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有沢翔治の読書日記

 同人小説家、有沢翔治のブログ。  いいものを書くためにはいいものを、幅広く。

【こんな小説を書いてます】

二人であることの問い

 双子の姉、亜衣の様子がおかしい。何かあったのではないかと真衣から萌は相談を受ける。やがて亜衣の部屋からバタフライナイフを買った痕跡が見つかり……。亜衣は何を考えているのか?

スパイもの

イアン・フレミング『女王陛下の007』(早川書房)

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女王陛下の007 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

あらすじ

 ジェームズ・ボンドは上司、Mに休暇申請をして、フランスで遊んでいた。そこでトレーシーという女と知り合う。彼女はマフィア〈ユニオン・コルス〉の首領、カビューの娘だった。カビューはボンドを認め、ボンドの宿敵の情報を明かした。若い女性を集めて、スイスの山中に住んでいるのだと。ボンドは準男爵に化け、スイスの山奥へ。
 アレルギーの治療という名目で集められていたが、治療法について語ることは禁止されていた。果たして、彼の目的は?

ジェイムズ・ボンドのイメージ

 ジェームズ・ボンドと言えばショーン・コネリーの映画が有名ですね。ショーン・コネリー演じるジェームズ・ボンドは「強い男」ですが、原作では怯え、戦意喪失など感情豊かに描かれています。
 また銃弾がボンドの目の前の雪をはね上げた。しかし、それでもこっちには役に立たない。ボンドにもう戦うだけの気力は残っていなかった。
 そしてこのような心理描写は読者へ感情移入を促すだけでなく、緊張感を作ることができるのです。他にもスパイだと発覚しそうになって、手に汗を握る描写などが見られました。

身元不明

 まず、アレルギーの治療という表の目的をもとに細菌テロの陰謀を暴くという筋立ては本質的に推理小説です。普通の推理小説は個人間の謎を解きますが、イアン・フレミングは組織間の謎を解いているのです。
 したがってヴァルター・ベンヤミンによる推理小説のテーゼが適用できると言えましょう。都市生活者は自らの痕跡を公共の場では消したがる、と*1。それゆえ。推理小説はアイデンティティと深く関わっているのです。
 ジェイムズ・ボンドは言うまでもなく身元を隠して、紋章学の権威として潜入します。身元不明といえば、山中で生活している女性たちも身元を隠しています。つまりそのルーツを辿ることができません。
 紋章学は家の紋章や姓をもとに家柄を調べる学問です。いわばルーツを探るための学問といえましょう。一方、ブロフェルドはボンドの素性について調べようがありません。このような人間が、ブロフェルドの素性、出自をたどっているのですから非対称的ですよね。

フロイト

 もちろん今日の医学から見たら間違いだと見られる記述もあるのですが、フロイトの影響が窺えます。
汚くてイヤな匂いがして──わたし、鶏は大きらいだったんです。チキンを食べただけで発疹がでるくらいだったんです。
 ここではアレルギー性ではなく、極端な鶏嫌いだという程度のほうが適切です。しかしこの記述は全面的な架空とは言い切れません。発疹まででるかはともかく、思い出と結びつき、そして身体症状にまで現れます。
 そしてこの架空の症例ですが、フロイトが症例報告をしているアンナ・Oと酷似しています。
 アンナ・Oはコップでどういうわけか水が飲めませんでした。ところがフロイトが話を聞いていくうちに、家庭教師が飼い犬にコップで水を与えている光景を思い出したのです。不潔な感じが堪らなかったのだと、フロイトに語りました。それ以降、症状は消えて、コップで水が飲めるようになったのです*2。
 両者とも、動物の不潔な動作で身体に異常を来してしまうという点が同じだと言えましょう。
 また小説にイアン・フレミングの心が投影されていると見ることもできます。この場合、若い女性でなくとも充分に作品が成り立ちます。それにも関わらず若い女性ばかりを集めているという物語を書いています。もちろん、ここまで露骨だと読者の欲求に応えたとも言えるでしょう。しかしイアン・フレミング自身、ハーレムの状況を望んでいたのではないかと思いました。

*1 ヴァルター・ベンヤミン『パサージュ論』(岩波書店)
*2 ヨーゼフ・ブロイアー、ジグムント・フロイト『ヒステリー研究(下)』(講談社)



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ロス・マクドナルド『トラブルはわが影法師』(早川書房)3

