とされる薬師如来(やくしにょらい)。

甲斐(山梨県)の戦国大名 武田信玄(たけだ しんげん)が眼病回復祈願で奉納したと伝えられる水晶製数珠(じゅず)、住職が使用した駕籠(かご)、江戸時代後期の安楽寺全景を描いた屏風絵(びょうぶえ)、室町時代(戦国時代)の天文7年(1538年)に大工又二郎(昔は全ての工人を大工と呼んだ)が制作した県指定文化財「安楽寺の鰐口(わにぐち)」などの寺宝があります。

天台宗 妙台山 自性院 安楽寺
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例年7月開催の提灯祭り 須佐之男命を奉斎 進雄神社 (静岡県藤枝市瀬古1-608)


 静岡県藤枝市瀬古(せこ)1丁目の進雄神社(すさのおじんじゃ、しんゆうじんじゃ)は、創建時期は不詳ですが元は牛頭天王(ごずてんのう)を祭神とする牛頭天王社(ごずてんのうしゃ)でした。

志太郡瀬古村(藤枝市瀬古)の鎮守(ちんじゅ)であったため、荷物の運搬や農作業に使用する牛を村に曳き入れることは厳禁だったと伝えられています。

明治3年(1870年)、進雄神社に改称。

祭神は、海原の神・豊穣の神・商売繁盛の神・厄払いの神である須佐之男命(すさのおのみこと)です。

例年7月14日前後の日曜日には、境内社の津島神社でその年に生まれた子供が病気にならないように祈願して提灯を奉納する、夏季神事の津島例祭「提灯祭り」を開催(変更・中止の場合あり)。

進雄神社
33508
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