2010年06月

2010年06月28日

デフレ時代に於ける商い繁盛法

ITは価格破壊を進め、基本的にデフレを進行させる革命
政府がいくらお金をバラまいても社会構造上、絶対にインフレにはならない
なぜならITがムダを省く超高効率革命を進めるから
シンプル政治、シンプル経済、シンプル流通、シンプルライフが需要を減らし続け、
マーケットを縮小させて売上高を減らし続ける

そうした中で自社だけが「悠々と繁栄」を続けるには、
1にオンリーワン商品の開発で「価格破壊を避け」
2にオンリーワンサービスに徹して「価格破壊を遅らせる」

自社だけしかないオリジナル商品の開発とは
1.生命力の強いギャルテイスト、2ギャル素材、3ギャルトレンドのいち早い導入
オリジナル性が強いと言っても時流に合っていなければヒットはしない
時代のトレンドはギャルから発信されるから
ミセス商材であっても、ギヤルテイストとギャル素材の導入は欠かせない
そしてトレンドを何処よりも早く市場に出せばもう「立派なオンリーワン商品」

価格破壊を遅らせるオンリーワン・サービス商法とは
1.高品位接客、2.固定客商法、3.リ・サービス商法の3条件を満たすこと
始めてのお客様には一期一会のおもてなしで「共感」を呼び
お買い上げいただいたお客様には行き届いたサービスで「感動」させる
リ・ペア、リ・フォーム、リ・サイクルのリ・サービスに徹して「感激」させる

オンリーワン商品の開発が困難なら、オンリーワン問屋さんを探して結び付く
見つからなかったら私に聞く、アレコレ悩むより聞いちゃった方がハヤイ
でも「共感」「感動」「感激」を呼ぶオンリーワンサービス商法なら
その気があれば今からどのお店であっても実行可能

この二つが無理ならどちらか一つを採用する
それが価格破壊時代に於ける「繁盛商法の基本のキ」です。

shoebag_mizukai at 14:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年06月21日

倒産原因の全ては在庫過多

倒産に追い込まれるのは売上げ不振ではありません。
原因の殆んどは在庫過多による粗利額の低下です。それは値下げロス率の高さにあります。

靴の価格は1年間経過すると評価はほぼゼロになります。
それを1日に換算すると0.274%。計算式は100%÷365日=0.274%
今日入荷した1万円の靴は、明日27円40銭、10日後に274円、
300日後には8320円減価して、1年後にはゼロになる計算。

靴業界の商品回転数は良くて年5回転、商品回転日数を計算すると365日÷5回=73日間
73日分の売上げに相当する在庫を抱えているのが一般的です。
値下げロス率は73日×0.274%≒20%、値下げロス率は実に20%を超えている

靴小売業界の平均値入率は50%前後、正味粗利率は50%−20%=30%しか残らない。
靴小売業の営業経費率は金利を含めて売上高に対して平均35%
正味粗利率30%−営業経費率35%=経常利益率△5%、売上高に対して5%の赤字
TKCや国税庁の資料によると、靴小売業の70%が欠損企業なのは、
在庫過多による値下げロス率が、経営の大きな負担になっています。

そこで低価格品を中心としたMDを組みたがる、それは少ない在庫で商品を回わせるから
1,980円の靴は年14回転するが、9,800円は6回、19,800円は年4回転
ケミカル靴中心の品揃えになるのは商品回転を早めるため
でも商品単価を下げて商圏を狭め、売上げ減を招き倒産街道をひた走ることになります。

靴専門店が生き残る術は、高価格品を扱いながら省在庫で回すしかない
方法は固定客商法と高粗利商法。前者は小規模専門店、大規模専門店は後者です。
小規模店は顧客名簿を基にして、お客様の顔を思い浮かべて発注し
発注時に固定客へ画像付きメールで予約を取り、入荷時に完売を目指す。

大規模店はオリジナル商品を作らせて、粗利率を70%以上取るSPAの仕組みを考える
それでも近い将来、在庫を持つ商いは成り立たない。
モノ作りを失敗すれば、値下げしても売れない
仕入れや企画の失敗は即「廃棄処分」の時代が来るからです。

