新しい話を連載していきますので、どうぞよろしくお願いします!!

「刑事たちの恋愛事件簿」というタイトルにしましたが、これは(仮)という事で。はい。

内容はもちろん、フィクションですので実際の警察等には関係ありません。
作者が勝手に作った課が登場しますので、よろしくお願いします。


ではでは、お楽しみ頂けると嬉しいです(*´∇`*)
お付き合い下さいませ〜〜!


<注意>男同士の話、オトナ推奨。大丈夫だったら「続きを読む」へGo!
 

 

#1

 「おはようございます、警視! 淹れ立てのコーヒーをどうぞ!」
 明るい声が部屋の中に響く。
とは言っても、元々狭い部屋なのだからどんな声を立てても響くのだが。
「ああ……倉吉(くらよし)君は、いつも元気だねぇ……」
「はいっ! だって今日は月曜日ですもん。土日にしっかりエネルギーを補給しましたから、元気ですよ」
 いや、普通は月曜日だから萎えてしまうものだが……と言いかけて、佐藤はやめた。
僅かに残っている自分のパワーさえ、この元気で明るい倉吉に持って行かれそうだ。
 その代わり、淹れてもらったコーヒーを口にする。

 良い香りだ。
 いつだって、倉吉が淹れてくれたコーヒーに、心がホッと落ち着く。
彼はこの課の元気の源かもしれない。
 

「ああそうだ、倉吉君」
「はい」
「話は聞いているかもしれないが、この4月1日付けで新しい人が入ることになった」
「え、そうなんですか? こんな課に新人なんて、嬉しいですね!」
 倉吉は目をキラキラさせて佐藤を見ている。
男なのに可愛らしい顔をしているので、思わず佐藤は照れくさくなってしまった。
「おほん。いや、それが新人ではないのだよ」
「え? じゃあ異動ですか?」
「そうなんだ。本人は嫌だと抵抗したらしいが、この課にぴったりの素質を持ったヤツでね。うちも、何かと手が足りないから来てもらう事になったんだ」
「わぁ、やりましたね! どんな方なんですか?」
 そう聞かれて佐藤は小さく溜息をついた。
「うん、それが……ちょっとばかり面倒な男でね。強いし頼りにはなるのだが、性格が……」
「男の人! しかも強いなんて素敵だなぁ」
 話を聞いているのか、いないのか。
倉吉はもう一度目を輝かせ、間もなく来る人物を頭に描いてみるのだった。


〜つづく〜

 
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