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ライフハックを通して、自分を、そしてシゴトも変えていこう。 好きなもの:Apple、モレスキン、文房具、アコギ

カテゴリ:書評

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美崎栄一郎さんの「超iPadバカ 2000種類のアプリをためした男のすごい活用術」を買いました。

前著 「iPadバカ タブレットにとり憑かれた男の究極の活用術」に続く第2弾。
今回は1冊目の発売以降に出た、Ratina iPadについてや、さらにiPad mini を取り上げて、さらにバージョンアップした活用法が紹介されています。

著者の美崎栄一郎さんを初めて知ったのは、「「結果を出す人」はノートに何を書いているのか」という本でした。花王で働いていた頃から、業務以外の多くの人達とのネットワークを作り、勉強会やセミナーなどで活躍。本業の方でもみなさんがよく知っているヒット商品を生み出しており、スーパーサラリーマンと呼ばれるパワフルな方です。

ジョブズがあちこちに

スティーブ・ジョブズをリスペクトした巻頭ページからしてワクワクします。ワクワクするのは私自身もiPadやiPad miniを使いながら、同じようなことを思っていたから。

内容は
  • Prologue:iPad miniが切り拓く新世界
  • Chapter 1:iPadバカへの道 基礎編
  • Chapter 2:iPadバカの7つ道具
  • Chapter 3:iPadバカの読書術
  • Chapter 4:iPadバカの時間管理術
  • Chapter 5:iPadバカの出張・旅行術
  • Chapter 6:iPadバカの書類・名刺整理術
  • Chapter 7:iPadバカの情報収集術
  • Chapter 8:iPadバカの周辺機器活用術
となっており、仕事で活用できるアイデアはもちろん、日々の生活の中でiPadをどのように活用していくことができるのか、美崎さんの活用術が余すことなく紹介されています。

今回特にタイムリーな内容としては、iPad miniの発売直後ということもあり、従来のiPadだけでなくiPad miniを使うことの意味やiPad大との違いなども紹介されています。

第3章の読書編では、もちろん電子書籍や自炊で電子化した書籍の読書について書かれていますが、ちょっと残念なのは、日本版Kindleのスタートに間に合わなかったこと。
代表的な電子書籍書店として、Kinoppyやhontoが紹介されており、Webとの連携プレイや、辞書アプリとの切り替えを活用する方法、自炊したマンガなどのビューワーアプリなどが取り上げられています。
(Kindleについてはまた次回紹介したいと思います。)

また本書では、iPadで使うことで便利さが一層大きくなる、EvernoteやDropboxなどのクラウドサービスをどうやって活用しているのかが、実例をあげて紹介されています。話題にはなっているけどいまひとつよくわからなくて、クラウドサービスをあまり活用されていない方は、ぜひとも参考にされてみてはいかがでしょうか。


One more thing ...

そして最後には、おすすめアプリの紹介がありますが、このタイトルが「One more thing」そう、スティーブ・ジョブズの新製品発表会のプレゼンテーションの最後に口にする決め台詞です。

最初から最後まで、スティーブ・ジョブズへの思いが込められており、Appleファンの一人としては嬉しい限りです。




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超iPadバカ 2000種類のアプリをためした男のすごい活用術

iPadバカ タブレットにとり憑かれた男の究極の活用術

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)
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LINE なぜ若者たちは無料通話&メールに飛びついたのか?」をLifehacking.jp で紹介されていたのを読んで、即購入。著者はネタフルのコグレマサトさん(@kogure)、まつもとあつし(@a_matsumoto)さん。

最近、LINEがものすごい勢いでユーザー数を伸ばして、普及しまくっています。私ももちろん活用しています。通勤電車の中で観察していると、特に若い世代のスマホユーザーの方は、かなりの確率でLINEを使っているのを見かけるようになってきました。

LINEがなぜここまで急激に普及してきたのか。

そのきっかけは、2011年の秋に放映されたテレビのCMだったと述べられています。
出演していたのは、タレントのベッキー。ベッキーがスマートフォンでテキストチャットをしたり、スタンプを送ったり、無料通話を楽しんでいる、ただそれだけなのですが、これがいわゆるアーリーアダプターと言われるマニアではなく、ごくごく一般の人に受け入れられた。

私はもちろんすでにiPhoneのメッセージを使ってチャット形式のメッセンジャーを使っていましたし、無料通話もViberやSkypeなどを利用していました。なので、特に新しさを感じることもなく、なんとなく眺めていただけでした。それがそれから数ヶ月、あれよあれよという間にどんどん周りにもユーザーが増えてきて、あわてて登録して自分でも使うようになりました。

