カタツムリ囲い

皆さんは、カタツムリ囲いという将棋の囲いをご存知でしょうか。

マイナーですので、知っている人も僅かだと思います。
数少ない知っている人も、意識して指したことや、相手をしたことがある人は更に少ないのではないでしょうか。

2021-07-25 (2)

カタツムリ囲いはこのような囲いで、振り飛車に対して指されます。
見ての通り、金銀四枚の防御力で玉の周りと中央を守り、通常の囲いよりも駒の数が一枚多い分鉄壁と言えます。

何局か指してみましたが、私が研究したいと思っている”しょうもない”戦法と比べると、名前のついている分強いです。



指していく中で気が付いた強い要素を挙げていくと、

・シンプルに玉が固い
・相手から陣形を突破されにくい
・序盤の方針が立てやすい
・左側からの攻めが怖くない(玉頭は除く)
・囲いを崩すことを厭わなければ攻め手に困らない



という感じでした。
正直、可能性はめちゃんこ感じてます。

それと、カタツムリ囲いを研究している人が見た感じ居なかったので、手当たり次第に研究課題を増やしている現在としては、研究しない手はない、という訳ですね。
定期的に指して、将棋AIでも解析して研究していこうと思います。



次回は、カタツムリ囲いと二つの攻め筋のテーマでやっていきまーす。
(変更になる可能性大いにあり)
(他の浮き飛車穴熊とか嬉野流四間飛車と比べるとめちゃくちゃ有力でワクワクしてます)



次回↓
鉄壁から繰り出される二つの攻め筋【カタツムリ囲い研究part2】

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