2008年07月
2008年07月31日
招猩庵大人の遠足

厳しい暑さの毎日です。
今夏は連続する真夏日の連続記録が
更新される事になりそうです。
さて、7月には二回の「招猩庵大人の遠足」がありました。
昨日はお客様で村田さんのご主人のコレクションを
展示して居られる「清水三年坂美術館」に伺って
村田館長からご説明を伺いながら拝見しました。
村田館長はお若い時代から
幕末・明治期の美術工芸品を収集され、
遂には美術館まで開かれた
数奇者でいらっしゃいます。
日本で古くから制作されていた工芸品は、
幕末・明治期に最高峰に達したそうですが、
残念ながらそれらは日本国内よりは
海外での評価が高くて
多く流出してしまっているようです。
村田館長が長い海外生活で
数々のオークションに出掛けられては
集められた逸品物ばかりが展示されています。
美術館の二階は企画展示室で、
今回は七宝の特別展示でした。
七宝と言いますと我々の目には
小さなアクセサリーとか中国の品には
遭遇してはいましたが、
今回展示されているのは美術品の域に達する
品々で驚くばかりの精密さと美しさでした。
これらの最高の日本の七宝の製造期間は
僅か20年ほどで終わったそうで、
制作品数も少なくて、
制作された品々のほとんどは
海外に流出してしまっているようです。
そんな品々が拝見出来ます。
常設展示以外に四季折々に
企画展示をされています。
一階にはミュージアムショップがあり、
村田館長が自ら集めて来られた工芸品が
並んでいます。
私はカーペットやラグが好きなので、
イランの「キリム」が一番に目に飛び込みました。
かなり良いものが沢山あり、
品数は勿論、価格帯が信じられないほど魅力的です。
多分市価の半額以外で、
物によったら一桁ゼロが少ないでしょう!
勿論私も何人かの方々もゲットしました。
敷物がお好きなな方には特報です!
京都の我々は三年坂あたりには
なかなか出掛けないのですが、
美術館隣にはイノダコーヒーや叶カフェがあり、
暫し質の高い休日を楽しめます。
美術館の後は、村田館長のお知り合いの
イタリアンレストラン「イルギオットーネ」で
館長ご夫妻を囲んでの夕食会で大満足の一日でした。
「清水三年坂美術館」は三年坂の七味屋を
下がった所にあり、
月曜日と火曜日が休館日です。
電話は0755324270です。
是非とも一度お出掛け下さい。
清水三年坂美術館ホームページ
松本
shojoann at 12:09|この記事のURL
2008年07月21日
祇園祭
祇園祭の宵々山に雷を伴った激しい雨で
梅雨明けした模様です。
厳しい暑さの昨今、皆様には
おかわりございませんか?
今年は「招猩庵大人の遠足」で
鉾建てを済ませた直後の
7月13日(日)の午後から鉾町を散策しました。
祇園祭と深く係わって居られます前田好雄さんと
一緒に鉾町を歩きながら祇園祭の歴史や
謂われ等を聞いたり鉾に上がったりし乍散策して、
夕刻からは招猩庵で鱧寿司、鱧のおとし(刺身)、
鱧と松茸とレタスのしゃぶしゃぶ等を
ご用意させて頂き、飲んで食べて話しての
賑やかな一夜をお過ごし頂きました。
また7月17日は山鉾巡行の日でした。
山鉾巡行が終わってからが後祭り、
実はこれこそ本当の祇園祭です。
四基の御輿が京都の町を練り歩き、
招猩庵の前の上木屋町には
この内の三基が通ります。
招猩庵はカウンター席をはじめ、
二階のベランダからも観覧できて特等席です。
そして招猩庵周辺が御輿にのる稚児や行列の方々、
担ぎ手達の休憩所になっています。
木屋町二条のホテルフジタの西にある
「貝葉書院」は稚児のお休み処になっています。
稚児は地に足を着けないために
担ぎ手によって休憩所に運ばれたり・・・。
そんな儀式も垣間見れます。
また招猩庵は御輿が着く度々に忙しくなります。
お客様や知り合いの方々で
御輿の行列に参加されて居られる方々が
厳かな装束をつけて涼や飲み物を求めて
店の中に入って来られたり、
店の前で休んで居られる方々に
おしぼりビールやお茶をお出ししたりとか…。
我々店の人間だけでは手が足りずに
今年は遠来のお客様にもお手伝いをして頂きました。
なかなかいいものでした。
来年には招猩庵のお客様方を
お誘いさせて頂きたく思っております。
次の大人の遠足は7月27日に
清水三年坂美術館に伺って館長の村田さんから
幕末期の美術工芸品の説明をして頂きながら
コレクションの拝見をします。
そしてイタリアレストランの「イルギットギオーネ」で
村田さんを囲んでの夕食会です。
こちらは満席になりました。
梅雨明けした模様です。
厳しい暑さの昨今、皆様には
おかわりございませんか?
