Shography's blog

何でもいいの

2018年09月

ちょっと言ってみるね。

拙者親方と申すは、御立ち合いの内にご存知のおかたもござりましょうが、お江戸を発って二十里上方、相州小田原一色町をお過ぎなされて、青物町を登りへお出でなさるれば、欄干橋虎屋藤衛門、ただ今は剃髪致して円斎と名乗りまする。元朝より大晦日までお手に入れまするこの薬は、昔、陳の国の唐人、外郎と言う人わが朝へ来たり、帝へ参内の折から、この薬を深く籠めおき、用ゆる時は一粒づつ冠の隙間より取りいだす。よってその名を帝より「とうちんこう」と賜る。すなわち、文字には「頂き、透く、香い」と書いて透頂香と申す。ただ今はこの薬、殊のほか世上に広まり、方々に偽看板をいだし、いや小田原の灰俵のさん俵の炭俵のといろいろに申せども、ひらがなを持って「ういろう」と記せしは親方、円斎ばかり。もしやお立会いの内に熱海か塔の沢へ湯治にお出でなさるるか又は伊勢御参宮の折からは必ずお門違いなさりまするな。お登りならば右の方、お下りなれば左側、八方が八つ棟表が三棟玉堂造り、破風には菊に桐のとうの御紋をご赦免あって系図正しき薬でござる。いや、最前より家名の自慢ばかり申してもご存じない方には正身の胡椒の丸のみ、白川夜船。さらば一粒食べかけてその気見合いをお目にかけましょう。先ず、この薬をかように一粒舌の上に乗せまして、腹内へ納めますると、いや、どうも言えぬわ。胃、心、肺、肝が健やかになりて、薫風のんどより来たり、口中微涼を生ずるが如し。魚鳥、茸、麺類の食い合わせ、その他万病即効あること神の如し。さて、この薬、第一の奇妙には舌のまわることが銭ゴマが裸足で逃げる。ひょっと舌が回り出すと矢も楯もたまらぬじゃ。そりゃ、そりゃ、そらそりゃ、まわって来たわ。まわって来るは。アワヤ喉、さたらな舌にカ牙サ歯音、はまの二つは唇の軽重。開合さわやかに、あかさたなはまやらは、おこそとのほもよろを。一つへぎ、へぎにへぎ干しはじかみ、盆豆、盆米、盆ごぼう。摘み蓼、摘み豆、つみ山椒。書写山の社僧正。小米の生噛み、小米の生噛み、こん小米の粉生噛み繻子ひじゅす繻子しゅちん。親も嘉兵衛、子も嘉兵衛、親嘉兵衛、子嘉兵衛、子嘉兵衛、親嘉兵衛。古栗の木の古切り口。雨合羽か番がっぱかきさまの脚絆も皮脚絆、われらが脚絆も皮脚絆。しっかわ袴のしっ綻びを三針針長にちょと縫うて縫うてちょとぶんだせ。河原撫子野石竹。のら如来のら如来、三のら如来に六のら如来。ちょと先のお小仏におけつまづきゃるな。細溝にどじょにょろり。京の生鱈、奈良生まな鰹。ちょと四五貫目。お茶立ちょ茶たちょ、ちゃっと立ちょ茶たちょ。青竹茶筅でお茶ちゃとたちゃ。くるわくるわ何が来る。高野の山のおこけら小僧。狸百匹、箸百膳、天目百杯、棒八百本。武具馬具武具馬具三武具馬具、合わせて武具馬具六武具馬具。菊くり菊栗みきくくり、併せてきくくりむきくくり。むぎごみみむぎごみ、三むぎごみあわせてむぎごみ六むぎごみ。あの長押の長長刀は誰が長刀ぞ。向こうのごまがらは荏のごまがらか、真まがらか。あれこそほんのまごまがら。がらぴい、がらぴい風車。おきゃがれこぼし、おきゃがれ小法師、ゆんべもこぼしてまたこぼした。たあぷぽぽ、たあぷぽぽ、ちりからちりからつったっぽ。たっぽたっぽ干だこ。落ちたら煮て食お。煮ても焼いても食われぬものは、五徳、鉄きゅう、かなくまどうじに虎くま、虎きす、中にも東寺の羅生門には茨木童子がうでぐり五合つかんでおむしゃる、かの頼光の膝元去らず。鮒、金柑、しいたけ、さだめて後段な、そば切り、そうめん、うどんか愚鈍な小新発ち。こ棚のこ下のこ桶にこ味噌がこあるぞ、小杓子こもって、こすくってこよこせ、おっと合点だ心得たんぼの川崎、神奈川、保土ヶ谷、戸塚は走って行けば灸を擦りむく、三里ばかりか。藤沢、平塚、大磯がしや。小磯の宿を七つ起きして早天そうそう相州小田原透頂香。かくれござらぬ貴賤君衆の花のお江戸の花ういろう。あれ、あの花を見てお心をおやわらぎゃあと言う。産ぶ子這う子に至るまで、この外郎のご評判、ご存知ないとは申されまいまいつぶり。角出せ棒出せ、ぼうぼう眉に臼、杵、すりばち、ばちばちぐゎらぐゎらぐゎらと、羽目を外して今日お出でのいずれもさまに、上げねばならぬ売らねばならぬと、息せいひっぱり、東方世界の薬の元締め、薬師如来も照覧あれと、ほほう、敬って、ういろうはいらっしゃりませぬか。

