Shography's blog

何でもいいの

2017年06月

上を向いて歩いた。

出先の玄関から出て舗道を歩き出すと、一枚の葉が目を引く。思わず手に取ってみたが、帰るまでには枯れてしまうと思いケ-タイ(じゃないのよ、この頃は私だってスマホ。ホホホ)のカメラに収めた。歩き出すとそんな葉が次から次に現れて、立ち止まっては拾いたくなる。こりゃ、きりがないやと、これから先は上を向いて歩いた。で、持っていたクリヤーファイルに何枚か挟んで家へ。↓これはスマホのカメラで撮ったものではない。

IMG_0679_1

IMG_0675_1

IMG_0673_1


Please Call Me by My True Names.ティク・ナット・ハン③

ベトナム戦争のあと、多くの人から手紙が来ました。シンガポ-ル、マレ-シア、インドネシア、タイ、フィリピンの難民収容所から、週に何百通という手紙が来ました。人々の難儀、苦悩は計り知れないものがあり、私たちはできるだけのことをしようとしましたが時として挫けてしまいそうになることもありました。
ベトナムから逃れるボートピープルの半分は海に死に、半分の人が東南アジアの海岸にたどり着いただけでした。

 多くのボ-トピ-プルの女の子たちが海賊にレイプされました。ある日、私たちは小さな船の中で女の子が、タイの海賊にレイプされたという手紙をうけとりました。彼女はたったの12歳でした。彼女は海に身を投げて死にました
私は深い瞑想のあとこの詩を作りました。

この詩を理解するにはハン氏の考え方を知らないと少し難しいものがあります。ここにそのことが述べてありますが、(ハンの中に一貫して流れる、「インタ-ビ-イング」と言っていいだろうか)またの機会にということで。今は詩の深い美しさを味わいたいと思います。花てぼ

IMG_0698_1

         「私を本当の名前で呼んでください」

                  詩・ティク・ナット・ハン
 
    明日、彼はもう旅発ったなんて言わないで
      今日、私はたどり着こうとしているのだから

      深く見つめて
   私は刻一刻とたどりついています
   春の小枝の芽になって
   新たな巣で鳴き始めたまだかよわき羽の小鳥となって
   花心に集まる青虫となって
   石に隠れた宝石となって

   笑ったり 泣いたり 恐れたり 望んだりするために
   私は今もたどり着きつつある
   私の心臓の鼓動は
   生きとし生けるもののすべての生と死 そのもの

   私は川面で変身する蜻蛉
   そして 私は小鳥
   春が来るとかげろうを食べにくる

   私は澄んだ池で幸せそうに泳ぐ蛙
   そして 私は蛇
   静かに近づき蛙を飲み込む
             
   私はウガンダの子ども
   骨と皮だけになって両脚は細い竹のよう
   そして 私は武器商人
   ウガンダに死の武器を売りに行く

   私は12歳の少女
   小さな舟の難民
   海賊に襲われ海に身を投げた
   そして 私は海賊
   私の心は見ることも愛することもできません

   私は共産主義の政治家で、腕には巨大な権力を持つ
   そして 私は一人の男
   彼の血の負債を払わされ
   強制収容所でひっそり死んでいく

   私の喜びは、春のように暖かく、すべての花を開かせる  
   私の痛みは、涙の川のよう
   四つの海を満たしている

   私を本当の名前で呼んでください
   全ての叫びとすべての笑い声が同時に聞こえてくるように
   喜びも痛みも一つになって見えるように

   私を本当の名前で呼んでください
   私が目覚め
   そして 心の扉が開かれて慈悲の扉が開かれるように


         
放送の朗読を聞きとり、原文と照らし合わせて文字にしました。(7/2 更新)
         最初の2行の原文はこうです。
                Do not say that I'll depart tomorrow-
                even  today I am still arriving.


              

禅僧 ティク・ナット・ハンの法話②

2011年8月
(アメリカ コロラド州での法話)

あるベトナム戦争帰還兵がリトリ-トに参加して来ました。あれは北カリフォルニアでした。彼は自分自身を受容できませんでした。ベトナム戦争でひどいことをした経験があり、5人の子どもを殺しました。

その日、彼の仲間が待ち伏せ攻撃で殺され、彼は大きな怒りを抱え戻ってきました。次の日、彼はサンドイッチに薬を挟み袋に入れて仲間が殺された村に置きました。復讐したかったのです。
身を隠して見ていると、5人の子どもが現れ袋を見つけました。おいしそうなサンドイッチを食べ、食べた後子供たちは反応を起こし泣き、苦しみ始めました。

