静岡県藤枝市八幡(やわた)の青山八幡宮(あおやまはちまんぐう)は、平安時代の天喜・康平年間(1053〜1064年)に「前九年の役」で奥羽に向かう河内源氏2代目棟梁 源頼義(みなもと の よりよし)と長男 源義家(みなもと の よしいえ)が、東北征伐祈願のため山城国(京都)の石清水八幡宮を勧請し創建。
源義家が若一王子神社(にゃくいちおうじじんじゃ、藤枝市若王子)の前を通過する時に、見事に咲いた藤の花を見て歌を詠みました。
「松に花咲く 藤枝の一王子 宮居ゆたかにいく千代を辺」
これが、藤枝の地名の起源とする説があります。
青山八幡宮