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先日から使い始めたモレスキン Evernoteスマートノートブック。
使い始めてすぐに発覚した万年筆のインクの裏抜け問題。今回は銀座・伊東屋にでかけてパイロット色彩雫シリーズのインクを試し書きして、このモレスキンとの相性をチェックしてみました。
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試筆したインク: PILOT 色彩雫シリーズ
- 山葡萄(やまぶどう)
- 紫陽花(あじさい)
- 深海
- 冬柿
- 紫式部
- 稲穂
- 土筆(つくし)
- 月夜
- 松露(しょうろ)
- 竹林
- 深緑(しんりょく)
- 天色(あまいろ)
- 朝顔
- 紅葉
- 竹炭
- 躑躅(つつじ)
- 紺碧(こんぺき)
- 孔雀
- 露草
- 秋桜(こすもす)
伊東屋の万年筆売り場は、これまで本館の中二階にありましたが、最近は本館の裏通りにある別館に移っていますので、行かれる方はご注意ください。本館店内にも床に案内が表示してありますので、迷うことはないと思いますが。
別館の1階にあるカウンターの奥に、椅子に座って試し書きできるコーナーが作ってあります。ここに設置されている、色彩雫シリーズの試筆用セットを占領して、自分のモレスキンを持って行って試し書きをしてみました。

ずらーっと書いてみます。試筆用の万年筆は細字のプレラがメインですが、一部太めのものも用意してありますので、思いつくままに試し書き。ひととおり書いたら、ドキドキしながら裏返してみます。

だいたい、書いている時のインクの染み込み方を見ていると、なんとなく分かってきますが、ほとんどの色で盛大に裏抜けが起こっています。
細字で書いたものが裏抜けの度合いは少ないですが、全体的に色彩雫シリーズはよく裏抜けする傾向にあります。
成績表
- 山葡萄(やまぶどう) △
- 紫陽花(あじさい) ◯〜△
- 深海 △
- 冬柿 △
- 紫式部 ◯〜△
- 稲穂 ☓
- 土筆(つくし) ◯〜△
- 月夜 ◯〜△
- 松露(しょうろ) ◯〜△
- 竹林 △
- 深緑(しんりょく) △〜☓
- 天色(あまいろ) ◯〜△
- 朝顔 ☓
- 紅葉 △〜☓
- 竹炭 ☓
- 躑躅(つつじ) ☓
- 紺碧(こんぺき) ☓
- 孔雀 ☓
- 露草 ◯〜△
- 秋桜(こすもす) △〜☓
対照として、となりにあったペリカーノJr.に入っていた、ペリカンのロイヤルブルーを書いてみましたが、こちらはやはり非常に優秀で、M(国産のBぐらいに相当)にもかかわらず、ほとんど裏抜けしません。もうひとつ、裏抜け対策としては最強の、古典的ブルーブラックである、持参したLAMYのブルーブラック。これはもちろんぜんぜん裏抜けが起こりません。
この結果から見ると、やはり妥当なのはペリカン・ロイヤルブルーと、古典的ブルーブラック系のインクを使うしかないのかな、という感じです。
現在、仕事中に使っているLAMYのブルーブラックはインクの濃淡が強く出る特徴があるため、このモレスキンEvernoteスマートノートブック(方眼)の場合、方眼の罫線が普通のスクエアードよりも若干太めで目立つため、なんとなく読みにくくなるように感じます。もう少し濃淡が出にくい(とおもわれる)モンブランのブルーブラック(ミッドナイト・ブルー)あたりを試してみるのもいいかもしれません。
こうして、インク相性問題はまだまだ続きます。
といっても、これもモレスキンという、ちょっとわがままなノートを使う楽しみの一つではあるのですが。
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