ファンディーナ皐月賞出走

先日フラワーCに出走したファンディーナの次走の予定が皐月賞と発表されました。

これには正直驚きました…。選択肢としては中2週で桜花賞に向かうか、オークストライアルを使うか、オークスに直行の三択で、周りは牡馬クラシックに挑戦だなんだかんだと言ってるけど、行かないでしょうと思っていました。 以下が昨日クラブから公表された情報です。

栗東・高野友和厩舎で調整されています。3月25日に高野調教師自らが跨り、角馬場で運動を行った後、坂路にて軽めキャンターで乗られ、状態を確認しました。高野調教師は「今日跨ってみて状態を確認しましたが、細い感じも無いし、今のところレース後の疲労も問題ありません。現状を報告して協議したところ、クラブサイドより、桜花賞は、距離短縮と間隔が詰まる事が気になるため登録は見送りたいとのことで、種牡馬選定レースという大義はありますが、中3週空くことを考えて、次走は皐月賞に向かいたいとのことでした。色々と意見はあると思います。ですが、挑戦する意義のある馬だと判断して、こちらも了承しました。結果次第ですが、皐月賞で恥ずかしい競馬をしなければ、その先の日本ダービーも視野に入って来ると思います」とのことで、次走は、4月16日、中山、3歳以上オープン・皐月賞(GI)・芝2000mに岩田康誠騎手で挑戦することになりました。なお、同馬は皐月賞への5大登録を行っていないため(桜花賞、オークス、ダービーは登録済)、出走するためには追加登録料として200万円を納める必要があります。つきましては誠に恐れ入りますが、追加登録料として、ご出資口1口あたり4000円を各出資会員様にご負担いただく形となります。なお、ご請求については、月々の預託料に加算となり、本馬が引退する際に、維持費出資金としてお預りしている金額と相殺させていただくため、臨時のご請求などはございません。何卒、よろしくお願いいたします。(3月25日臨時更新)

今年の牡馬クラシックはレベルが低いだなんだと言われていますが、牡馬クラシックを勝つなんて簡単なことじゃないことは歴史が証明をしています。でもそんなことを重々承知で我々なんかの何百倍も競馬について考えてきている関係者の方々が、皐月賞の夢が見れるかもしれないと感じるだけの何かを与えているのは間違いないし、だから彼らの夢を尊重したいですよね。

僕も漠然と考えていたんです。でもこの馬のクラシックの登録に皐月賞は含まれていなかった。「皐月賞に登録があったらよかったのになぁ…」とフラワーC勝利後から何度思ったかわかりません。単純なコース、適正、舞台としては絶好だと思うんですよね。ここまできたらこのタイミングで距離を短縮するのはどうなのかなと思っていましたし、今更もう一回トライアル使うのもよくわからないし、オークスに直行はちょっと感覚が空きすぎますし。 だからこの挑戦は大歓迎です。

カデナ、スワーヴリチャード、ウインブライト、レイデオロ…等、世代屈指の牡馬たち相手にどんなレースができるのか、本当に楽しみです。僕は一番好きなレースが皐月賞なんですよ。ラップ的にも緩まないし、ほんとの意味でもスピード比べになることが多いのでタフなレースが多いし、”皐月は最も速い馬が勝つ” この言葉が全てを表しています。大好きな馬が無敗の皐月賞馬でした。その大好きな馬に近づけるチャンスをもらえたような気がします。その後のことは、またレース後に。名の通り本当にいい夢を見せてくれんだよなぁ…この馬。

ファンディーナ、フラワーC勝利

ファンディーナがフラワーCに出走し、見事勝利しました。
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※画像は@karasi_gjさんから頂きました。 

