将棋の戦法にどんなメリットがあるか
今回は上達編です。

実戦を積み重ねることで将棋は上達していきます

①ノーマル振り飛車 有段~13級向き

攻めE、受けA、終盤B、大局観D、力戦度B
角道を止めるタイプの四間飛車、三間飛車、向かい飛車、中飛車です。
美濃囲いにしてゆっくりした戦いになりやすいので、少し慣れてきたくらいの時期には非常にお勧めの戦法です。
受ける力を身につけることができるため、将棋に慣れてきたら、試しに使ってみましょう。

②矢倉 有段~初心向き
攻めC、受けC、終盤B、大局観B、力戦度C
攻守のバランスが良く、どのような戦いになってもお勧めできます。
駒がぶつかり合う将棋なので盤面全体を見渡す必要があり、大局観が養われます。

③横歩取り持久戦 有段~6級向き
攻めB、受けB、終盤B、大局観B、力将棋C
中級者が更なる実力向上を求める場合、有効な戦法です。
一手一手の重みが振り飛車より大きいため、勝つためには総合力が必要となります。そのため初心者にはお勧めできません。

④横歩取り急戦 初段~10級向き
攻めB、受けD、 終盤D、大局観D、力戦度D
激しい変化になりやすく、定跡を知っているかいないかで大差があります。
上達にはお勧めできません。しかし、定跡をただ丸暗記せず、なぜそういう定跡ができたのかを自分で考え理解することで上達は可能です。

⑤矢倉原始棒銀、右四間 6級~初心向き
攻めC、守りE、終盤D、大局観E、力戦度C
攻め筋を覚えることができ、初心者にお勧めです。
中級者でも、より本格的な棒銀や右四間を覚えることで実力の向上は見込めます。

⑥角換わり急戦 初段~13級向き
攻めC、受けD、終盤C、大局観C、力戦度C
バランスが良い戦法で、幅広く上達に役立ちます。

⑦角換わり腰掛け銀 有段~6級向き

攻めA、受けB、終盤C、大局観A、力戦度D
やや上級者向きの戦法で定跡が整備されている。定跡を外れてからどう戦うか、総合的な強さと大局観が無いと指しづらい戦法。
居飛車党で有段を目指すなら少なくとも木村定跡は覚えるべきと思われる。

⑧ゴキゲン中飛車 有段~13級向き

攻めC、受けB、終盤B、大局観C、力戦度C
振り飛車党の救世主的な戦法。
幅広く上達にお勧めできる戦法である。

⑨相掛かり 有段~初心向き

攻めD、守りC、終盤C 大局観B、力戦度A
初心者の頃からお勧めできる。なおかつ上級者でも上達に役立つ戦法。
特に、力将棋で強くなりたい人は指すことをお勧めする。
人それぞれの個性・棋風が現れやすく、自分もそこそこ好きな戦法だ。