ファッションは人と企業を元気にする靴小売店は20年後消滅

2018年09月09日

靴だけが成長産業

これから生き残れるのは靴業界だけ。生存どころか成長さえ見込める。
重厚強大な車産業や住宅産業だって存続不可能、なぜ?つて
価格破壊が進んだ結果、今の若者は車や家に興味がないでしょ、しかもこれから
三次元測定器とロボットを使って、何でも自分がタダ同然でモノが作れてしまう。

でも靴は違う、原料の革は大量生産は困難だし、売る手間も大変
しかも生産工程が複雑、革の伸びは一定ではないので手作業部分が残る
売るのも難しい、お客様の足は千差万別、しまる足もあれば、骨っぽい足もある。
足に靴を合わせるフィッティング、靴を足に合わせるアジャストメントワークは必須
靴販売員は阿呆では務まらない。バカでも売れるアパレル販売員とはまるで違う。

しかもアパレルの布は大量生産によって、価格破壊を進め家庭内ストックも増える一方
その結果アパレル市場はこの20年間で半減、中でもレディス市場は4分の1へ
アパレル市場壊滅によって、アパレル店は大量死、あおりを食って百貨店の閉鎖も相次ぐ
ITが価格破壊、AIが産業破壊を進め、破壊によって労働破壊と所得破壊を起こします。
靴業界人以外は、皆ビンボーになる分けですよ。

靴の家庭内ストックは増えるほど、お客様の靴に対する上級指向は際限なく進める。
合皮から革ヘ、ステアからカーフヘ、クロームなめしからソフトなタンニンなめしへ
合皮靴から革靴へ、セメント靴からグッドイヤー靴へ、さらに手製靴へ移行する。
商品単価は軽く5万円、10万円超だって夢ではありません。
他の業界が凄まじい価格破壊と、産業破壊を進めるのを尻目に、靴業界だけ成長を続ける。

ITとAI革命は格差社会を進めて、少数の金持ちと多数のビンボー人を増やす。
靴を買えるお客様はエリート、売る靴業界人もエリート。
私は靴屋の息子だったからよく覚えています。昔靴は誰でも買える物ではありませんでした。
店のお客様は、人力車か運転手付きの自家用車で来られるセレブばかり
これからそうゆう時代が間違いなく来ます。
靴業界って凄い業界になりますよ。私はいつもわくわく・ドキドキしています。





shoebag_mizukai at 17:10│Comments(0)

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