革新的国家公務員OBが語りたいこと・伝えたいことー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at an innovative official of the national government

36年の公務員生活で培った「防災・復興法制」「都市計画法制」の知識を広く共有するため、書評を通じて、関係する新しい論点を示します。なお、意見にわたるものは個人的なものであり所属する(した)組織の意見や立場ではありません。

雑誌

今月の文藝春秋とWILという保守系雑誌の読み比べ。

文藝春秋 2011年 06月号 [雑誌]文藝春秋 2011年 06月号 [雑誌]
(2011/05/10)
不明

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WiLL (ウィル) 2011年 06月号 [雑誌]WiLL (ウィル) 2011年 06月号 [雑誌]
(2011/04/26)
花田紀凱 責任編集

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 やはり、東日本大震災がメインのテーマだが、二つの保守系雑誌を読み比べた。 ①文藝春秋は、昔の関東大震災の芥川龍之介の文章とか、三陸津波の吉村昭さんの文章とか再掲していて、伝統雑誌の強みを発揮している。 ②WILLは、低放射能の被爆問題は、『核爆発災害』を書いた、低濃度の被害を否定する高田純さんと、ブログなどで低濃度被害の政府の公表姿勢を批判する武田邦彦さんを両方載せていて、良心的。 ③文藝春秋の、火山のアウトリート活動で有名な鎌田浩毅さんの、今度の東日本大震災が、東海地震の確率を高めたという指摘もいい。  両方の雑誌とも力作ぞろい。  お薦め。 続きを読む

『文藝春秋2011年2月号』を読みました。

文藝春秋 2011年 02月号 [雑誌]文藝春秋 2011年 02月号 [雑誌]
(2011/01/08)
不明

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  文藝春秋は、基礎資料として毎月購読しているが、今月号は、出色と思うので紹介。 ①西岡参議院議長の菅政権批判は、まあ内ゲバみたいなもので、あまり感心しない。 ②中国ものについては、「芥川賞作家のヤンイーさんの文化大革命時の下放の経験、天安門事件の経験」、「アーミテージとナイの共に中国と戦う用意がある」、李登輝前総統の「尖閣列島は日本の領土だ」などよみがいあり。  シンクロのコーチの井村さんの「中国は「省」へのこだわりがつよく、省が違うと仲良くしない、EUのよう」(p334)も、中央の力が地方に及んでいない感じがよくわかる。 ③一番、おもしろかったのは、辻トシ子さんの話。  辻さんは、自民党の初の女性秘書だそうで、今でも隠然と力があるらしい。  「役人をないがしろにする政治もよくないわよ。天下りはいけないとか言って役人の老後を閉ざすけど、どこの民間企業にだって生活保障はあるでしょ。お役所の人間というのは、国のために尽くしたいと考えて役所に入っているので、立派な考えを持っているし、仕事もできるし、第一やる気がある。いまの一般の経営者の方が、よほどやる気がない。」(p214)  そんなにほめられたことがいままでなかったのでびっくり。自分も萎縮しないでのびのびやろう。
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