2016年04月29日

4月23日 奥高尾・景信山ハイク

こんにちは。3年の木内です。

4月23日(土)に、新歓遠足の下見として奥高尾の景信山に行ってきました。参加メンバーは同期のS.T.と木内の二人でした。

実は、遠足の下見として4月11日に高尾山に登ったのですが、このときはあまり多くのお花を見ることができなかったため、奥高尾まで足を延ばしてみることにしたのでした。

8:07に京王高尾山口を出発し、高尾山6号路を登っていきます。6号路沿いに咲いていたこのスミレは、コミヤマスミレViola maximowicziana
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高尾山山頂に近づくと、ツクバキンモンソウAjuga yezonensis var. tsukubaの群生が現れました。
これは特に生育良好な個体。
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頂上近くにセンボンヤリLeibnitzia anandriaが咲いていました。
写真の花は紅紫色ですが、白花の個体もあります。
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同じく頂上近くに咲いていたのは、ジュウニヒトエAjuga nipponensis
前出のツクバキンモンソウに近い種です。高尾山の山頂付近では稀な印象でした。
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9:32に高尾山山頂を通過し、一丁平に向かいます。
一丁平への道に入ってすぐ、ワニグチソウPolygonatum involucratumに遭遇。
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続いて目に留まったのはこの植物。
トウダイグサ科のナツトウダイEuphorbia sieboldiana
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10:28、一丁平でトイレ休憩を挟みます。
一丁平の展望台にて。
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城山を目指して歩きます。

途中でイカリソウEpimedium grandiflorumを発見。
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10:55、城山着。昼食をとります。
城山の山頂周辺は芝地になっていて、いたるところにクサボケChaenomeles japonicaが生えていました。
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12:22に城山を発ち、小仏峠に向かいます。
12:52、小仏峠着。当初、小仏峠から直接、小仏バス停に下山する予定を立てていましたが、
時間に余裕があったため景信山に寄り道することに。

13:24景信山着。
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13:40、小仏バス停に向けて下山開始。
登山道を抜け、舗装道路に入ってすぐにツボスミレViola verecundaの群生が出現。
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さらに、バス停の手前でイチリンソウAnemone nikoensisが出現。
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あとで自分の手持ちの写真を確認したところ、イチリンソウを見たのは今回が初めてのようでした。里に降りてからも思わぬ出会いがあるものです。

14:33小仏バス停に到着。

今回のルート沿いには多くのお花が咲いていたので、個人的にかなり植物観察を楽しめました。

5月1日(日)の新歓でもほぼ同じルートを歩く予定です。新入生のみなさんは奮ってご参加ください。

■参考文献
北村四郎・村田源・堀勝. "原色日本植物図鑑(上)草本編〔I〕合弁花類". 保育社, 1957.
北村四郎・村田源. "原色日本植物図鑑(中)草本編〔II〕離弁花類". 保育社, 1961.
北村四郎・村田源・小山鐡夫. "原色日本植物図鑑(下)草本編〔III〕単子葉類". 保育社, 1964.
茂木透ほか. "山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花 離弁花1". 山と渓谷社, 2000.
山田陸彦. "スミレハンドブック". 文一総合出版, 2010.  
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2016年04月12日

2016年度 新歓予定について

新3年の升麻です。今年度の植研の新歓予定についてお知らせします。(4/26更新)

4/14(木) 18:00〜:野草天ぷら会 @部室 終了
4/28(木) 18:00〜:野草パスタ会 @部室(農学部サークル棟2F)
5/1(日):新歓ハイク@裏高尾(高尾山〜城山〜小仏峠〜景信山)
5/15(日):植物観察会@神代植物公園or新宿御苑

野草天ぷら会・パスタ会では、府中キャンパス内で採れる野草や部員が採ってきた山菜などを用いて作ります。タラの芽やワラビなどもありますよ!

このブログを見て参加してみたいと思った方は、下記アドレスまでご連絡ください。
tuatshokubutuken★outlook.jp(★を@に変えてください)

皆様のご参加お待ちしています!  
Posted by shock324 at 22:05Comments(0)TrackBack(0)新歓 

2016年04月11日

高尾山ハイク

こんにちは。3年の木内です。

前回の更新からすっかり時間が経ってしまいましたが、植研はちゃんと(?)活動を続けています。

植研では、去る4月2日(土)に高尾山に登ってきました。ときどき小雨が降る生憎の天気でしたが、部員6人+特別参加の2人で植物を見つつ歩きました。

京王線高尾山口駅から、6号路を利用し登頂。山頂で昼食をとったのち、4号路、2号路、1号路を利用し下山しました。

10時頃、高尾山口駅を出発。最初に目についたのは、ユリワサビ。

ユリワサビ

ユリワサビはアブラナ科の植物です。この科の特徴は花弁の数が4つであることで、ユリワサビもアブラナ科らしく4つの花弁を備えています。

続いてエンレイソウが登場。

エンレイソウ

近縁のシロバナエンレイソウには白い花びら(専門的には内花被という)があり、いくぶん花らしいのですが、エンレイソウは花びらを欠くため地味な印象です。エンレイソウがどのように受粉しているのか、少し気になります。エンレイソウが虫媒花であるとするならば、彼らが子孫を残すには虫に訪花してもらう必要があるはず。でも、こんな地味な花が虫を効率的に呼び込むとは思えません。

