振り飛車全体に言えるメリットとしては、
・初心者から有段者まで、幅広く上達に向いている。
・美濃囲いに組む手順が覚えやすく、序盤が楽。駒の動かし方を覚えてから、すぐに使える。
・「居飛車穴熊」と真っ向から戦うことで終盤力が鍛えられる。


デメリットとしては、
・単調。同じ指し方ばかりしていると上達がストップする恐れがある。
・局面が落ち着いているので、乱戦の経験を積みにくい
・局所的な戦いになりやすく、大局観を磨きにくい。


有段~8級向き
ダイレクト向かい飛車…6五角打の変化が乱戦志向なので、中級者以上向き。
2手目3二飛戦法…石田流の後手バージョン。僕は無知なので詳しくは分からないが、斬新な戦法だと思う。

有段~13級向き
ゴキゲン中飛車…後手で角道を開ける中飛車。後手番の主流戦法であり、振り飛車党を目指すなら遅かれ早かれ覚える必要がある。
先手中飛車…先手で角道を開ける中飛車。相振りへの「中飛車左穴熊」、居飛車穴熊への「袖飛車」など、方針が分かりやすい。
石田流…先手専用の戦法。駒組みが単純明快、攻め方も簡単、王様も安全という中級振り飛車党御用達の戦法である。中級者以上向けだが、初心者が使うなら「早石田」から覚えるのが良い。
角交換四間飛車…振り飛車側から積極的に動いていく今流行りの戦法。角の打ち込みに警戒しないといけず、初心者には少し指しづらい。居飛カスの芝刈りだが、これはたまに指すことがある。

有段~初心向き
四間飛車…駒の動かし方を覚え、棒銀で攻めのコツを掴んだ頃からお勧めの戦法。受けとカウンター攻撃を覚えるのに向いている。
中飛車・向かい飛車・三間…コンセプトは四間と似ているが、より受け重視である。