ちょっとバタバタして最近将棋をゆっくり見られず、ブログもますますもってさぼってしまっていました。
その間に、わたしの羽生様(気持ち悪いですね)には、まぁいい事もあり悪いこともあったわけです。

泣きたいです…..
ヒロシです…..

というわけで、相変わらずのわたくしですが今日は王座戦第一局のニコ生をタイムシフトにて温泉気分でゆったりとながめているのですが、せんちゃん、こと先崎学先生と本田小百合さんの掛け合いがなかなか楽しい。

昔の話で、先崎さんがお世話になっている先輩棋士と対局した際の話。
とても面白い先輩だそうで、駒を並べる際に、

「センザキクン、飛車と角はどっちをどっちにおくんだっけ?」

これには先崎先生苦笑して、

「先生、お好きな方でどうぞ。」
「あっ、思い出した、飛車はこっちだったね。」

古き良き、ゆるい時代の話ではある。
さらに、ある時その先輩棋士が初手にビシッと▲7五歩。▲7六歩の間違いではないのである。
勿論反則で、本田さんが、

「でも駒から手を離したわけじゃないですよね。それなら一応反則ではないかもしれませんし。」
「いや、それが堂々と手を離しちゃったんだよ。」

先崎が絶句して反応に困っていると、その先輩、

「あっ、これボク反則負けだね。もう帰ってもいいかな。」

確信犯なのである。これには先崎も困って、

「先生カンベンしてください。お願いだから歩を7六に戻してください。」

と頭をさげて頼んだそうである。なんでこんなことをされて謝らなければならないのかと。
そして、ただの「冗談」という事で無事対局は始まったとのこと。
昔はそういう感じでゆるい楽しい時代だったという話である。
それが、今では全てがきっちりして、10時の対局開始の際に、記録係が皆電波時計か何かで秒まで揃っていて一斉に、

「それでは、対局を開始します。何々先生の先手でお願いいたします。」

と言うものだから、うるさくて仕方ないし聞きとりにくくて困ると。
先崎さんは昔が懐かしそうだったが、私もその感覚は何となく分かる。真面目なところは真面目にやるべきだけれども、テキトーなところはテキトーでも別にいいと思うし。
ちなみに、先崎はその先輩棋士の名前を言わなかったが、私の頭の中には九州出身のデップリとした(なんて言ったら怒られる)某先生のお顔が浮かんだのだけれども違うかな?

そもそも駒を並べる話のキッカケになったのは、これは最近の話で先崎が仲間と研究会を行った際の話。
駒を並べる際に、先崎は玉を置き金を置いたまではよかったが、次に金の横にまた金を並べてしまったそうである。当然逆に置く金が足りなくなる。

「あれっ、金がないんだけど。」
「先生、そこに金が二枚並んでいます。」

これには先崎も自分自身でまいったそうである。

「別にそんなに疲れていたわけでもないのに、これってどうだろう。どう思います?本田さん。」
「いや、それは私の口からはちょっと….」

これには爆笑してしまった。先崎も笑ってしまっていたけれど。本田さんもなかなか面白い人である。

そりゃそうですよね。
天下のせんちゃんに向かって、

「先崎先生、それって明らかに老化現象の始まりですよ。」

とは、絶対言えないよねぇ、ねぇ本田さん