彼は戦争を生き延び、アメリカへ帰りました。それから彼は眠れなくなりました。寝ても覚めてもあの子たちが出てきます。部屋に子供たちが現れ、耐えられず部屋を飛び出すしかありませんでした。
ある日、「帰還兵たちのためのリトリ-ト」があり、それを知った彼は参加し、実践をしました。
リトリ-トの中で或る時、自分の苦しみについて話す機会がありました。それまで彼が苦悩を話せたのは母親だけでした。「戦場ではそういうことが起きてもしかたがないのよ」と母親が助けようとしても彼の心は楽になりません。
リトリ-トの中、彼のために静けさと慈悲に満ちた「深く聞く」時間を設けました。そこにいた多くはベトナム人でした。戦争の直接の犠牲者です。最初口をきけなかった彼が、ある日、みんなに真実を話してくれました。

デイビッド、あなたは5人の子どもを殺した。でもあなたはまだ若い。自分の人生、5人の子どもを救うことに使えるはずです。過去、子どもを5人殺めたなら、今日、明日、明後日、5人、10人、15人の子どもを救えばいい。
世界中で毎日、子どもたちは亡くなり、一錠の薬がないだけで死ぬ子もいる。一日10人の子どもを救ういろんな道があるのに、なぜそこでただ嘆き自分を嫌悪しているのですか。何か始めなさい。
そこで彼に意志と望みを投げかけ、この先の意欲や憐みの行動に繋がる糧となりました。会話の後彼は楽になり、私の提案を実行し始めました。洞察が大事なのです。
自分自身を受容できない時は深く内観し、過去から未来を無私の視点から眺めたら自分への道が姿を現し、想像より遥かに早く変容は起こるでしょう。
                            
(テレビ画面から書き写す)

ティク・ナット・ハン テレビ情報 NHK「こころの時代」
7/1(土)13:00〜14:00 第1回「怒りの炎を抱きしめる」
                       (6/25の再放送)Eテレ
7/2(日) 5:00〜6:00  第2回 Eテレ

IMG_0672_1


禅僧ティク・ナット・ハンの法話①

NHK番組「こころの時代」で、繰り返し放送されているようだが、私は2015年の放送を見て、その一部を以前、ブログに記している。禅僧ティク・ナット・ハン今回はその時掲載した前の部分を載せてみよう。(2017年6月25日の放送より)


2003年10月 イスラエル・パレスチナ リトリ-ト
 (中東和平案のロ-ドマップがアメリカ、EU、ロシア、国連により提示された半年後のこと)

本当の平和へのプロセスはワシントンからは届きません。ロ-ドマップもあなたの心から生まれるのです。政府にやってもらうのではありません。政府は努力してきたと思いますが成功していない、本当の和平への行程を知らないからです。平和を政治的に語っているだけで「人間らしい平和とは何か」という観点ではないからです。
 お互いを理解した上での合意であれば平和への解決策となります。しかし合意書に署名しても両者の内面に恐れ、怒り、疑いが残っていれば、それは一片の紙に過ぎず"本当の平和"ではありません。
 しかし、慈しみと相互理解があれば紙に署名する必要もありません。
世界中の人々が世界のためになる人間らしい平和会議をサポ-トしに来るでしょう。そうすればみなさんは政府を助けることができるのです。政府もあなたたちという「平和の存在」を認め、あなたたちの言葉に耳を貸してくれるでしょう。


※「リトリ-ト」の意味:日常のストレのない環境でゆっくりと過ごし、リラックスした時間と空間で体や心の動きのバランスを調整、自然との調和の中で心身ともにリフレッシュすること。ここでは「瞑想合宿」となっている。
 
IMG_0671_1


色づいていた!

IMG_0654


久々のピンボケと思いきや、風のせいなんだ!

  ここに朝顔を載せていたが削除した。ネットの危険をテレビで見ていたが、場所がはっきりわかるので怖くなった。って、既にもうバレバレだが。こんなのってどうしたものなんだろう?

人気ブログランキング
人気ブログランキング
ギャラリー
  • 梶の葉
  • うちは今、花が何もないもんだから・・・
  • うちは今、花が何もないもんだから・・・
  • 第46回入間書人展(7/12~7/15)
  • 第46回入間書人展(7/12~7/15)
  • 第46回入間書人展(7/12~7/15)
  • 第46回入間書人展(7/12~7/15)
  • 第46回入間書人展(7/12~7/15)
  • 第46回入間書人展(7/12~7/15)
記事検索
プロフィール

花てぼ



絵は誕生日(2月14日)の花。遊工房さんよりいただきました。

「花てぼ」とは、九州で昔、子供が野に出て遊ぶ時提げてまわった素朴な 「かご」のことです。よく、れんげや、つくしなどを摘んで遊んだものでした。

「Shography」とは私の造語で、書道のShoと、「書道」の英語、calligraphyから捩ったものです。

埼玉県在住
朗読することが好きですが、故郷・長崎のことばで語るのも楽しいです。
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

アーカイブ
最新コメント
  • ライブドアブログ