2016年04月11日

高尾山ハイク

こんにちは。3年の木内です。

前回の更新からすっかり時間が経ってしまいましたが、植研はちゃんと(?)活動を続けています。

植研では、去る4月2日(土)に高尾山に登ってきました。ときどき小雨が降る生憎の天気でしたが、部員6人+特別参加の2人で植物を見つつ歩きました。

京王線高尾山口駅から、6号路を利用し登頂。山頂で昼食をとったのち、4号路、2号路、1号路を利用し下山しました。

10時頃、高尾山口駅を出発。最初に目についたのは、ユリワサビ。

ユリワサビ

ユリワサビはアブラナ科の植物です。この科の特徴は花弁の数が4つであることで、ユリワサビもアブラナ科らしく4つの花弁を備えています。

続いてエンレイソウが登場。

エンレイソウ

近縁のシロバナエンレイソウには白い花びら(専門的には内花被という)があり、いくぶん花らしいのですが、エンレイソウは花びらを欠くため地味な印象です。エンレイソウがどのように受粉しているのか、少し気になります。エンレイソウが虫媒花であるとするならば、彼らが子孫を残すには虫に訪花してもらう必要があるはず。でも、こんな地味な花が虫を効率的に呼び込むとは思えません。

12時頃山頂に到着、昼食を摂る。

下山中、ネコノメソウの仲間(ネコノメソウ属)がいくつかみられました。

ヨゴレネコノメ

ヨゴレネコノメ

ヤマネコノメソウ

ヤマネコノメソウ

「ネコノメ」ソウとはいいますが、この見た目から猫の目を連想するのは容易ではないよね、と観察中に話題になりました。

ところで、ネコノメソウ属には多くの種や変種があります。下記のページはそれぞれの特徴を分かりやすく比較しているので愛用しています。
"ネコノメソウの仲間(完全編)". いがりまさし.

地味ながら気になったのが、この植物。

Carex sp.

これはカヤツリグサ科というグループに属する植物です。カヤツリグサ科には似たような見た目をしたものが多く、僕はこれまで何度か同定を試みましたがことごとく挫折しています。結論から言うと今回も挫折しました。今回得られた教訓は、カヤツリグサ科は花が咲いている時よりも実がなっている時のほうが同定しやすいようだ、といったところ。ちなみに今回はカヤツリグサ科の中のスゲ属、さらにスゲ属の中でもヌカスゲ節に属する何かのようだ、というところまでは特定できました。

ほかにもスミレを何種類か観察しましたが、これまた同定が大変なので割愛します。ひょっとしたら誰かが追記して解説してくれるかも。

  

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2014年05月16日

浅間山に行ってきた

こんにちは。2年のさくらだです。
5/14・15日の授業後に一年生を連れて農学部近くの浅間山(せんげんやま)に行ってきました。
浅間山はムサシノキスゲが自生する唯一の場所だそうです。

sengenyama-board
すてきな芳香があるそうです。試しに匂いをかいでみたらほんのりすてきな香りがしました。

見て回るのに夢中になって写真を上の一枚しか撮ってないというミスを犯したので,
ここからは文字のみでお送りします。(先輩方,お暇があったら追記していただけるとよいです!)

草本だとキンラン,ギンラン,ホウチャクソウ,オオバ?ギボウシなどなど。
木本ではエゴノキやガマズミの花が咲いてました。
あと赤い実をつけてる木もありました。(ウグイスカグラだったような)

今回浅間山に行くのは初めてだったのですが,小さいながらも見ごたえのある場所でした。
農工大生は一度訪れてみてはいかがでしょうか?
植物以外にも鳥の観察にも良い場所だそうです。  
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2014年04月03日

3月28日 高尾山ハイク

卒業生のfeです。西日本から失礼します。


この前の高尾山ハイクの報告。
参加者は5人。内わけは2年1人、4年2人、修士1年1人、科目履修生1人。
コースは行きが6号路、帰りが3号路→2号路。

これから初夏にかけて、高尾山やその周辺では様々な花が咲き誇ります。
農工大から電車でわずか30分の高尾山。これから入学する新入生も含め、農工大在学中に一度は訪れて損はないはず。



P1290121高尾山に入って最初に驚かされたのが雪の存在。
今年2月の記録的な大雪の名残りだろう。さすがに溶けきっていると思っていたがそんなことはなく、あちらこちらに大きく残っていた。長期にわたる積雪は春の植物たちに多少なり影響を与えたのだろうと思う。