個人的には前走のつばき賞がこれまでなかったほどに緊張してた(僕が緊張しても仕方ないのですが)ので、あのレースで物凄い力を発揮して勝ってくれたことが何よりの自信というか、まぁフラワーCで勝てなくても能力あるのはわかっているのだし、無事であればなんでもいいやという感じでレースを見ていました。もちろん勝って欲しいのは当然なんですけど、今まで喉から手が出るほどに欲しかった重賞という舞台に出資馬が立っているだけでも相当な幸運なのに、それを勝って当然というスタンスで見るのはなんか違うかなって思いながらここ1ヶ月くらいを過ごしていました。でも能力を考えるとどうしても期待をしてしまうし、むず痒いというかそんな感じですね。

スーパーネガティブなのでどんなレースの前でも僕は基本的に負けるときの姿を想像するんですよ。勝ったときの姿よりも負けた時の姿を想像することの方が多くて、それを頭に踏まえながらその自分の想像で負けた要因を一つ一つクリアしていけば最終的に勝っているだろう。それで勝てなかったら仕方ないというような感じで出資馬のレースを見ているんですよね。例えばグランシルクだったら①大出遅れ②外枠にあたり壁ができず掛かる③内枠に収納されすぎてギアを上げられない④抜け出す一瞬のタイミングで前をカットされる⑤良い脚を使うも先頭は遥か彼方…etcとかね。前走のファンディーナなんか完全に自分の想像では負けパターンでした。リアルタイムでレースを見ていた時は緊張で1000m通過タイムも把握できていなかったですが、4角回ったときの差なんてもう完全に負け。それをずば抜けた脚で差し切るんだからこの馬は凄いなっていう解釈でした。というのを踏まえて今回のレースを考えた時、単純に負ける姿が思い浮かばなかったんですよね。それこそアクシデントでもない限り負けないんじゃないかなと。

レースについて書くことになんの価値も感じなそうですが、単刀直入に言うと僕はこの馬が怖いです。負けるレースを理解することって簡単ですよね。どこかに敗因があるし、目に見えない原因があるとしたらそれは近しい人たち、例えば調教師とかが理由を説明してくれますからね。でも勝ちレースはわからないことが多いんですよね。騎手の腕だとか、適正だとかそういうところはわかりますが、なぜ勝てたのかわからないことが多い。例えば年明けのスペシャルギフトが勝ったレースなんかもちょっとよくわからないうちに勝ちました。そしてこのファンディーナのレースに関しては本当に理解不能というか、スタートの脚の速さとか、道中の操作性とか、鞍上のゴーサインへの反応の良さとか、こういうところはわかるんですけど、単純な能力という部分でちょっと意味がわからないことが多すぎるんですよね。

もうこの馬の名前でTwitterのワード検索するのが日常の作業になっているのでみていたら、こんなまとめ記事がありました。端的にいうとファンディーナが”追って味がない馬”か”これ以上の脚を秘めている馬”かという記事になっています。これまで鞍上が全力でほぼ追っていないところからくる議題で、僕も新馬戦後からずっと考えているんですが、もし仮にフラワーCの直線で岩田が全力で追ってこれ以上の脚を見せていたら…本当に怖くないですか?それこそ煌く星となって空に消えてしまいそうというか、だってこの1分48秒7というタイム、過去に中山で行われたフラワーCの中で最速のタイムなんですよ?このレースからG1を制したスマイルトゥモロー、ダンスインザムード、シーザリオ、キストゥヘヴン、ブラックエンブレムよりも速いタイムなんですよ?もちろん馬場の差があるのはわかるし、そういう点でタイムという概念はイーブンではないので嫌いな要素なんですが、このレースぶりでコレですからね。マジでこええなこの馬という意外の感想がないです。

たくさんの競馬が好きな人達がファンディーナはあの馬に似てる…いやこの馬だ…という様に語ってるのを見ると、凄い馬だと思いますが、個人的には僕が大好きなアグネスタキオンのようなレースができる馬なのがほんとに奇跡に近いようなことが起きてるなと感じます。あの馬に憧れて競馬にのめり込んで、子供に出資したくて一口馬主を初めて、そして辞めるタイミングでこんな馬に巡り合うことができた。タキオンとの関連性を想起してるのはもしかしたら僕くらいかもしれませんが、そんな勝手な思いをぶつけることもできるのが一口馬主の良さだと思います。この先どんな競争生活になるかわかりませんが、とてつもなく良い夢を見せてもらえて本当に満たされています。次走なんてどうでもいいんです。少しでも長く夢を見せてもらえるように願うだけなので。(そんなこと言っても気になるんですけどね)