12時頃山頂に到着、昼食を摂る。

下山中、ネコノメソウの仲間(ネコノメソウ属)がいくつかみられました。

ヨゴレネコノメ

ヨゴレネコノメ

ヤマネコノメソウ

ヤマネコノメソウ

「ネコノメ」ソウとはいいますが、この見た目から猫の目を連想するのは容易ではないよね、と観察中に話題になりました。

ところで、ネコノメソウ属には多くの種や変種があります。下記のページはそれぞれの特徴を分かりやすく比較しているので愛用しています。
"ネコノメソウの仲間(完全編)". いがりまさし.

地味ながら気になったのが、この植物。

Carex sp.

これはカヤツリグサ科というグループに属する植物です。カヤツリグサ科には似たような見た目をしたものが多く、僕はこれまで何度か同定を試みましたがことごとく挫折しています。結論から言うと今回も挫折しました。今回得られた教訓は、カヤツリグサ科は花が咲いている時よりも実がなっている時のほうが同定しやすいようだ、といったところ。ちなみに今回はカヤツリグサ科の中のスゲ属、さらにスゲ属の中でもヌカスゲ節に属する何かのようだ、というところまでは特定できました。

ほかにもスミレを何種類か観察しましたが、これまた同定が大変なので割愛します。ひょっとしたら誰かが追記して解説してくれるかも。

  
Posted by shock324 at 23:17Comments(0)TrackBack(0)近況 

2015年04月07日

2015年度 新歓予定について

新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
東京農工大学 植物研究会です。
今年度の植研の新歓予定についてお知らせします。

4/11(土) 農学部サークルオリエンテーション
4/15(水) 植物観察会&野草天ぷら会
4/19(日)  高尾山ハイク
4/22(水) 植物観察会&野草天ぷら会
4/26(日) 神代植物公園見学会

それでは、よろしくお願いします。
  
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2014年10月24日

2014年度 学園祭のお知らせ

今年度も植物研究会は学園祭の一般企画に出展します。

展示内容としては、尾瀬、八丈島旅行の報告や、
大学構内の植物についてなどを予定しております。

11/7(金)~11/9(日) (7日は13:00〜17:00,8日,9日は10:00〜17:00)
場所は第1講義棟 18教室です。漫画研究会様と同室になっています。

多くの皆様のご来訪をお待ちしています。  
Posted by shock324 at 23:06Comments(0)TrackBack(0)学祭 

2014年05月16日

浅間山に行ってきた

こんにちは。2年のさくらだです。
5/14・15日の授業後に一年生を連れて農学部近くの浅間山(せんげんやま)に行ってきました。
浅間山はムサシノキスゲが自生する唯一の場所だそうです。

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すてきな芳香があるそうです。試しに匂いをかいでみたらほんのりすてきな香りがしました。

見て回るのに夢中になって写真を上の一枚しか撮ってないというミスを犯したので,
ここからは文字のみでお送りします。(先輩方,お暇があったら追記していただけるとよいです!)

草本だとキンラン,ギンラン,ホウチャクソウ,オオバ?ギボウシなどなど。
木本ではエゴノキやガマズミの花が咲いてました。
あと赤い実をつけてる木もありました。(ウグイスカグラだったような)

今回浅間山に行くのは初めてだったのですが,小さいながらも見ごたえのある場所でした。
農工大生は一度訪れてみてはいかがでしょうか?
植物以外にも鳥の観察にも良い場所だそうです。  
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2014年04月19日

2014年度 新歓予定について

こんにちは。2年のさくらだです。
4月も後半に入って今更感はありますが、今年度の植研の新歓予定について
お知らせします。

4/12(土) 農学部サークルオリエンテーション
4/17(水) 植物観察会&野草天ぷら会
4/20(日)  高尾山ハイク
4/23(水) 植物観察会&野草天ぷら?会(今回は天ぷらじゃないものを作るかも)
4/27(日) 神代植物公園見学会
 
終了しました。来てくれた皆様ありがとう!

17日の野草観察&天ぷら会はかなりの人数の新入生が来てくださって、
危うく部室から人があふれそうになる勢いでした。すごい!
  
