先日終了したトローチの「エキスポ」。
桐本拓哉さんが演じた山下が劇中でギターを弾く素敵シーンがあった。
元妻が鼻歌で良く口ずさんでいたメロディー。
儚く美しい愛の歌。

僕はシーンに全く関係のない役だったのですがこれは何かの機会だと思い、せっかくなら僕も弾けるようになりたいと稽古場で勝手に拝借しては弾き、家に帰ってはずっと部屋の角に立てかかっていたギターをおもむろに手に取っては弾き、本番中も空き時間に拝借しては弾いていました。

今まで弾きたいと思う曲ができるたびにコード表を開いては練習し不可能なコードが出てくると挫折するという愚行を繰り返してきました。
結局弾けるのは大好きなスピッツの「冷たい頬」ただ一曲。

今回の公演のおかげで、僕のレパートリーに「千代子の歌」が加わりました。
千穐楽打ち上げで桐さんとギター話で盛り上がりユニット組みましょうなんて提案もでました。
「エキスポズ」なんてどうでしょう?
これからも弾き続けたいと思います。

追伸:かの名曲「Stand by Me」は4つのコードで成り立っている素晴らしい曲です。
現在練習中の曲は小沢健二の「いちょう並木のセレナーデ」です。