糖尿病は食事療法と運動療法で改善

 運動療法は、食事療法とともに行うと、血糖値が下がるだけでなく、糖尿病のさまざまな症状が改善され、さらには、動脈硬化の予防、老化防止といった点でも効果があることが実証されています。

どんな運動をどの程度

どんな運動がよいか
 糖尿病の治療に最も効果的な運動は、有酸素運動です。すなわち、酸素を十分に取り入れながら行う中程度の強さの運動です。酸素を十分に取り込むことにより、血糖や脂肪を効率よく燃焼させることができる運動です。具体的にはウォーキング、ゆっくりめのジョギング、サイクリング、水泳など、ある程度の強さを持続して行うものです。
 有酸素運動の状態というのは、例えば、多少息切れはするものの、人と話しながら続けられる程度の運動ということもできます。ハアハアと息切れして会話がほとんどできないのは、運動が強すぎて酸素が十分に取り込めない状態を示します。
 一方、歌がうたえるくらい余裕のある状態では、運動が弱すぎて治療効果が見込めません。
 人と会話ができる程度の運動を15分以上続けると、体の酸素消費量が増え、血糖だけでなく、脂肪もエネルギー源として使うようになるため、血糖を下げ、また、血液中の脂肪や体重も減るようになります。
 一般に、よく行われている運動は、手軽で道具を使わずに誰でもできる速歩、散歩、体操などです。

どの程度行えばよいか
 運動療法としてベストな方法は、前述の有酸素運動を、1日に15〜60分程度、食後1〜2時間以内に、週3〜5回することです。
 食後1〜2時間が最適というのは、血糖がもっとも高くなる時間帯だからです。しかしこの時間帯でなくても、特に問題はありません。ただし、注意する必要があるのは、インスリン注射をしている人や、血糖降下剤を飲んでいる人の場合です。食前に運動するときは、低血糖になる危険があり、注意が必要です。
 運動の効果は翌日くらいまで持続するので、毎日続ける必要はなく、体調や天候の悪い時は休んだり1日おきにしても、インスリンの効き目を高める効果は持続します。無理して毎日続けるより、長く続けることのほうがはるかに重要です。

 これらの基本を無理なく守ることができる「藤城式食事法」があります。


>>藤城式食事法を今すぐ確認してみる






糖尿病を克服する藤城式食事法
藤城式食事法は、食事だけで血糖値を下げる
糖尿病治療は食事療法から

食事療法で基本的に守るべきこと

1.適切なカロリー摂取
 医師の指導によって、患者の年令、性別、身長、体重、日々の生活活動量などに基づいた1日の食事の量(エネルギ−量)が決められます。
 糖尿病の患者は、1日の指示されたエネルギー量を守るために、ぜひカロリー計算をマスターしましょう。

2.栄養バランスのよい食
 糖尿病の食事療法では、偏らないでいろいろな食品をとり混ぜて、それぞれ適正な量を食べることが大切です。よい食品だということでそればかり食べたり、摂取カロリーを減らすために、糖質を含む食品だけを減らすような献立はよくありません。
 カロリーが少なく、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富な食品としては、野菜、海藻類、きのこ類、こんにゃくなどが挙げられます。

3.甘いお菓子や、アルコールは控えめに
 糖分を多く含む甘いお菓子などは、血糖の上昇につながるので控えるべきです。甘いお菓子やアルコールは中性脂肪を増やす直接の原因にもなります。食事と食事の間のおやつを食べるなどの習慣もなるべく控えるべきでしょう。3度の食事を規則的にとることが基本です。

4.食物繊維を積極的に摂取
 食物繊維はコレステロールを減らし、脂質の吸収を抑える効果があります。野菜、海草類、豆類、いも類、こんにゃくをメニューにとり入れて、積極的に食べるようにしましょう。

5.3度の食事を規則的にとる
 3度の食事を規則的にとることが基本的であり、重要なことです。同じカロリー量の食事でも、1食だけに集中して食べると血糖の変動が大きくなり危険です。3度の食事は大体均等なカロリー量になるようにしましょう。そして規則正しく適量食べるようにしましょう。



>>糖尿病食事療法のレシピなど見てみよう







糖尿病の合併症
糖尿病の診断と治療法
糖尿病治療における低血糖

食事療法と運動療法の組み合わせ

食事療法とは
 食事療法は、血糖コントロールをよい状態に保ち続ければ、合併症と無縁の生活も可能です。7割以上の人が食事療法だけで、病状を十分に改善することができるようです。また反面、インスリン注射や飲み薬が必要な場合も、この食事療法がしっかりできていないと、その治療効果は上がりません。
 食事療法といっても、特別な食事があるわけではありません。1日の摂取エネルギー量が制限されるだけ。あとは、炭水化物、たんぱく質、脂質の三大栄養素の必要量を、バランスよくとり、ビタミンやミネラルなども、欠かさずにとることが、治療です。

運動療法とは
 運動療法は、食事療法とともに行うと、血糖が下がるだけでなく、糖尿病のさまざまな症状が改善され、さらには、動脈硬化の予防、老化防止といった点でも効果があることが実証されています。
 運動は、最大の悩みである高血糖を低下させると同時に、肥満の解消に大きな効果があります。また、糖尿病の患者さんがかかりやすい血管合併症などの予防や進行を抑える効果もあります。さらに、体を動かすのが楽になり、日常生活も快適になります。
 運動の効果を、次にまとめてみました。
(1) 血糖を下げる効果
(2) 体重を減らす効果
(3) 心臓や肺の働きを強化する効果
(4) 血圧を下げる効果
(5) 足腰など下肢の筋力を強くして、老化を予防する効果
(6) 血液の循環をよくする効果
(7) ストレス解消など気分転換の効果
(8) 体力がついて動きが楽になるため、日常生活が快適になる効果


 これらの基本を無理なく守ることができる「藤城式食事法」があります。


>>藤城式食事法を今すぐ確認してみる







糖尿病食のレシピとカロリー制限
糖尿病とはどんな病気か
糖尿病のタイプと診断
名医が教えてくれた手術不要の”わきが”克服法!
カテゴリ別アーカイブ
  • ライブドアブログ