2007年12月

2007年12月31日

平成19年焼酎 グランプリ

今年も今日で終わりです。
ですので今日は評価では無く
今年の個人的な一番美味かった焼酎を発表します。
ブログ「今日の焼酎」の平成19年のグランプリです。


今年のグランプリは
「池の露チンタラ甕熟成」に決定しました!!


池の露チンタラ一升瓶


候補に挙がったのは、「池の露チンタラ甕熟成」「萬膳匠の一滴」「古八幡」です。
値段的はどれも高額商品ですが原酒の4合瓶で2800円の「古八幡」は
普通の金額ですね。

入手困難度を考えると、どれも入手困難ですが
「池の露チンタラ甕熟成」は特約店さえ知っていれば
普通に買える商品と言うことで一歩リードで
飲み方の柔軟さを考えると
お湯割でイマイチの「萬膳匠の一滴」はここで脱落


あとは、好みの問題で
味わいが好きな「池の露チンタラ甕熟成」に決定です。

詳しいスペックは以下です

麹・・・・・黒麹
米・・・・・コシヒカリ
芋・・・・・黄金千貫
熟成・・・・甕にて半年
濾過・・・・無濾過
蒸留器・・・直火蒸留器

麹は黒白のブレンドと言う噂もありますが
特約店に確認したところ
今年の池の露は黒麹のみしか造ってないとの事
ですので黒白のブレンドはありえないとの事
白麹は来年からやりだすので
池の露白が出るらしいです。


ラベルに書いていた能書きを紹介します。
昔懐し芋焼酎
木製甑で米を蒸し箱で
つくった麹を和甕に仕込み
醪を造ります。
蒸留も原料の特長を生か
すようにゆっくりと時間を
掛けて行ないます。
工程の大半が手造りの為
多くの量は造れませんが
雑味の多さと芋本来のふ
くよかさが絶妙の調和を醸
し出す昔ながらの芋焼酎を
御賞味下さい。
(名)天草酒造

来年の甕熟成は、今年よりももっと美味くなると
確信しています。
なぜなら今年のチンタラ黄金は去年以上の出来だからです。

来年の6月頃に発売されるチンタラ甕熟成を御賞味下さい。


本年は、お世話になりました。
皆様の応援もありブログランキング1位を獲得することも出来たり
数多くの焼酎を通じての出会いがあり、本当に満足の1年でした。

来年も、よろしく願いします。

良いお年を



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shochu_king at 14:00|PermalinkComments(14)TrackBack(0)

2007年12月30日

天文館4

今日の焼酎は「天文館」です。
天文館


「天文館」は宇都酒造で造られています。

天文館って言うのは鹿児島の繁華街の名前らしいです。
大阪で言うと「梅田」「心斎橋」「なんば」「京橋」「上本町」と言った
感じでしょうか
※お世話になってるので「京橋」「上本町」も一応入れときます。


価格は1,838円でした。

早速評価を行いたいと思います。














[味わい評価] ・・・1点 ・・・0.5点
評価項目評価(5点満点)批 評
薫り ★★  くさい芋焼酎の薫り、この芋臭さもいい
口当り★★★★  さらっと軽快に入る
味わい★★★★ 味の膨らみが素晴らしいバランスも良い
余韻 ★★★  キレはいいが苦味がしつこく残る。


飲み方は湯割が良いと思う。
この値段でこの味わいは素晴らしい。
軽い味わいでは無いのに軽快な口当たりと
味の膨らみは素晴らしい。
入手の容易さ価格からして常飲リストに加えても良いと思える焼酎だ



shochu_king at 21:16|PermalinkComments(16)TrackBack(0)焼酎 | 

2007年12月29日

萬年黒麹3

今日の焼酎は「萬年黒麹」です。
萬年黒麹


「萬年黒麹」は渡邊酒造場で作られています。
定価は2,650円らしいです。

原料となる芋を自家栽培し家族で醸しているとの事で
期待が持てます。

この焼酎は「たけさん」から
快気祝いと焼酎評価依頼を兼ねていただきました。


早速、評価をしたいと思います。













[味わい評価] ・・・1点 ・・・0.5点
評価項目評価(5点満点)批 評
薫り ★★★★ 濃厚な芋の香りがする
口当り★★★★   滑らかでは無いがまろやかなでズシリと芋の厚みを感じる
味わい★★★★ 甘味が素晴らしく芋焼酎の王道と言った味わい
余韻 渋みや苦味が残りなんか嫌味のある味わいが残る。


この焼酎を飲んだとき「うゎメッチャ美味い」と一瞬思ったが
余韻で台無しになった。
美味く表現は出来ないが、嫌な味わいが残る。
味わいは素晴らしくほぼ満点だと思う。


飲み方はロックが一番この焼酎の甘味を引き出し
後口の嫌味を抑えると思うが
全体の旨みはお湯割で広がると思う。
お湯割にした場合、後口に嫌な感じが残る。




shochu_king at 22:35|PermalinkComments(10)TrackBack(0)焼酎 | 

2007年12月23日

八幡ろかせず2

今日の焼酎は「八幡ろかせず」です。
八幡ろかせず


長らくお待たせしました。
今日から復帰します。



「八幡ろかせず」は高良酒造で作られています。
定価は4合瓶で1,400円ぐらいだと思いますが
東京の特約店さんで4合瓶が9,800円
1升瓶が18,000円で売られていたらしいです。
特約店の販売価格なのでコレが定価かも知れません。
この焼酎は入手が極めて困難で、ある方より
評価用に1本戴きました。

八幡の無濾過で度数が35度らしいです。


早速、評価をしたいと思います。













[味わい評価] ・・・1点 ・・・0.5点
評価項目評価(5点満点)批 評
薫り ★★☆  アルコール臭がキツク刺す様な薫り
口当り★★☆   ピリっとした辛味や様々な雑味を感じる
味わい★★★☆ 芋の旨みも感じるがそれ以上に雑味が際立つ
余韻 ★☆ 渋みが強く残る。


この焼酎は八幡とは思えないほどまろやかさとは無縁
芯がシッカリした味わいはさすが八幡と思わせるが
雑味が多い無濾過焼酎はこう言う雑味も楽しみの一つでは
あるが、旨みをあまり感じられなかった。
八幡は濾過してこそ真価を発揮する焼酎だと思う。

飲み方はロックで飲むと雑味が抑えられ飲みやすくなると
思うが旨みも感じられない。
生が一番マシだと思う。




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shochu_king at 23:14|PermalinkComments(24)TrackBack(0)焼酎 | 

2007年12月20日

復活真近

もうすぐ再開します。
いただき物


評価する候補です。

どちらも個人的には、入手困難な銘柄です。

私に評価する様にと言って戴いたものです。

焼酎評価ブログをやっている人間にとっては
今回の申し出は非常に嬉しくて感激しています。
焼酎評価ブロガー冥利に尽きます。


こんな嬉しい話がある反面、焼酎を取り扱う酒屋の質の低下は
目を覆いたくなります。
黒木本店の百年の孤独が東京の超有名店にて堂々と抱き合わせ販売されています。
その酒屋の売り文句には「黒木本店の想い」とかって文言が良く使われていますが
そう言いながら抱き合わせ販売するとは・・・・

ちなみに百年の孤独は単品で買える店あります。
百年単品


百年の孤独は個人的には好みじゃ無いですが
お歳暮用に買いました。



shochu_king at 22:12|PermalinkComments(17)TrackBack(0)