いつもの帰り道。
そしていつものように途中のセブンイレブンに立ち寄った。すると店内の様子に僕は唖然とした。
商品棚がほとんど空の状態なのである。雑誌に至っては一冊も並んでいない。それはまるでオープン前のコンビニの姿のようでもある。
あぁ改装でもするのかなとその時は何となく思った。
何歩か店内に歩みを進めたところで壁の上部に広々と横断幕のように貼られた文字が目に入った。
「40年間ご愛顧いただき誠にありがとうございました。」
僕はハッとした。そして急に巨大な切なさが襲ってきた。
良く立ち寄るセブンだった。ホントに良く立ち寄るセブンだった。
帰り道のちょうど中間地点にあり何の用も無くても必ず入店する。
どこか頼りなく天パで頬が桃色で小柄な店長がいつもレジに立っている。
ぎこちない口調で「ありいがとおございましたあ。」と言う。
ちゃきちゃきした妹さんがいて彼女もたまにレジに立つ。
パートのおばちゃん達からからかわれたりしている。
40年間のご愛顧。ずいぶん長い年月だ。僕が産まれる前からだ。もしかしたら店長のお父さんは元々なにかの小売店でもやっていて息子に店を引き継ぐ時に一大決心をしてセブンに切り替えた、そんな背景が想像される。
突然の閉店じゃないか。これから帰り道にどこへ立ち寄ればいいというのか。
缶コーヒーを持って僕はレジに立った。もちろん目の前には店長。会計を済ませお釣りを受けとったその瞬間僕は当然の事を尋ねた。
「閉店するんですか?」
店長は少し困ったような顔で答えた。
「そうなんです」
それ以上何も聞かず店を出ようとしたとき店長はいつもの感謝の言葉ではなく僕にこう言った。
「すいません・・・」
店を出て僕はなぜか涙が出てきた。
その翌日にはもう店の窓ガラスには内側からベニヤが貼られ
セブンイレブンに入ることはできなかった。
そしていつものように途中のセブンイレブンに立ち寄った。すると店内の様子に僕は唖然とした。
商品棚がほとんど空の状態なのである。雑誌に至っては一冊も並んでいない。それはまるでオープン前のコンビニの姿のようでもある。
あぁ改装でもするのかなとその時は何となく思った。
何歩か店内に歩みを進めたところで壁の上部に広々と横断幕のように貼られた文字が目に入った。
「40年間ご愛顧いただき誠にありがとうございました。」
僕はハッとした。そして急に巨大な切なさが襲ってきた。
良く立ち寄るセブンだった。ホントに良く立ち寄るセブンだった。
帰り道のちょうど中間地点にあり何の用も無くても必ず入店する。
どこか頼りなく天パで頬が桃色で小柄な店長がいつもレジに立っている。
ぎこちない口調で「ありいがとおございましたあ。」と言う。
ちゃきちゃきした妹さんがいて彼女もたまにレジに立つ。
パートのおばちゃん達からからかわれたりしている。
40年間のご愛顧。ずいぶん長い年月だ。僕が産まれる前からだ。もしかしたら店長のお父さんは元々なにかの小売店でもやっていて息子に店を引き継ぐ時に一大決心をしてセブンに切り替えた、そんな背景が想像される。
突然の閉店じゃないか。これから帰り道にどこへ立ち寄ればいいというのか。
缶コーヒーを持って僕はレジに立った。もちろん目の前には店長。会計を済ませお釣りを受けとったその瞬間僕は当然の事を尋ねた。
「閉店するんですか?」
店長は少し困ったような顔で答えた。
「そうなんです」
それ以上何も聞かず店を出ようとしたとき店長はいつもの感謝の言葉ではなく僕にこう言った。
「すいません・・・」
店を出て僕はなぜか涙が出てきた。
その翌日にはもう店の窓ガラスには内側からベニヤが貼られ
セブンイレブンに入ることはできなかった。



