静岡県駿東郡長泉町下土狩(すんとうぐん ながいずみちょう しもとがり)の町指定史跡 原分古墳(はらぶんこふん)は、古墳時代終末期(7世紀前半頃)に築かれた横穴式石室を有する円墳です。
古墳の規模は、南北方向にやや長い直径約17m、高さ約2m。
平成15〜16年(2003〜2004年)、県道沼津三島線の建設に伴う発掘調査を実施。
平成19年(2007年)3月、50m程南へ移築復元して一般公開されています。
令和2年(2020年)、原分古墳から出土した豪華な金銅装馬具(こんどうそうばぐ)・装飾付大刀(そうしょくつきたち)などの副葬品が県指定文化財となりました。
町指定史跡 原分古墳(発掘調査時)