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トラブルはわが影法師 (1978年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)1945年、戦時下のハワイで殺人事件が起った。放送局に勤めるスーという女が首を吊られて殺されたのだ。休暇中の海軍士官サムがパーティの席上、旧友からその女を紹介された矢先のことだった。嫌疑をうけた旧友の部下の黒人が姿をくらまし、背後関係に興味を持ったサムは、本土に黒人の母親を訪ねた。が、その母親もまた、ブラック・イスラエルという謎の言葉を残して、死体と化した。サムの乗った、突っ走る大陸横断列車にたえず影のようにつきまとうブラック・イスラエルとは何か? 若き日の巨匠が太平洋戦争を舞台に描くスパイ小説の秀作。(裏表紙より)

 ロス・マクドナルドのまだ若かりしころの作品です。僕は『動く標的』あたりからだんだんロス・マクドナルド独特の沈鬱さ、家族問題(はまだまだ描けていませんが)の「渋み」が出てきたように思うんですよね。
 というわけでまだまだ熟成しきれてないように思います。確かに「酸っぱいブドウとこぼれたミルクと(中略)のごった煮だ」などのシニカルなやりとりはハードボイルドを感じさせますが、まだまだアクションシーンとか意外な黒幕とかの表面的な物が熟しきれていないように思えます。ロス・マクドナルドは下手な本格よりも本格的な要素があるので、僕も大好きなのですが、今回はそれが空回りしていますね。なんか犯人の意外性(本格を読みなれた人々にとっては想定の範囲内ですけどね)にばかり目が行ってしまっているような感じが。
 また興味本意で事件に乗り出すという展開もミステリの探偵役が事件にかかわる動機としては、甘いかなぁと。まぁ、ここに関して言えば問題になり始めたのがごく最近なんですが。
 デトロイトから大陸横断鉄道への場面転換もやや唐突で気にかかりました。
 
 黒人が差別でできた受けた心の傷がところどころに見受けられます。「白人を信用したばかりに火傷をした黒人の鈍い悲しみをこめて」などがそうですよね。そしてその差別の原因は、「たいていの人は、他人のこととなると、よほどの重大事でない限り、平気な顔をして眺めている」ことにある、と言いたいのでしょう。そして、その人々も負け惜しみを言ったりしているのです。以上の理由から、人種差別問題を主軸としていることは明らかです。ブラック・イスラエルも実は、「ニグロのためにより広い平等と、より大きな権利をというスローガンをかかげている」団体なんですね。もちろん軍部には煙たがられていたようですが。
 その一方で、「金を隠した壁に“ここには金を隠していない”と書いたシナ人のように」、「“金を盗んだのはおれじゃない”と壁に書いた(中略)シナ人のように」などと中国人を無自覚で見下しているのが気になりました。


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アレクサンドラ・マリーニナ『無限の殺意』(光文社)1

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 えー、ロシアのミステリ事情を探ろうと借りてみました。一応、スパイものに分類しましたがKGBのKの字も出てこないし、むしろSFに近いかも(笑)
 始めは4冊のファイルが盗まれるんです。万引き、強盗、殺害、自殺の。そして犯人は主人公、アナスタシヤ・カメンスカヤの担当している事件でした。一方、彼女は数学者の恋人、アレクセイから「パソコン買ってあげるから、結婚しよう、と」プロポーズされます。パソコンに目が眩んで承諾します。
 彼女は事件の統計を取ろうと過去に起きた殺人事件のデータを打ち込みます。すると「∞」という字を描くように事件が起きていたのです。この真ん中にあるのは研究所です。そこで何が行われているのでしょうか?
 
 初めこそごく順当なミステリーでしたが、戦意が昂揚する「反転ループ」の仕掛けはSFに近いように思いました。かと言って荒唐無稽ではなく、ある程度のリアリティがあったように思います。ただ細かい点を指摘するなら、数学者は応々にして物理が苦手な場合が多いので、物理学者という設定の方がリアリティが増したかも*1。
 以下、僕の好みの問題で批評します(印象批評)。
 確かに「一気に読ませました」が、社会不安の原因が極めて素朴というか何もかも軍が悪い、というのはちょっと頂けない。ソ連崩壊などを経て、チェチェン問題、ルーブルの下落などの社会不安をファーストフード風に料理してしまったところが残念。いや、ファーストフードに特化してくれてもいいんです。
 スティーブン・キングとか、クーンツとかね。でもワジム・ボイツォフの過去みたいに丹念に描く能力のある人がファーストフードを作るのはもったいない。できれば犯罪者の心理に鋭く迫った犯罪心理小説とか社会派とかの才能はあると思うんですよ。
 だって悔しいでしょう?「諸機関で異常犯罪者や凶悪犯を刑務所で面接しながら犯罪行動学や犯罪予測の研究に従事し」ているにも拘らず、こんな反転ループという素朴な考えにしか至らなかったなんて。つまり経歴を自分の作中でボイツォフ描写の時だけにしか生かしきれていないんですよ。
 人がなぜ理性を失ってしまうのか、その課程を濃密に描けばいい作品が描けると思います。
 「∞」や「反転ループ」から何かの比喩を読みとれないかとない知恵を絞って考えてみましたが、ダメでした。ここから何か「漠然とした社会不安」以外で読みとれた方、教えて下さい。
 ちょっと挑発をこめて☆1つ。炎上しないかなぁ(笑)



