2011年03月

2011年03月28日

生命力の強い業態が繁盛店

東北・関東大震災の影響を受けて
売上を大きく落とした店と、影響を受けなかったケースと大きく明暗を別けました。
落ち込みが激しかった店はシニア・シルバー系
殆んど影響が無かった店はティーンズヤング系、
中でもファッショントレンドショップは、災害に強いことが実証されました。

これは95年の阪神・淡路大震災時や
01年のアメリカ同時多発テロの際も同様
私を始め高齢者は、崩れ落ちる建物や波に飲まれる街の姿を目の当たり見て
茫然自失状態になり、体が動かなくなってしまったからでしょう。

今回の大震災は不幸な出来事でしたが
日本人の英知は必ず災害以前より、もっと豊かな社会へ変えるでしょう。
今回の損害額は阪神・淡路大震災時を大きく超え約23兆円をですが
国の財政支出6兆円、企業の剰余金250兆円、個人金融資産1460兆円の
巨額の民間退蔵金が復興資金に回ります。

阪神・淡路大震災の復興需要によって、01年はプチ・バブル期に入り
ユニクロさんやABCマートさんなど
アメカジ・トラッドが復活して、業績を大きく伸ばしました。
今回の復興需要規模は、阪神・淡路大震災時のほぼ倍
前回を大きく超える好況期を迎えるものと思われます。

ただ気を付けなければならないのは「企業の活力」
生命力の弱い店は、好況期が来ても通り過ぎ
不況地や災害時には、影響をまともに受ける
今回大きな影響を受けた店は、ギャルのトレンド業態へ大きくシフトしたいものです。








shoebag_mizukai at 16:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年03月23日

「あなたが居るからこの店に来る」と言われたい

東日本大震災から早くも12日が経ちました。
地震直後から10日間の業績を聞き取り調査した結果
比較的影響度が低くかった店は
固定客を中心としたセレクト型専門店7%減、ティーンズ・ヤング業態は9%減でした。

それに対して、激しく業績を落とした店は
シニア・シルバー業態38%減、全方位型品揃え店は27%減
特に低価格中心の品揃えをした高齢者や浮動客対象の業態が厳しい
この傾向は、先の阪神・淡路大震災の時と同様です。

地震発生後、徐々に回復傾向にありますが
回復度から見れば、固定客商法やファッション業態の方が早い。
1ヶ月後にはほぼ正常に戻すでしょう。
一方、低価格・生活必需品業態は震災前の業績に戻すのに数ヶ月要すると思われます。

でも、ピンチは大きなチャンス
客数減は同時に、時間に余裕を生むメリットが大きい。
忙しさの余り接客の際、短い会話しか交せなかった時と比べ
お客様とじっくり会話と対話をする時間が取れる。

会話量=商品単価、対話量=客単価だからです。
会話とは日頃貯めていた商品のうんちく話
対話とはお客様の悩みごとや自慢話など
丁寧にお聞きしていると、お客様はあなたのファンになっていただける。

お客様から「あなたが居るからこの店に来る」と言われるのが
繁盛店の条件なのです。





shoebag_mizukai at 09:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年03月14日

叡智を集めて国難に立ち向かおう

東日本巨大地震発生を受け、11日の東京株式市場は大きく値を下げました。
鉄道や道路、港湾などのインフラ被害が大きく、復旧に時間がかかり
日本経済に下ぶれリスクが高まったからでしょう。

このような「未曾有の国難」は何故起きたのでしょうか
私は内向きになった日本人を、奮い立たせる起爆剤であると考えています。
領土問題、政策論争、ケチな献金問題で争っている場合ではない。
「もっと他にやることがあるだろう」という神のお告げが聞こえます。

未曾有の国難に陥った時でも忘れてはならないものがある。
太平洋戦争に敗れた日本人が奇跡の復興をとげ、世界の賞賛を浴びたように
負のエネルギーは大きいほど、跳ね返すパワーも大きい。
今回も全世界の人たちは固唾を呑んで日本人の叡智に注目していることでしょう。
再び日本が世界の表舞台に立つ、大きなチャンスがやって来ました。

いま、未曾有の国難にくじけている場合ではない。
閉塞感を打ち破るのに、私たちは何が出来るか
どうすれば被災された方々や、業界関係者に役立つことが出来るか
知恵を集めて立ち向かいたいものですね







shoebag_mizukai at 07:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年03月07日

天下のリーガルさんもトレンドを外すと業績不振

16年前リーガルさんの常務さんと、フィット東日本の社長さんが
私共の事務所にお見えになって
「どうしてウチの靴が売れないのでしょうか」と聞かれたことがあります。
私は「景況の変化が時流(ファッショントレンド)を変えたからですよ、
今は不況期ですからトラッドからモードへ移行させましょう」

ファッションは景況に大きく左右される。
「不況期のテイストはトラッドからブリティッシュへ
スタイルはカジュアルからエレガントへ
シルエットはブルから細身のロングノーズへ
デザインはスリップオンからオックスアォードへ
変えなければ浮上困難です」と申し上げたことがあります。

先日ユニクロさんの業績が新聞紙上に発表されました。
それによると、昨年9月から今年2月までの上半期の国内既存店売上高は
前年同月比9.9%減と大きく落ち込んだと報道されています。

理由として、少子高齢化による国内市場の縮小とか
昨年秋の厳しい残暑による秋物衣料の低迷や
昨年末の暖冬による冬物商品の不調などが
業績拡大に翳りが出たと報じられていました。

でもその見解はちょっと違う、好況時の普段着はアメ・カジですが、
不況期はモードカジュアルへ移行するのに、ユニクロさんが気付いていないだけ
先ほどのリーガルさんと同じ、時流を読み間違ったのに過ぎません。
天下のユニクロさんやリーガルさんさえも
ファッションの潮目を外すと、業績不振に陥るいいケースですね。







shoebag_mizukai at 16:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0)