P1290106始めに目に付いたお花はユリワサビ。
4月にはニリンソウやミミガタテンナンショウなどが見られる場所だったと思うが、他に目に付く花は見当たらず。











P3280363しばらく行くとカンスゲの群生があった。
僕たちが立ち止まって観察しているので通りがかった夫婦に何があるのかと聞かれた。カンスゲを指すと旦那さんの方は如何にも興味無いといった表情だった。スゲやイネ科などの花は地味なものばかりだから仕方ないとは思うが、よくよく見れば種ごとに異なる特徴があり、案外面白い。そうは言うもの、自分もスゲにしっかりと目を向け始めたのは昨年からのこと・・・。

P3280383さらに進むとハナネコノメがあった。
「かわいい」という言葉が合う花。









P3280370

カビゴケ。
名前はカビのような見た目から、触った時に漂う刺激臭によるのかは分からない。
カビ臭にも形容される強烈な臭いを放つが、案外いい香りかも、というメンバーも。



高尾山ではアオキなどの常緑の葉に着生する。カビゴケなどいくつかのコケ植物は、生きた葉っぱの上に貼りつくという珍妙な生態を持ち、まとめて「葉上ゴケ」と呼ばれたりする。実は絶滅危惧種に指定される希少種だったりもする。


P3280378他に変わったものとしては着生ランのカヤラン。大雪により折れたのだろう枝とともに落下していた。
6号路はカヤランと同じく着生ランのセッコクで有名。地上からは詳しく見ることのできない樹上には、一体どれほどの着生植物が生えているのかは分からない。
大雪はカヤランにとっては災難だったろうが、樹上の植物相を知るよい機会であるかもしれない。




今回のメンバーのうちM1のコミネさんは鳥に詳しいこともあり、植物以外の観察も行った。
6号路沿いで特に目立ったのはタゴガエル。岩の割れ目の中にいるためにその姿を見ることはほとんどできなかったが、「ギュッ、ギュッ・・」という声が岩の中で反響してあちこちから聞こえた。

鳥はヤマガラ、シジュウカラ、ガビチョウ、ミゾサザイ、ウグイスなどの声が聞こえた。コミネさん曰く、ヤマガラはシジュウカラの鳴き方をスローにした感じらしい。

P3280390沢沿いに黒褐色の小鳥が現れた。これがミソサザイなのだそう。
ネズミやリスを彷彿とさせる動きが実に愛らしかった。鳥好きでもある2年のカワムラさんは大喜び。






P3280404昼過ぎ、山頂付近に到着。 ダンコウバイが見頃となっていた。











P3280417シュンラン。








P3280411キブシ。








食事を済ませ、3号路を下る。
3号路沿いにはスミレの仲間が目立った。

P3280435ヒナスミレ。
早春に開花するスミレの一つ。4月の中頃ともなると高尾での花期はほぼ終わる。

他にはエイザンスミレやタチツボスミレが見られた。





P3280473アオイスミレ。
2号路を下りきってまもなく高尾山口駅というところにて。こちらも花期の早いスミレ。






P1290132全員集合。

東京を離れる前に楽しい観察ができてよかったです。これからも時々は顔出します。
ありがとうございました。  
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2014年04月01日

この前の追いコン!

この前の追いコンの写真あげるね〜!


新m2こみね

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2013年04月07日

4月6日 植物観察@木下沢

メンバーは2年生3人、4年生1人。
ちなみに2年生2人は前日夜から昆虫研究会の活動で高尾山に入っていたそうで・・・お疲れ様です。

今回歩いたのは木下沢。そのまま登れば景信山へと続く道ですが、途中から雲行きが怪しくなってきたので途中で引き返して昼過ぎに下山しました。

P1050761ジロボウエンゴサク。
同属(キケマン属)のヤマエンゴサク、ミヤマキケマン、ムラサキケマンもありました。












P1050779ミミガタテンナンショウ。この個体は通常のものに比べて黒っぽい花色でした。













P4060406ハナネコノメ。
早春の高尾で特に人気の高い花のひとつです。さすがに時期が遅かったためか花は終盤でした。
そういえば高尾では同属のヨゴレネコノメやヤマネコノメをよく見ますが、木下沢では今回歩いた範囲では目に付きませんでした。沢の近くやもっと上流にはあったのだろうか?