岩田康誠騎手
「スッと反応してくれましたし、レースに行ったら言うことを聞いてくれる馬で、今日も思った通りに走ってくれました。4コーナでは、完歩数が違う(跳びが大きい)ので無理に抑えることもないと思って、早め先頭の競馬になりました。楽に追走出来ましたし、終いは抑える余裕もありました。本当に走りますね。そして期待通りに成長していると思います。マイルでも距離が延びても対応出来ると思います」

高野友和調教師
「初の長距離輸送に初コース、スタンド前発走、コーナー4回、直線の坂など、クリアすべき課題は多かったですが、それらをすべて経験して克服できたのが大きな収穫。特に輸送後のテンション、飼葉食いなど全く問題なかったことが一番の収穫です。今日の内容にも満足しています。今後については、馬の状態を全てチェックしてから相談して決めたいと思います」


P.S
この素晴らしい写真をくれたおじさんが、何故かファンディーナのことをデビュー戦の前からずっと平手友梨奈と呼んでいて、いや平手友梨奈ではないが…ってずっと心でツッコミをいれていたんですが、いや「この馬マジで平手友梨奈やんけwww」となっています。(平手友梨奈ではない
ちなみにつばき賞のレース前と同じくらい平手友梨奈と握手する時に緊張するって言ったら引く?
 

出資馬出走結果あれこれ

出資馬の出走が相次いでいましたので、まとめて書いていきます。

まずは3月2日に川崎競馬のJRA交流戦に出走したキャプテンロブロイです。中央のレースでは芝、ダート問わず現状では1つ力が足りない。しかし6月の降級までには1つ勝っておきたいということで地方の交流レースを目指すこととなりました。ということでの出走となった川崎の1600mのレース。当たり前ですがJRA所属馬はそんなに強くない馬が集まっていますので、いい勝負にはなるだろうという感じ。馬に絡まれるのが嫌なところがあるので大外枠なのも歓迎かなと思いました。

レースはスタートから前目に4番手の位置でした。なんなら逃げても良いと思いましたが、さすがに大外枠からはキツかったですね。先手を取った馬を上手くパスできればすんなり行けるかなと思いましたが、中々交わせずどころかむしろ突き放されて直線へ。脚は使うもジリジリという感じで3着でした。騎手のコメントにもありましたが、緩い馬なので小回りは厳しく、この日に限っては大外もアダとなってしまいました。地方使うとしても大井が良いのかなとは思いましたね。地方に移籍した兄がいい結果出せてないのでなんとも言えないところではありますが…。そもそもこの馬がしっかりしてくることが今後あるのかどうか…という気持ちも若干あります。ただ力はあるはずだと思っているので、少なくともあと3勝はできるはず。良化を待ちたいですね。

内田博幸騎手
「小回りコースではどうしてもコーナーでのロスが響いてしまいますね。トモがまだしっかりしていないので、広いコースの方が能力を出し切れるように思いました。芝よりはダートの方が良いと思います。もっとパンとしてくれば、まだ変わり身がありそうですよ」
 
萩原清調教師
「今回はいつもよりも精神的に余裕がなかったですね。装鞍所など、いつもより落ち着きがありませんでしたし、大きく動いたわけではなくスタートも普通に出ていたのですが、内田騎手によるとゲートも気を付けた方がいいということでした。初めての環境のせいなのか、または元々のそういう気性がここに来て出始めているのかもしれません。状態は今までにないぐらい良かったですし、ここならチャンスがあると思っていただけに残念ですが、3着と言っても最後は差を詰めてきていますし、そう悲観する内容ではないと思っています。この後の状態次第ですが、精神的にも少し間隔を空けた方がいいと思います」


