2019年09月

2019年09月21日

国際社会の中の台湾

厳しかった残暑が十五夜🎑あたりから和らぎ、秋風立つ頃になりました。厳しかった夏のお疲れはございませんか?
昨今、新聞の国際面でソロモン諸島に続いてキリバスが台湾との国交を取り止めて中国本土と国交を結ぶニュースが相次いでいます。
調べてみると台湾と国交がある国は全世界で15ヶ国しかなくて聞き慣れない国々が殆どです。そんな訳なのか台湾の玄関口である台北の桃園国際空港は広大な規模を誇っていますが、離発着する飛行機は台湾やアジアの国々の航空機が殆どであってアメリカやヨーロッパの国々の飛行機は僅かです。同じアジアの国の首都であるバンコクのスワンナプーム国際空港は世界中の国々の航空機が処狭しと駐機している有り様と比べると国交の少なさを物語っています。また首都である台北のビジネス街を歩いていても白人をあまり見かけません。ホテルでは英語が通じない事があっても日本語ならほぼ間違いなく通じます。これも又、国交の少なさを物語っているのでしょうか?とは言え台湾は着実に経済発展を遂げていて、国交とは別に経済活動に勤しんでいるのでしょう。
中国本土がシーレーン(海上交通路)上の要所にある国々へ大型インフラ整備に力添え(高金利貸付➡️経済破綻➡️実行支配)をして台湾との国交を断念させると同時に太平洋やインド洋を我が物顔に自由気儘に往き来する狙いがあるとしか思えません。アメリカは今こそ動かねばならない時なのに一体どうなっているんでしょうね!
蛇足になりますが、台湾には世界遺産に登録されるクラスの歴史的、文化的、自然遺産が数多に在りますが、ユネスコの登録対象外になっているそうです。これも不思議な事です。



shojoann at 13:25|この記事のURL

2019年09月05日

台中の東海大学

20190902_11230420190902_11264120190902_11084820190902_11444220190902_115308今回の台湾訪問の目的は台中を訪れる事でした。台中は台湾第1の都市の台北と、第2の都市の高雄の中間で、隣は台南と言う古都に隣接しているので、東海道新幹線を準えると日本人的には東京と大阪の中間地点で次の駅は京都、正に名古屋と言う位置づけです。そして観光客にとって魅力的な観光スポットも少なくて、それも名古屋的です。とは言うものの、此処には安藤忠雄、伊東豊雄、I.M.ペイと言った世界的に活躍する建築家の作品があるので、それを観たいために此の地を訪れました。台北の桃園国際空港から台中へは新幹線で40分。着いた当日は大雨なので出掛けるのはギブアップして、翌日に東海大学に出掛けました。東海大学は台湾で始めてのキリスト教系の学校で台中駅からはタクシーで30分程の場所にあり、山ひとつを切り拓いた広大な敷地の中に幼稚園から大学までが点在しています。此の界隈は今では新都心になっていますが、学校が出来た頃はさぞや辺鄙な場所だったに違いありません。国木田独歩の時代の武蔵野と言った処でしょうか?学校の正門でタクシーを降りて、テクテクと雑木林の中のプロムナードを10分程歩くと突如として「ルーチェメモリアル礼拝堂」が目の前に現れます。正方形の芝生の敷地にふわっと浮かぶ様に建つ姿は一瞬言葉を失ってしまう程の美しさです。建物に近寄ると表面は15センチ程の陶板が貼られています。入り口側と裏手側は全面ガラスで、天井もガラス張りです。建物の美しさばかりでなく、この場所に在るからの素晴らしさです!此が1963年完成のI.M.ペイによる設計です。彼の作品はパリのルーブル美術館のガラスのピラミッドや滋賀県信楽市のミホミュージアム等があります。礼拝堂の直ぐ近くにカフェがあったので入って見ました。沢山の果物が並んでいて、それをジュースにしてくれます。適度に熟れたパッションフルーツがあったので、松本は迷わず此に。素晴らしく美味しい!そしてその下には学生食堂があって、炒飯専門店、麺類専門店、餃子専門店等々があるので、私は炒飯を頼みました。此がまた超美味。今回滞在中で食べた台湾料理で一番美味しかったです。その後キャンパス内を散歩していると牧場があって、そこで搾乳した牛乳で作ったアイスクリームやプリンが販売されていて、此方も美味!キャンパス内の地図を見ると、学生寮があちこちに沢山あり、また学長や神父さん、そして職員住居もキャンパス内にあります。職員住居は林の中に木造住宅が点在していて、さながら軽井沢の別荘地の風情です。此処は学の舎であり、またこのキャンパス内には多くの人々が暮らしているようです。そんな訳でキャンパス内には朝から夜まで営業中しているカフェが何軒もあったり、コンビニも何ヵ所もあります。そして銀行や郵便局までも在りました。学校が学生や生徒を思うばかりか、職員までも手厚くケアをしている様に感じました。月曜日だったので、安藤忠雄や伊東豊雄の設計した施設は休館日で東海大学だけになってしまいましたが此方だけで十二分感動的な台中でした。帰路に伝統的な茶芸館に立ち寄って、中国式のお茶の点前を披露してもらいながら台中を楽しみました。東海⏩これまた名古屋ですね(笑)。もう一度台中を訪れて、次は安藤忠雄設計のアジア大学の現代美術館を観たいと考えています。


shojoann at 12:39|この記事のURL

2019年09月04日

台湾の写真

20190901_10241920190901_19435220190902_14482020190903_11012120190903_115532写真は旧宮原眼科、台湾総統府、台湾大学医学部等々です。

shojoann at 14:45|この記事のURL

台湾に行って参りました

いつも私の旅は、お客様をお誘いしたりして大人数の事が多いのですが、今回は思い立って大急ぎで台中と台北行って参りました。飛行機は台湾のエバー航空を利用しました。航空業界のミシュランと言われる英国の会社から5つ星の評価を受けてるので、さてどんな持て成しがあるかと思ってましたが、特記することは一切無し。どちらかと云えば緊急時の対応が実にお粗末でした。
今回の旅の目的地は台中で、台北の空港に着いてから新幹線で一路台中へ。到着日も何か観たいと考えてましたが、大雨でギブアップしました。その為に翌日は朝早くに起きて台中の見所を堪能して、夜に台北に戻りました。
台湾には日本が統治していた時代に建設した政府機関、市庁舎、迎賓館、役所等々の大きな建物が全土に残っていて、それが今も大切に使われています。それらを見るのが今回の旅の目的です。それと台中にあるキリスト教系の東海大学のルーチェメモリアル礼拝堂を観るために台中に行きました
東海大学の事は後で触れることに致します。今回で5回目の台湾でしたが、ようやく台湾の魅力が分かってきたように思います
。例えばセブンイレブンやファミリーマートは台湾全土に点在していて、売っている品々は日本語表記のままです。日本のファミリーレストランも沢山あます。日本人は台湾に馴染みを感じるけど、社会システムは外国だという、それが良いのでしょうか?



shojoann at 14:37|この記事のURL
店主よりご挨拶
招猩庵・店主
まつもとでございます。

京都・高瀬川で
料理屋やってます。
どうぞ、おこしやす。




招猩庵(しょうじょうあん)

〒604-0924 京都府
京都市中京区
二条木屋町下がる
一之船入町 537−7
逍遥遊内 招猩庵

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