ちゃんと言えるはずなのに、いざ書いたりするとどうも・・・もう寝よう。

【付記】 
赤字で少し書き入れましたがまだ違います。
・・・じゃ、本物をチラと覗きます。
・・・・書き直したりしているうちに入力ミスなどが出て来るのでもうこれはこれでおしまい。これをコピ-しないでください。

【付記】2
殆ど正確に書いていると思います。


以前書きましたが、10月13日、或る場所で「滑舌練習講座・外郎売の科白を楽しむ」という題で講座を担当するので、内容を細かく調べました。今までスラスラと読めさえすればいいと思っていてそのようにやってきていたものが、驚くべき内容で目から鱗でした。しかしながら、その講座は初心の方にあくまでも「科白を楽しんでいただく」という講座ですからその詳しい言葉の意味までは時間の関係でお伝えすることはできません。
でも、「外郎」とは何か、その歴史、薬とお菓子との関係。歌舞伎の二代目市川団十郎のこと、(この科白を作ったのは、二代目自身だった!これは本当に知りませんでした。)などをかいつまんで話します。







Mamma Mia! Here we go again

カズさん情報により見たいな思っていて、近くの映画館をチェックしたら、昨日から始まっている。見てきました!
内容はともあれ、ABBAの音楽最高、視覚的にも楽しい最高の娯楽映画。
https://www.mammamiamovie.jp/

「うたごえ」にも寄って来た。ここでは昔の(若かりし頃見た)映画の話にも花が咲いた。ちょっと遊び過ぎ。
明日の書道教室の手本書きはこれから
明日はもうひとつ、「ふくろう」の例会、このための何かも準備しなければ

つぶやき

ああ、これでほっとした。
わくわくするような、寂しいような。
人生いろいろあらあな。

つぶやき アクティブシニア「講演会」

鳥越さんも結構なアクセントだな。
病気の話だけじゃなく、も少しご専門の話もききたかったな。
癌を4回手術したって? (直腸がん、肺がん左右、肝臓がん)
「刈り干し切り唄」は上手かったけど普段はもっとうまいのだろうな。お声はいい。


知らない間にこんなものが出来たので
続きは読まなくていい。


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今朝の顔

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やはり、いもむしちゃんはいない方がいいかしら?
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花てぼ



絵は誕生日(2月14日)の花。遊工房さんよりいただきました。

「花てぼ」とは、九州で昔、子供が野に出て遊ぶ時提げてまわった素朴な 「かご」のことです。よく、れんげや、つくしなどを摘んで遊んだものでした。

「Shography」とは私の造語で、書道のShoと、「書道」の英語、calligraphyから捩ったものです。

埼玉県在住
朗読することが好きですが、故郷・長崎のことばで語るのも楽しいです。
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