IT革命は価格破壊を進める社会、中でも在庫商品の価格破壊を激しく進める。
店を構えて省在庫で回す、固定客商法しか生き残れない。
店を構えて在庫を抱える商いは「倒産街道まっしぐら」です。


 

shoebag_mizukai at 18:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年06月14日

信用高=粗利高

売上高は安売りすればある程度作れますが、
お給料は売上高から払われるものでなく、粗利高から払われるもの
だから粗利高を増やさない限りお給料は増やせません。

そこで粗利高を増やす方法
1、価格をきちんと守る
  バーゲンが一番ダメなのは、お客様が価格に対して信用しなくなる。
  昨日までプロパー価格、「今日から何割引き」位お客様をバカにした話はない
  正直者をコケにする行為をして、お客様から支持されるハズはないでしょ
  それで一時的に売上げを増やせても、不信感を持たれるから信用は大失墜
  倒産街道まっしぐらです。

2、高額品を扱う
  低額品を高く値付けするのは困難
  低額品を求めるお客様は価格にシビア、百円差、千円差を巡って他店と比較します。
  ところが高額品になるほど、お客様はお店を信用するから買い回わらない
  1万円台の靴は2〜3割高、5万円以上の靴は5割高の価格設定をしても
  売れ足のスピードはさほど変わらない
  低額品は価格と量にお客様が付きますが、高額品はお店と販売員にお客様が付く

3、高品位サービスを心掛ける
  お客様は靴をモノとして買うのではなく、豊かな生活を期待して靴を買う
  お客様をコーディネイト技術で美しく、ヒロイン・ヒーローに仕立てる
  フィッティングとアジャストメント技術を駆使してお客様を安心させる
  お売りした後アフターサービスで、お客様の靴を何時まで経っても忘れない
  その行為にお客様が感激して、粗利高をプレゼントしていただけるのです。

信用高=粗利高=繁盛高 
不信高=倒産高であることがお解かりかな。

shoebag_mizukai at 17:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年06月04日

高売りが繁盛させる近道

高売りと言ってもボッタクルとは違いますよ、適正価格で売ると言う意味
適正小売価格とは仕入れ原価の3倍くらいじゃぁないかな
経営コストを吸収して税前経常利益5〜10%に収まるよう小売価格を設定するのが適正価格
小売価格を仕入れ原価の2倍に下げても、上記の利益を上げられるならOK

問屋上代、メーカー上代通りに売っていたら先ず儲けられない。
地価100万円の立地で売る店と、10万円の立地で売る店の価格が同じなのはおかしい
丁寧な接客をする店と、ロクに喋れない販売員が売る店が同じ価格で売るのもおかしい
本来価格はメーカーや卸が決めるものではなく店自体が決めるもの

安物を選ぶ下客は10円100円差を巡って店舗間を買い回る
だから他店より高く売るのは困難。その結果低価格競合に巻き込まれて粗利を抜けない
高額品を求める上客は、「安い」「高い」で店を選ばない、「好き」「嫌い」で店を選ぶ
だから店サイドで価格を決められる。粗利をキチンと取れる。

高額品店が繁盛するのは、日頃、経営者と社員が勉強を怠らず「脳力」を鍛えてるから
経営者はキチンと時流を捉えて繁盛街道を走り続け
バイヤーはトレンドを捉えてちゃんと売れ筋を押さえる
販売員は接客力を磨いてトレンドをしっかり売りこなす
商品単価と客単価は商品知識+感性+知性なのです。

社歴200年以上の長寿企業は全世界で5586社、その内3146社は日本
次いでドイツ837社、オランダ222社、フランス196社(韓国銀行調査)
長寿企業の共通項は高額品販売企業。今どんどん潰れているのは低額品販売企業
「脳力」を鍛えて高売りする店と、社員をアホにする安売りと、どっちが生残れるかな

shoebag_mizukai at 15:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)