続いて3月5日の阪神競馬9Rの武庫川Sにスペシャルギフトが出走しました。前走芝で勝ち、クラスが上がっての一戦となったため、簡単なレースにはならないだろうとは思っていました。メンバー的にもこのクラスで長く戦っている馬が多く、力試しという感じにはなりましたが、調教の動きが抜群に良かったので、3着はあってもおかしくないかなと思いながらレースを迎えました。

レースは相変わらずの抜群のスタートから3番手追走という前走と同じ形のレースでした。いい感じで4角を回ったときにはチャンスがあるかなと思いましたが、そこからの伸びに欠け結果は9着でした。ペース的に早くなく、ぐっと詰まったような展開でしたし、1番苦手な展開になったかなと思いますが、0.6秒しか負けてないですし、展開、コース、馬場次第ではもっとやれてもおかしくないかなと思います。次走は心斎橋Sだそうですので頑張って欲しいですね。個人的にはもう少し距離を詰めてもいいかなとは思います。

松山弘平騎手
「勝負どころまで流れに乗ることができましたし、ペースもそこまできつくありませんでしたから、もう少しやれると思っていたのですが、残り200m辺りから反応が鈍くなり、内にモタれながら走っていました。返し馬の段階から気負っているところが窺えたので、余計なスタミナをレース前に使ってしまったのかもしれません。馬の雰囲気は悪くなかったですから、もう少しリラックスしてレースに臨むことができれば、このクラスでも十分やれると思います」

須貝尚介調教師
「馬体は増えていましたが、しっかり調教を積んでのものですから、太目ではなかったと思います。パドックでは落ち着きを保っていたものの、ジョッキーが騎乗して返し馬を行ったくらいからテンションが高くなっていたので、その影響がレースに出てしまったのかもしれません。昇級初戦でしたが、そこまで大きく負けていませんから、もう少し落ち着いてレースに向かうことができれば、勝ち負けしてもおかしくないと思います。この後は状態をしっかり確認してから、続戦させるか一息入れるか検討したいと思います」
 
そして今日3月12日阪神メインレースの報知杯フィリーズレビューにアズールムーンが出走しました。 前走で完全に調子が狂ってしまったような感じで、脚の状態も身体の状態も上向かず、本来なら年明けのレースを使う予定をパスしてのいきなりトライアルということになりました。レース前も一週前までは全然調子が上向かないような感じで、ただ今週に入りやっと上向いてきたということで、いつも通り調教師が謎の強気というパターンでした。

掲示板に入ってくれればいいな…あわよくば権利を…と思っていましたが、さすがに休み明けのレースで結果を残すのは簡単じゃありませんでした。ただ控えてしまって味が出ないようなレースをするよりは、無理矢理にでも先手をとって、先頭で直線をむかえてほしいと思っていたので、その点は満足です。やると決めたらやる石橋脩騎手のガッツだけが残ったレースでした。いくらペースが速いとは言え、ここまで崩れる馬ではないと思うので…でもやはりレースレベルも厳しかったし、休み明けも厳しかった。そもそも去年のアグレアーブルもそうでしたが、脚元に多少不安のある馬をいきなりトライアルに使うの、賛同できないんですよね。というかこの調教師は自分の馬に自信がありすぎる。確かにクラシックって競馬関係者には夢でしょうし、どんな手を使っても行きたいところではありますが、ここを無理して結果的に1年お休みになっちゃなんも意味がないんですよね。 じゃあどうするんだと言われてもわからないし、せっかく2勝している馬をトライアル使わないという選択肢も中々叩かれそうなものではありますが。次走は芝ダートともに距離を縮めるでしょうから、橘S、端午S、葵S辺りでしょうか。関東圏内のレースがないのがなんともですが、次走でいい結果がでることを願います。

石橋脩騎手
「前半かなりペースが速くなってしまいましたし、4コーナーでも早めに外から来られる厳しい形になってしまいました。それでもいつもならもう少し抵抗してくれるのですが、まだ状態が良化途上だったのかもしれません」
 
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