2013年10月

2013年10月24日

接客上手が繁盛店

日頃から申し上げていますが、繁盛させるのはそれ程難しいワケではない。
繁盛要素の6割は商品、つまり品揃えMDのこと
残りの3割が接客、これはリアルでもネットでも同じ、あとはどうでも宜しい。
立地や店舗が悪くても、商品と接客が良ければお客様は何処からでも来られます。
商品の話はいつも言っているので、今日は接客のお話。

接客しようとすると、お客様からお嫌がられて逃げてしまう
だから、積極的に接客はしないようにしている、と言うバカな店がある。
それは売り付けようとする、販売員の浅ましさ見え隠れしているから
私の場合、お客様を喜ばそうと近付くからお客様から警戒されたことはない。

「あら、素敵なショルダーをお持ちですね、それってフルラのバッグ?」
「お客様ってセンス抜群、ひょっとしてバッグ屋さん」
「パープル色のカブセにゴールドのバックル、いま旬のてんこ盛りだぁ」
「どうしてそんなにご趣味が良いんですか?」っと褒めまくる。

お客様を嬉がらせれば、お客様と販売員の距離はぐっと近付く
「そうそう!そのバックとお似合いのMANAのブーティ、ちょっとお履きになって見ません?」
「お求めいただけなくても、お履きになられるだけでも、ブーティはおお喜びですよ」
鏡の前にお連れして「すご〜い!モデルさんみたい!!」
大体、試し履きをしていただければ、6割は買っていただけるものなのね

販売員がダメなのは褒めることをしない。売ろうとするからお客様は腰が引ける
褒めまくるには、日ごろからファッションセンスを磨くしかない。
いま話題のトレンドと、旬のブランドの服とバッグの知識を積んでおく
78歳の後期高齢者の私ですら、一目で服とバッグのブランドは見抜きますよ。

shoebag_mizukai at 10:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年10月15日

消費増税期に売上を伸ばすのが繁盛店

いま靴業界にとって最大の関心事は、「消費増税対策」そこで今回は
前回97年度、前々回の89年度に何が起きたかを基に、対策を考えて見ましょう。

消費増税前に駆け込み需要でガッポリ稼ぎ
増税後に安定的に売上を守る。都合の良いお話です。
MD展開スケジュールは、高額定番紳士靴→定番アメカジブーツ→定番ビジネス靴から
ミセス革靴→必需運動靴へシフトさせるのが前回の教訓

具体的には11月下旬から超有名インポートブランド靴からスタート
コールハーンもグレンソン、オールデンなどのトラッド靴から売れ始め
フェラガモ、バリー、グッチなどインポートのモードへ移行する。
12月末にはレッドウイングやウリヴァリンなど、ド定番アメカジブーツを売り込むのがお約束事

初売りはコンサバ系ビジネスの、リーガルやキャサリンハムネット、キクチタケオがお勧め
1月中旬にはミセス・シルバー向けに防寒革ブーツを売り、その後はマドラスやシティゴルフじゃな。
2月はミセス・シルバー対象に革コンフォートの、トップドライ、アキレスソルボ、ヨネックスをどっさり売り。
3月から低額コンフォートと、ド定番スニースーが来る。
3月末には子ども用通学靴の瞬足、レモンパイ、スーパースターの量販を狙う。
これで11月〜3月の4ヶ月で昨年対比20%が目標値

4月増税後はガラリとMDの方向性を変える。必需靴からファッショントレンド靴へ
子ども運動靴は、アシックスのスクスクやナイキのダイナモフリーへ
大人スニーカーは、スピングルムーブやドラゴンベアードのトレンドスニーカーと
パトリック、モーブス、Zehaなどモード系へシフトしたい。

レディス靴は、MANA、SAYA、cava cava、セブントゥェルブサーティのサンダルが大ヒット
メンズ靴は、モードトレンドのフープディドゥ、ARGIS、RAUDIへと変える。
つまり必需靴からファッショントレンド靴へ移行することね。これで4月以降の伸び率5%増は確実
これから判断するとチヨダさんは3%ダウン、ABCマートさんは7%増しよう。

基本的には高級革靴とトレンド靴を扱う店ほど有利、低額合皮靴と低額運動靴店が不利
消費増税時に、改めて繁盛店のあり方を見直したいものですね。



shoebag_mizukai at 12:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年10月07日

ギャル化をしなけりゃ繁盛店になれない

今時代のトレンドを牽引しているのは若者、若者の風俗が洗練されてアダルト・シニアへ拡がる
若者の内では仕事に就いていない、ギャル世代がトレンドセッター
何故って?、仕事に就いていたら面白い靴を履けないから
ギャルの好みがOLやミセスへ、ギャル男からちょいワル親父、レオン親父へ拡大して
10年後にはライフスタイルとして広く社会に定着

この流れは年々速まり、最近はタイムラグ(時間差)は2・3年に縮まる傾向にある。
ギャルのファッションが、翌年にはジュニアやキッズへ、アダルトからシニアへに伝播
ギヤルに好かれたオリエンタルランドやABCマートの業績は上昇
ギャルがあまり興味を示さないパナソニックやソニーは業績不振に見舞われている。

靴専門店も同じ、ウチはコンフォートだから、ギャルとは無関係とは言ってはいられない。
アダルトの紳士靴を扱っているから、ギャル男とは無縁と言っていたら業績不振に見舞われる。
シルバーだってギャルと同じアイテム、色・素材を使用した若々しい靴を履きたい。
シルバーとギヤルの違いは、ソールの衝撃吸収性とヒールの高さとくらいなもの

私の所に教えを請いにきたあるメーカーさんの実話。
コンフォート靴を作っている、有力メーカーの企画を担当している若い女性から
Q「ウチの靴、機能性は抜群なのにどうして売れないのかしら?」
私「あなたは自分の企画したコンフォート靴を、自分の祖母に買って上げますか?」
Q「年寄りじみているからプレゼントしない」
私「じゃあ売れっこないですよ。ギャル仕様にしなけりゃあ」

ある紳士靴大手メーカーさんの常務さんが尋ねて来られて
Q「どうも売れ行きがイマイチなんですけど、どうしてでしょう?」と聞かれて
私「あなたのご子息が、あなたのメーカー品を買いますか?」
Q「それが他のメーカー品を買うのです」
私「トレンドがトラッドからモードに変わったから、モードに変えなけりゃあ売れませんよ」

レディスのファッショントレンドはギャルから
メンズのファッショントレンドもギャル男から発信
メンズの木型はラウンドから細身のスクエアへ、スリップオンからレースアップへ
十何億、何百億売ってるメーカーさんでさえもこの有様。一般的には想像を超えるギャル音痴
しっかり勉強してくださいな。



shoebag_mizukai at 16:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)