Posted by shock324 at 19:33Comments(0)TrackBack(0)新歓 

2014年04月03日

3月28日 高尾山ハイク

卒業生のfeです。西日本から失礼します。


この前の高尾山ハイクの報告。
参加者は5人。内わけは2年1人、4年2人、修士1年1人、科目履修生1人。
コースは行きが6号路、帰りが3号路→2号路。

これから初夏にかけて、高尾山やその周辺では様々な花が咲き誇ります。
農工大から電車でわずか30分の高尾山。これから入学する新入生も含め、農工大在学中に一度は訪れて損はないはず。



P1290121高尾山に入って最初に驚かされたのが雪の存在。
今年2月の記録的な大雪の名残りだろう。さすがに溶けきっていると思っていたがそんなことはなく、あちらこちらに大きく残っていた。長期にわたる積雪は春の植物たちに多少なり影響を与えたのだろうと思う。



P1290106始めに目に付いたお花はユリワサビ。
4月にはニリンソウやミミガタテンナンショウなどが見られる場所だったと思うが、他に目に付く花は見当たらず。











P3280363しばらく行くとカンスゲの群生があった。
僕たちが立ち止まって観察しているので通りがかった夫婦に何があるのかと聞かれた。カンスゲを指すと旦那さんの方は如何にも興味無いといった表情だった。スゲやイネ科などの花は地味なものばかりだから仕方ないとは思うが、よくよく見れば種ごとに異なる特徴があり、案外面白い。そうは言うもの、自分もスゲにしっかりと目を向け始めたのは昨年からのこと・・・。

P3280383さらに進むとハナネコノメがあった。
「かわいい」という言葉が合う花。









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カビゴケ。
名前はカビのような見た目から、触った時に漂う刺激臭によるのかは分からない。
カビ臭にも形容される強烈な臭いを放つが、案外いい香りかも、というメンバーも。



高尾山ではアオキなどの常緑の葉に着生する。カビゴケなどいくつかのコケ植物は、生きた葉っぱの上に貼りつくという珍妙な生態を持ち、まとめて「葉上ゴケ」と呼ばれたりする。実は絶滅危惧種に指定される希少種だったりもする。


P3280378他に変わったものとしては着生ランのカヤラン。大雪により折れたのだろう枝とともに落下していた。
6号路はカヤランと同じく着生ランのセッコクで有名。地上からは詳しく見ることのできない樹上には、一体どれほどの着生植物が生えているのかは分からない。
大雪はカヤランにとっては災難だったろうが、樹上の植物相を知るよい機会であるかもしれない。




今回のメンバーのうちM1のコミネさんは鳥に詳しいこともあり、植物以外の観察も行った。
6号路沿いで特に目立ったのはタゴガエル。岩の割れ目の中にいるためにその姿を見ることはほとんどできなかったが、「ギュッ、ギュッ・・」という声が岩の中で反響してあちこちから聞こえた。

鳥はヤマガラ、シジュウカラ、ガビチョウ、ミゾサザイ、ウグイスなどの声が聞こえた。コミネさん曰く、ヤマガラはシジュウカラの鳴き方をスローにした感じらしい。

P3280390沢沿いに黒褐色の小鳥が現れた。これがミソサザイなのだそう。
ネズミやリスを彷彿とさせる動きが実に愛らしかった。鳥好きでもある2年のカワムラさんは大喜び。






P3280404昼過ぎ、山頂付近に到着。 ダンコウバイが見頃となっていた。











P3280417シュンラン。








P3280411キブシ。








食事を済ませ、3号路を下る。
3号路沿いにはスミレの仲間が目立った。

P3280435ヒナスミレ。
早春に開花するスミレの一つ。4月の中頃ともなると高尾での花期はほぼ終わる。

他にはエイザンスミレやタチツボスミレが見られた。





P3280473アオイスミレ。
2号路を下りきってまもなく高尾山口駅というところにて。こちらも花期の早いスミレ。






P1290132全員集合。

東京を離れる前に楽しい観察ができてよかったです。これからも時々は顔出します。
ありがとうございました。  
Posted by shock324 at 16:01Comments(1)TrackBack(0)近況 

2014年04月01日

この前の追いコン!

この前の追いコンの写真あげるね〜!


新m2こみね

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Posted by shock324 at 22:26Comments(0)TrackBack(0)近況 

2013年04月07日

4月6日 植物観察@木下沢

メンバーは2年生3人、4年生1人。
ちなみに2年生2人は前日夜から昆虫研究会の活動で高尾山に入っていたそうで・・・お疲れ様です。

今回歩いたのは木下沢。そのまま登れば景信山へと続く道ですが、途中から雲行きが怪しくなってきたので途中で引き返して昼過ぎに下山しました。

P1050761ジロボウエンゴサク。
同属(キケマン属)のヤマエンゴサク、ミヤマキケマン、ムラサキケマンもありました。












P1050779ミミガタテンナンショウ。この個体は通常のものに比べて黒っぽい花色でした。













P4060406ハナネコノメ。
早春の高尾で特に人気の高い花のひとつです。さすがに時期が遅かったためか花は終盤でした。
そういえば高尾では同属のヨゴレネコノメやヤマネコノメをよく見ますが、木下沢では今回歩いた範囲では目に付きませんでした。沢の近くやもっと上流にはあったのだろうか?



P4060413
ヒトリシズカ。











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ヤマルリソウ。











この他にエイザンスミレ、マルバスミレ、タチツボスミレ、アオイスミレ、ナガバノスミレサイシン、アズマイチゲ、エンレイソウ、ウラシマソウなどの花が見られました。木下沢を訪れたのは今回が初めてでしたが、日影沢や高尾に比べて人が少なく落ち着いた雰囲気で、ゆっくり植物を観察するにはいいルートだと感じました。

fe  
Posted by shock324 at 22:50Comments(0)TrackBack(0)近況