*1 というのは数学は完全に抽象化された世界であって、むしろそういった意味じゃ哲学に近いかも。一方、物理は完全に現実化された世界を扱うのであって、確かに数学で得られた成果は使いますが(微積分、宇宙の形を知るのにトポロジーを使ったり……)数学者では断じてないのです。
 例えていうなら本格と新本格なみに違う。「さよなら絶望先生」と「勝手に改蔵」くらい違う。「shuffle」と「スクールデイズ」くらい違う。


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赤川次郎『スパイ失業』(角川春樹事務所)

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スパイ失業 (ハルキ文庫) えー、伏線の張り方が上手い。例えばポラメニア国の崩壊という重要なキーワードや山倉というキーパーソンを最初に出すなどですね。かつ、祖国が消滅したユリの身を案じさせ、後の展開が気になるようにしてあります。そして背中を押されるなど、徐々に事件へ巻き込まれていきます。この「自然さ」が赤川作品の特徴です。
 気になった点はポラメニア語の表記。「アテンゾ(気をつけて)」よりも単に「気をつけて」と書いたほうがテンポが落ちなくていいと思う。どうしてもやりたいのであれば、「気をつけて」にアテンゾとルビを振るかでしょうね。
 さらに気になった点は「人に気味悪がられている」山倉の車にしっかり者の涼子が乗るかです。ただでさえユリからチェーンを掛ける指示を受け、何かあると感づいてるのに。
 では。
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イアン・フレミング『ダイヤモンドは永遠に』(東京創元社)

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007/ダイヤモンドは永遠に (創元推理文庫 138-3) スパイ小説といったらジェームズ・ボンドでしょう。本書は007ことジェームズ・ボンドがアフリカのダイヤモンド密輸ルートを絶つ話です。映画じゃ銃撃戦やアクションシーンがふんだんに盛り込まれてますが小説は、むしろダイヤモンド密輸ルートを追って、ギャングに行き着くという地味な冒険小説です。
 しかし地味だからといってバカにしてはいけません!007がギャングに捕まって、暴行を受けたり、尾行を撒くシーンなどはサスペンスあふれてます。また賛否両論ありそうですがティファニー・ケイとの恋愛も物語を引き立ててます。恋愛の結末は何となく見えてしまったのが残念ですが。
 さらに序盤では、アフリカ、ボンドの上官Mの部屋、宝石店などと場面がブツ切れになってしまっていたのが残念でした。もうちょっと滑らかに場面転換ができたらな、と思います。
 また、競馬のシーンやカジノのシーンが冗漫だったのも気に掛かります。
 とは言え全体的に見て、面白い小説でしたよ。では
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志茂田景樹『孔雀警視の戦争と平和』(光文社)1

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孔雀警視の戦争と平和 (光文社文庫) ポルノ小説ですか?(笑)不必要にエロい場面多すぎ。例えば最初、孔雀警視こと、扇野笙子が拷問されるシーンは普通の拷問でいいはずです。わざわざ性的拷問(要は単にレイプ)にする必要もないでしょう。さらに京本とセックスをするシーンにしたって、「ベッドインした」と書けばすむ話でしょう。わざわざ1ページに亘って書く必要はありませんよね?
 それと一介の警視庁警視が邦人誘拐に首を突っ込むことはありませんよね?フィクションって言ってもその辺をしっかりしてもらわないと萎えます。
 しかしその一方でサスペンス性はあります。多分、ナカモトマユミなる人物がいかなる人物か、という興味が沸き、それが解けた瞬間にいかにイラク軍からいかに脱出するかが課題になります。
 話題が実にタイムリーな点も好感が持てました。笙子と司令官のやりとりが現代の情勢を反映しているように思えて、妙にツボでした。「ベトナムの二の舞になるでしょうね」。で奥付を見たら1991年となってたので、先見の明があると思いました。
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トマス・ハリス『ブラック・サンデー』(新潮社)

