Linux Mint 20.x にWindowsからリモートデスクトップするためにxrdpを設定してみた

テキサスやカリフォルニア、フロリダでのcovid-19の感染者数の増大を受け、なかなかホッケーリンクがオープンにならない。。。

今日は、Hyper-vでLinux Mint 20.xの環境をいくつか試してみたいと思った際、VNCではなくてリモートデスクトップでGUIを操作したいということに。

そこで、Linux Mint 20.xにxrdpをインストールして設定したのだけれど、ちょっとはまったポイントがあったのでメモ。

インストールは「xrdp」だけでなく、「xorgxrdp」も必要であること

これ、Synapticパッケージマネージャーを使ってれば自動でインストールしてくれるのだけれど、CUIでaptでインストールしていたりするとはまります。

/etc/xrdp/xrdp.ini を修正

new_cursors=true となっている個所を「false」に

ウィンドウマネージャーの起動スクリプトを修正

/etc/xrdp/startwm.sh に追記

※場所は

　test -x /etc/X11/Xsession && exec /etc/X11/Xsession
　exec /bin/sh /etc/X11/Xsession
　の上に

unset DBUS_SESSION_BUS_ADDRESS
exec cinnamon-session

MATEを使っている場合はmate-session、xfceを使っている場合はxfce4-sessionと書き換えればOKだと思う。。。

後はxrdpを再起動すれば、Windowsからのリモートデスクトップ接続ができるようになっているはず。

ちょっと苦労してリモートデスクトップ接続ができるようにしたのだけれど、その目的だったメディアの再生では、サウンドのリダイレクションの構築が面倒くさくなって断念した。。。ということは忘れよう。。。