恒例の「朗読の会」での新年会。我がグループからは「竹取物語」を出した。
本文を省略できるだけ省略しての文語体。わかりそうにない言葉があるところは現代語、というよりでたらめ語で囃すように声を入れる。
その日の朝、本からプリントした絵を絵巻物風に紙に貼りつけてバックを屏風風にした。
台本の表紙も一人が用意していた薄い黄色がいかにもさびしいので、残った絵の一枚を八つに切って一人づつ貼ることにした。それがこれ。


台本の中味。私はナレーター兼、かぐや姫が求婚する色男達を制するごとにレッドカード(団扇に?を付けたもの)を掲げる役。




五人の男と御門を退けた後は団扇の?を付けた裏に「全滅」という文字を貼り付けたものを揚げ、みんなで「ぜーん・めつ!」と言う。


かぐや姫に燕の子安貝をとってくるようにとの題を出された中納言の件に「燕(つばくらめ)のまりおける糞(くそ)を握り給へるなりけり」という文がある。
以前読んだ芥川龍之介の「好色」のなかに、「まり」というものが出てきたのを思い出した。この時はまさにそのものの意味で書かれていたが、ここでは「まりおける」は「糞をばらまいている」、という意味になる。
で、劇中では、その時は、「ばっちい!」とか「うんが悪いね」などと囃子を入れる。


最後には台本の表紙にポケットを作って隠していた、折り紙の「口」の口パク(あ、写真を後で入れよう)で
「その山をふじの山とは名づけける。その煙、いまだ雲のなかへたち上るとぞ言ひ伝へたる。」、と宇宙語で斉唱し、終わりに「私達天女、本年もどうぞよろしく・・・お粗末~・・・」とみんなで礼をした後、末松と言う人が「わたし末松」次いでその傍にいる、ちょっとちょろちょろした人が「わたしチョロ松」、と言ってもう一つ笑いをとろうとしたが、「お粗末~」でみなさん、がさがさしたのでそれは残念ながらよく聞こえなかった。






あの「成人の日」の大雪、北国の方から言わせると「てごろな雪」の写真も撮ってはいた。