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ブラックサンデー (新潮文庫) トマス・ハリスと言えば「ハンニバル」「羊たちの沈黙」有名ですが、「ブラックサンデー」も面白いです。前半はマイクル・ランダーやムハマドの過去がそこそこ退屈でした。でも全体的にテンポもよく申し分なし。第一ランダーの過去を入れなきゃこの話は台無しになってしまいます。スパイ小説にはそんなに明るくないんですが、ジェームズ・ボンドを視点人物とおいて、物語が進められていきます。つまりテロリストは絶対悪として描かれているわけです。
 しかし本書、ブラックサンデーはむしろテロリストに視点人物を置いてアメリカに復讐してやろうとプラスティック爆弾をサッカースタディアムに仕掛けようというものです。ランダーは冷徹無情な殺人鬼や怪物、という点では「羊たちの沈黙」に登場するレクター博士と重なります。しかし決定的な違いは語り手がその過去を語っているかどうかなんですよね。レクター博士ももしかするとランダーのように強烈な過去があったのかもしれませんが「羊たちの沈黙」に於いてはむしろクラリスの過去をメインに語ってます。しかしランダーたち「黒い九月」グループのアメリカ(もしくは大衆の前で自慰行為をさせたアメリカ人看守)への恨みを描くことで善悪の転倒を起こしています。これにより善や悪は相対的なものだと認識させられます。
 9・11テロもそうですけど、人間と言うのは絶対悪ということは決してありません。人間の集団である国家ならなおさらです。ブッシュ大統領はテロリストを絶対悪だと非難してますけど(ですからWe must fight terrorismと言ってるわけで)、アメリカもかなり悪どいことをやってます。本書に書いてあることが実際に行われているかどうかは問題じゃありません。ディテールはどうでもいい。フィクションなんだから現実とは切り離すべきでしょう。僕が言いたいのはテロリストにもかなり強い言い分がある、ということです。じゃなきゃ捨て身の自爆テロなんてしないでしょうね。
 またスパイ小説が推理小説の一分野に含まれる根拠は本書を読めば明白です。まず推理小説とは言うまでもなく、謎を作る犯人側(=作者、犯人など)、謎を解く探偵側(=読者、探偵役)が登場しなければいけない。そして探偵側は論理的に犯人側の作った謎を解き明かさなければいけません。第二にはその謎を巡ってストーリーが進行しなければなりません。例えば主人公とヒロインの恋愛ばかりが語られていて、謎が最後に申し訳程度に解かれる作品は推理小説といえるでしょうか。
 以上の定義を一般的なスパイ小説に当てはめてみましょう。探偵役はCIAであり、犯人側は相手組織です。そして国家が作った謎を巡ってジェームズ・ボンドなどが解いていくわけです。本書に於いてはスパイ小説の倒叙ともいうべき手法で語られています。つまり語られる順序が変わっただけで、探偵役=CIA・FBIで犯人役=黒い九月という構図は変わってません。
 全体的に見ると良作でした。では。
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ジョセフ・コンラッド『密偵』(岩波書店)1

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密偵 (岩波文庫) 純文学って言ってもエンターテイメント性がなくっちゃいけないと思ってるんで、話がぶちぶちと切れる本作品は正直つまりませんでした。確かにヴァーロック夫人の心象描写は上手くかけてるんですが、エンターテイメントが(ry
 上手くテロリズムという素材を生かせば手に汗握るサスペンスが可能です。例えばトマス・ハリス『ブラック・サンデー』がそうです。まぁコンラッド自身、サスペンスにするつもりはないんでしょうし、純文学にエンターテイメント性を出せ、という考えもかなり異端です。でも小説は読まれてナンボですから面白くない小説は罪だって思ってますよ。サスペンス性を出しながらもヴァーロック夫人の複雑な心象描写を出すことだってできます。
 エンターテイメントと芸術性は両立不可じゃありません。例えばよく挙げる例ですが、メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』やブラム・ストーカー『吸血鬼ドラキュラ』……。このようにエンターテイメントかつ芸術性の両立は可能です。
 スパイ小説の文脈から言えば、間違いなくこの分野を考える上でなくてはならない一作ではないでしょうか。確かにこれはスパイを扱ってますけど、スパイの身内の心理を描きたかったんでしょう。テロリズムは他の犯罪と違って、確信犯ですからねぇ。他の殺人事件とは少々、デリケートな問題ですから。極論、国家間・宗教間の問題ですから身内の心理も大きく異なってきます。
 では
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有沢翔治について

同人で文章を書いています。

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・ある家族の肖像(有償依頼)2017年コミティア

白い焔

怪奇探索少年隊

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