2005年11月27日

無理矢理更新曲〜最近やってるゲーム〜

最近ワンダと巨像にハマっております。icoのスタッフらしいというか、メインストリームから微妙にハズレた作品ですが、雰囲気に浸りたい人にはお勧めです。前作よりもやりこみ要素が増えているため、中毒性も高し。
いま延々とトカゲを狩ってます。他にやるべき事はあるのかも知れませんが、とりあえず気にしないことに。

28号金田と巨像。藤沢さんとこのミニワンダ祭で描かせていただきました。プレイ前に描いたので、巨像(28号)に手掛かりとなるようなディティールがありません。登るのに苦労しそう。

  

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2005年11月06日

レイトショー『惑星大怪獣ネガドン』観る

前にも触れました『惑星大怪獣ネガドン』を観に池袋まで行ってきました。

混雑が予想されるため上映開始1時間半前に行ったのですが、既に相当数の人が列を作っており、前評判の高さが伺えました。おっさん率が高かったのも、作品のカラーがカラーだけに宜なるかな、という感じ。

初日ということで、上映前に原作/監督/制作の粟津順氏、アニメ評論家の氷川竜介氏、イラストレーターの開田裕治氏の舞台挨拶というかトークセッションがありました。粟津氏があまり舞台慣れしておらず、他2氏と比べガチガチに緊張していたのが個人的に親近感アップ。

さて、『怪獣映画誕生50周年記念作品』と銘打った本編。公式HPの特報とか予告編を観ていただくと解りますが、兎に角クオリティの高さに圧巻。キレのある構図やカット割もさることながら、昭和30〜40年代の怪獣映画へのオマージュというコンセプトから生み出された、いかにもレトロ感あふれる画面づくりが面白い。

今までCGといえば、徹底してリアリティにこだわるか、それとも様式化された表現を目指すか、の二つのベクトルがあったわけですが、本作はそのどちらでもない「リアルにつくられた模型のような表現」という、倒錯的ですらある別次元のベクトルを持ち込んだため、何とも不思議なヴィジュアルに仕上がっていました。

ただし、「特撮」の演出自体は過去の怪獣映画のレベルを表現(『吊り線』のような行き過ぎた表現とか)するようなことはせず、「今出来る範囲」でのカッコ良さへのこだわりというのもしっかり見せていました。単なるアナクロニズムに陥らず、過去の怪獣映画を不当に貶めるようなことはしていないのは流石だと思います。

ただ、人物については、動きの固さなど如何ともし難い点もあり、粟津氏本人も今後の課題に位置づけているようでした。

内容についてはネタバレになるためあまり触れませんが、欲を言えばクライマックスの怪獣対巨大ロボのガチンコバトルは、もう五分ぐらい時間が欲しかったような気もします。

25分と短い本作ですが、『ほしのこえ』『URDA』に続き、間違いなく自主制作アニメに新たな1ページを刻む快作だと思います。粟津氏の今後の活躍を期待したいところです。

テアトル池袋で11日金曜日までやっていますので、友達連れ立って是非いきましょう。

  
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2005年11月03日

最近読んでる本〜新しい太陽の書〜

拷問者の影

調停者の鉤爪

警士の剣

独裁者の城塞

以上四巻(ジーン・ウルフ・岡部宏之訳、ハヤカワ文庫SF)

このほど、早川書房創立60周年記念限定復刊フェアで、ジーン・ウルフの『新しい太陽の書』が3000部限定出版されました。いや、そういうことやってるって全然知らなくて、偶然入った本屋に平積みしてあったんですが、見た瞬間即購入決定。
ジーン・ウルフについては1月10日の日記でも触れました。本書は1981年に発表されたウルフの代表作で、おそらく数あるSF作品のなかでも群を抜く傑作でしょう。
舞台は遥か未来の地球。繁栄の時代は遠く過ぎ去り、文明は中世レベルまで退行しています。太陽は星としての寿命を迎えつつあり、寒期に閉ざされつつある中、人々は『新しい太陽』の到来を待ちわびている…というのが背景。
本書は、主人公セヴェリアンの回顧録を、作者のウルフが現代語訳したもの、というややこしいレトリックのもとに書かれています。そのため、重要なキーワード、あるいは其の世界ではごく一般的でも、読者には全くなじみのない名詞などがぽんぽん出てきます。また、セヴェリアン自身が本来物書きではないため、一部ストーリーに断烈があったりとか、出てくる単語は全てウルフが最も近いイメージのもので置き換えたもので、従って本来の意味とは少し違うとか。
こうした書法は『ケルベロス』でも使われていましたが、ウルフの作品は読者に積極的な『読解』を求めてきます。このことにより、ウルフの作品は他のエンターテインメントとは一線を画していますが、同時にある種の取っ付きにくさを生んでいるともいえます。
ただ、トールキンの『指輪物語』にも匹敵する広大な世界観や、魅力的な登場人物、ガジェットに溢れた本書は、それだけで充分面白く、楽しめるものなので、興味をもたれた方は是非ともご購入を。

新しい太陽

実はあんまりファンタジーとか知らなくて、絵的なイメージが今イチ把握できなかったので、はしさんとこの絵板で描かせていただきました。このためにわざわざ『truth in fantasy』シリーズの服飾関係の本を買いましたが、これがとんだ食わせ物。全然詳しくなくてだまされた感でいっぱいです。  

Posted by shoboyuski at 21:00Comments(2)TrackBack(0)