桜便り

つい先日までは
春の雪があったり、
気温が氷点下近くまで
冷え込んでましたが、
上木屋町界隈の桜も
ようやく咲き始めました。

招猩庵の前の桜は
今日で二分〜三分咲きと
言ったところです。


咲き始めから満開迄を
楽しむならば今週、

満開から散りぞめならば
来週ってところでしょうか！


今年の招猩庵「お花見の宴」は
下記の日程でさせて
頂きたく思っております。

日時：4月10日(日)、
16時会費：16000円
人数：20名様（要予約）

内容：
・呈茶
・ウエルカムシャンパン
・花見弁当
・能登牛のすき焼き
・フリードリンク


この売り上げから、
東北地方大地震被災者への
義援金に寄付をさせて頂きます。

寄付先は私の母親の分骨をしております
仙台市泉区の
「みんなの寺」の天野ご住職に託します。

天野さんはまだ40代の僧侶で、
かつては京都の西本願寺に居られて
その時にご縁ができ、

以降仙台市で自分のお寺を
開山されました。

名誉欲や私利私欲を棄て
ひたすら布教に奔走される
高潔な宗教人です。

皆様方からのご予約を
お待ちしております。

松本拝

地震お見舞い

しばらくブログの更新を
怠ってしまいました。


東北地方の大地震以後
お客様や友人達の
安否確認等々で
バタバタしておりました。


地震発生当日、外出先から
自宅に戻ると
テレビでは地震の速報が流れ、

以後は時々刻々と
上方修正される津波情報の凄さに絶句、
時の経過と共に被害の規模が
加速化されて行くようで
体の震えが止まらなくなりました。

皆様にはご無事でしたでしょうか？
また穏やかな日常が
戻りつつありますでしょうか？


私の亡き母親の分骨を
仙台のお寺にお願いをしておりますので、
何とか安否を知りたいと思いましたが、

幸いに地震の翌日に連絡がつき
お寺の無事を確認出来ました。

そして関東地方のお客様や
友人達の安否が気がかりで
電話は通じなかったものの、

メールだけは通じて
皆さんご無事のご様子で
一先ず安堵しました。

その中のお一人のお客様は
地震発生の三日前にお友達から
地震予告の連絡を受けておられ、

もし地震がおきたら
原発から放射能が漏れるので、

その対処方法をお知らせ下さいましたので、
メールアドレスを存じ上げている
関東地方のお客様には
即刻お知らせさせて頂きました。


その後、東京からお越し下さいました
お客様は常日頃から雲の観察をされて、
やはり地震の四日前に

地震雲をご覧にならて
東北地方の地震を予測されてました。

我が家の犬の出身が群馬県で、
ブリーダーの方の安否をお伺いするのに
電話をしてお話しを伺ってたら、

他の犬達は地震時も
比較的平気なのですが、

唯一、テリア系の犬は
地震が起こる前から落ち着をなくして
鳴き始めると聞きました。

そう言うと、我が家の犬は
ジャックラッセルテリアで、
地震発生時に散歩に出かけましたが、

何時もは超アクティブに動き回るのが、
この日に限って一向に動かず
一ヶ所をぐるぐる回っておりました。

大きな地震の前には鯰だけでなく、
色々な前触れがあるのですねー！


私は今の仕事をする前は
土木業界に身を置き、

水理解析部門で、
河川や海岸の模型装置に
水を流して仮想した
洪水時の水の流れの解析をしてましたので、

テレビで見る津波現象は
まるで模型上の現象のように目に映りました。

しかし仮想じゃない
現実の惨事には
この世の地獄かと思いました。


震源地近くがリアス式海岸で、
小さな湾や入り江も
全て漁港や漁業基地になって
人々の生活の場になっており
最悪のパターンになったかと思いました。


東北地方の方々は
粘り強いので
必ずや復興して下さるものと
信じております。


何か出来ないものかと思い、
仙台のお寺に我が家を開放させて頂き
五名をお受けしたい申し出をしておりますが、
やはり地震で壊れた町の復興の為に
近くで見守り復興に尽力される覚悟なのか、
お申し出がありません。


復興を祈りつつ、
出来る事をしたいと思っております。
東北地方にも早く春が来て
暖かい日々が訪れるのを切に願います。