今年は「招猩庵大人の遠足」で
鉾建てを済ませた直後の
7月13日(日)の午後から鉾町を散策しました。
祇園祭と深く係わって居られます前田好雄さんと
一緒に鉾町を歩きながら祇園祭の歴史や
謂われ等を聞いたり鉾に上がったりし乍散策して、
夕刻からは招猩庵で鱧寿司、鱧のおとし(刺身)、
鱧と松茸とレタスのしゃぶしゃぶ等を
ご用意させて頂き、飲んで食べて話しての
賑やかな一夜をお過ごし頂きました。
また7月17日は山鉾巡行の日でした。
山鉾巡行が終わってからが後祭り、
実はこれこそ本当の祇園祭です。
四基の御輿が京都の町を練り歩き、
招猩庵の前の上木屋町には
この内の三基が通ります。
招猩庵はカウンター席をはじめ、
二階のベランダからも観覧できて特等席です。
そして招猩庵周辺が御輿にのる稚児や行列の方々、
担ぎ手達の休憩所になっています。
木屋町二条のホテルフジタの西にある
「貝葉書院」は稚児のお休み処になっています。
稚児は地に足を着けないために
担ぎ手によって休憩所に運ばれたり・・・。
そんな儀式も垣間見れます。
また招猩庵は御輿が着く度々に忙しくなります。
お客様や知り合いの方々で
御輿の行列に参加されて居られる方々が
厳かな装束をつけて涼や飲み物を求めて
店の中に入って来られたり、
店の前で休んで居られる方々に
おしぼりビールやお茶をお出ししたりとか…。
我々店の人間だけでは手が足りずに
今年は遠来のお客様にもお手伝いをして頂きました。
なかなかいいものでした。
来年には招猩庵のお客様方を
お誘いさせて頂きたく思っております。
次の大人の遠足は7月27日に
清水三年坂美術館に伺って館長の村田さんから
幕末期の美術工芸品の説明をして頂きながら
コレクションの拝見をします。
そしてイタリアレストランの「イルギットギオーネ」で
村田さんを囲んでの夕食会です。
こちらは満席になりました。
shojoann at 23:13|この記事のURL
2008年07月20日
夏到来
ブログの書き込みを暫く
ご無沙汰してしまいました。
以前に書き込みをしました
私自身の心臓の冠動脈の手術は、
術後の止血がトラブって
下腹部が風船状態になりましたが
徐々に回復し、
現在は普通の生活に戻っております。
ご心配をおかけいたしました。
日本人の死亡原因のトップは
いわずと知れた「癌」ですが、
心筋梗塞と脳梗塞は別の体部位の病気ながら
同じ血管系の疾患と考えて
両者を合わせると癌を超えています。
肥満の抑制や血液をサラサラになるように
心がけねばならないと痛感しています。
私の冠動脈は三ヶ所が細くなっていて、
内一ヶ所は99%閉塞していました。
正に命拾いです。
あの細い血液の僅か1%だけで
命を繋いでいた事になります。
私が異常に気付いたのは
ゴールデンウィーク前に起床時に軽い胸の痛みがあり、
この事を何気なく招猩庵のスタッフに話したところ
「心筋梗塞の疑い」を指摘され
、翌日に病院に行ったら緊急を要する状態でした。
皆様も何気ない異変でも
何とぞ大事をとって
専門医の診察を受けて下さいますように。
カテーテルと呼ばれる手術は
二時間程で済み、
二泊程度の入院です。
ご無沙汰してしまいました。
以前に書き込みをしました
私自身の心臓の冠動脈の手術は、
術後の止血がトラブって
下腹部が風船状態になりましたが
徐々に回復し、
現在は普通の生活に戻っております。
ご心配をおかけいたしました。
日本人の死亡原因のトップは
いわずと知れた「癌」ですが、
心筋梗塞と脳梗塞は別の体部位の病気ながら
同じ血管系の疾患と考えて
両者を合わせると癌を超えています。
肥満の抑制や血液をサラサラになるように
心がけねばならないと痛感しています。
私の冠動脈は三ヶ所が細くなっていて、
内一ヶ所は99%閉塞していました。
正に命拾いです。
あの細い血液の僅か1%だけで
命を繋いでいた事になります。
私が異常に気付いたのは
ゴールデンウィーク前に起床時に軽い胸の痛みがあり、
この事を何気なく招猩庵のスタッフに話したところ
「心筋梗塞の疑い」を指摘され
、翌日に病院に行ったら緊急を要する状態でした。
皆様も何気ない異変でも
何とぞ大事をとって
専門医の診察を受けて下さいますように。
カテーテルと呼ばれる手術は
二時間程で済み、
二泊程度の入院です。
shojoann at 10:23|この記事のURL