P4060413
ヒトリシズカ。











P4060417
ヤマルリソウ。











この他にエイザンスミレ、マルバスミレ、タチツボスミレ、アオイスミレ、ナガバノスミレサイシン、アズマイチゲ、エンレイソウ、ウラシマソウなどの花が見られました。木下沢を訪れたのは今回が初めてでしたが、日影沢や高尾に比べて人が少なく落ち着いた雰囲気で、ゆっくり植物を観察するにはいいルートだと感じました。

fe  
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2012年08月03日

ハツカネズミ出没事件

部室にハツカネズミが発生しました。
とりあえず、会長が3匹捕獲。もう1匹少なくとも潜んでいるはず
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超可愛いのですが、ダニが付いてるし、危ない病気持ってるとか言いますよね・・・。
なんだか首筋が痒くなってきた気がしますが、まあ気のせいでしょう。



部室への実害としては、
nezuko1
オブツーサが食われました。玉扇も跡形もなく。土にクレーター状のくぼみだけ残りました。 ユーフォルビアだけ無傷でした。 あとは小麦の袋に穴あけられたり。

明日にも逃がす予定です。ダニついてるし、夏休みで人来ないから、部室で飼うのは難しいよね?


fe  
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2012年07月11日

久しぶりの更新

捕まえたわけでもないのになぜか家の中をカナブンが飛び回っている、どうも会長です。

先週月曜に学校の演習林に行ったときに撮った花。
oka
オカトラノオ(サクラソウ科) あちこちに咲いていた。

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ネジバナ(ラン科) 芝生に群生していた。どこにでも見られる種だが、近づいてみるとなかなかに美しい。 花の色の濃さやねじれ具合に変異があって面白いと思う。

fe  
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2012年05月12日

2012年タイフェスの報告

thai
タイフェスティバルに行ってきました。僕は集合時間に間に合わず申し訳なかった。

タイ料理の屋台、様々な食品や雑貨が売っていて楽しかったです。

なんといっても一番の目的は
thai2
これです。ドリアンです。臭いといい、見た目といい、まさに東南アジアの雰囲気でしたね(行ったことないですが)。植研用に一つ買いました。あと2、3日で食べごろのものをお願いしたので、火曜の部会には食えるかと。
品種はモントーン種という一番ポピュラーなやつ。現地でしか手に入れられない品種もあって、それが美味しいんだ、と売り場のおじさんが言ってました。

他にもサラカヤシ(スネークフルーツ)、マンゴー、マンゴスチン、タマリンド、ポメロなど様々なフルーツが売っていました。タイフェスは明日13日まで、10時〜20時でやっています。

fe  
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2012年05月11日

5月11日 浅間山

今後の活動のための視察も兼ねて1人で浅間山に行ってきました。
ちなみに浅間山(せんげんやま)は、府中市にある小高い丘のことです。長野の群馬の県境の浅間山(あさまやま)じゃないですよ。

sen1
浅間山には、ここでしか見られないというムサシノキスゲが自生しています。今回はまだ咲きはじめといった感じで、見ごろは来週でしょうか。
なんでもこのムサシノキスゲ、尾瀬ヶ原での群生が有名なゼンテイカ(ニッコウキスゲ)の変種だそうで、氷河期に分布を南下させたものが、取り残された遺存種なのではないかとのことです。

他に見たもの
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ササバギンラン

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キンラン

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コゴメウツギ


あと、ニガナ、ハンショウヅル、サワフタギ、マユミなどの花が見られました。
イチヤクソウはこれから。

fe  
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2012年05月09日

4月30日 神代植物公園

jin1
計7人で行きました。 お目当ては温室で行われていた多肉植物の展示と即売。
温室内ではヒスイカズラが咲いていました。

僕が購入したのは、リトープス属の日輪玉とハオルチア・クーペリの1品種。
jin2
 写真写り悪いですね。実際はもっときれい。
他の人はエアープランツ買ったり、オブツーサを買ったりしていました。

温室を出たあとに一度外に出てそばを食べたあと、園内をぶらぶらして解散。
4月28日にできたばかりという「植物多様性センター」にも行ってみました。(写真撮り忘れた)
まだできたばかりのせいか、いかにも作りもの感が漂ってて、う〜んという感じ。 しばらくしたらもっと自然な感じになるんですかね。

fe

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勝手に追記〜
僕はハオルチアの交配種、氷砂糖を買いました。
RIMG0823
ハオルチアの軟葉系といわれるグループでは、葉の先端の方に透明な部分 ("窓" と呼ばれる) があります。
氷砂糖はさらに葉の裏側の方に斑 (葉緑体が抜けて白くなっている部分) があり、 葉の上面から入った光が、裏の方までよく透過してきますので、光にかざしながら根本を見てみると
RIMG0822
こんな風にぼんやり光っているように見えて、とても美しい。
これからどんな感じに育っていくか、楽しみです。

植物多様性センターは写真貼ると客が減って営業妨害になるレベル。微妙スポットという意味では一見の価値あり。

にいと  
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