本書でも述べられていますが、LINEのウリはなんといっても、スタンプ。
これまでの絵文字などでは表現できなかった、いろいろな感情をストレートに伝えることができるんですね。あのスタンプの派手さ。デカさ。そしてキモカワイさ。
あとは、iPhoneユーザーにはピンときませんが、Androidのスマートフォンのメールは従来の携帯電話形式。メッセージのタイトルリストが並び、そこから個別に内容を開くというもの。これがLINEを使うことで、ふきだしによるチャット形式のメッセンジャーが使えること。これが大きかったと思います。

このような、LINEの魅力を紹介し、どうしてここまで普及してきたのか、TwitterやFacebookとの違いや住み分け。そしていわゆるガラケーと呼ばれる従来の携帯電話から、スマートフォンに急激なシフトが進んでいる中で、LINEをとりまくスマホシフトの問題点にも言及されています。

そして、最近導入されたLINEタイムラインのことを取り上げて、LINEがこれからどのようなプラットフォーム化を狙っているのか。そして終章では、LINEが示すインターネットの未来について述べられています。

LINEのユーザー数は、2012年10月末時点で国内3200万人超。全世界では約7000万人!
ちなみに2011年度における日本のスマートフォン出荷台数は、2417万台。こうしてみると、いかにすごいものであるかがわかります。

私は、日本発のこのようなインターネットの世界を変える可能性を持つサービスが、世界に飛び出して、それが受け入れられている現状は、すばらしいことだと思います。ドコモのiモードが目指そうとしてできなかったことが、今こういう形で日本発としてがんばっている。

本書の最後に、iモードの生みの親でもある、夏野剛さん(@tnatsu)のスペシャルインタビューも掲載されています。

私のまわりにも、LINEはあぶないから・・・という報道や記事を見て、それだけで最初から使わない、という人がけっこういたります。でも特にITや情報システムに関わる人は、そういうスタンスではなく、まずはなんでも「自分で使ってみる」。使い倒してそのうえで批判するなり、やめるなりすればいいと、私は思います。

LINE なぜ若者たちは無料通話&メールに飛びついたのか? (マイナビ新書)


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◇前回記事: 【ハマリ読書中】近未来の世界が描かれている Gene Mapper 藤井大洋

 
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前回の記事で紹介した、藤井大洋さんの「Gene Mapper」を読み終わりました。

解説や公式サイトを読んでさらにびっくり。この小説は本業を持つ著者が、通勤中にiPhoneのアプリで地道に執筆したものだとのこと。あとでPCである程度の校正は入れられるとしても、iPhoneの狭い画面でここまでのストーリーを書き切ったことに、素直に感動した。


さらに、公式サイトには「現実化するGene Mapper世界」という特集で、今まさに進化しつつある物語の周辺技術の最新情報がレビューされている。


ストーリーの中で出てくる、さまざまな未来技術、たとえば「バーチャル・ライト」や「DNAメモリー」、「人体通信」「コンタクトレンズへの投影技術」などのトピックスが関連リンクや動画満載で紹介されています。新しい技術好きな人にとっては読み物としても楽しめます。


著者が執筆中に、これまでに書いた未来の技術が、発表されたAppleの製品テクノロジーに追いつかれてしまい、書き直しをせざるを得なくなった、という下りは、Apple製品に私たちがワクワクする理由を考えさせます。

まだ読まれていない方は、下に他の書評も載せておきますので、興味を持たれた方はぜひ!
Kindle以外にもいろいろな形式の電子書籍で販売されています。
ちなみに、1つ購入した人には他形式のファイルが無償で提供されるとのこと。
詳しくは公式サイトを!



いろいろな書評まとめ





 
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Evernote Camera Roll 20121126 235349.png2012年、今、僕らがリアルにイメージできる未来の世界がここにあります。 

この10年われわれが体験してきた、このIT革命の延長線。
今、2012年だからこそ、この物語の舞台である25年後、2037年がちょっとリアルに想像できる。

そう考えたら、子供の頃、そう、35年前の小学生のころ、雑誌や本でよく見て思い描いていた「未来」の世界。それはほんと「夢」のような世界だった。
でもいまの自分を取り巻く世界を見てみると、実はかなりの部分がもうほとんど実現されていたりする。
腕時計にちっちゃなテレビ画面がついていて、テレビ電話で話ができる。テレビは薄いペラペラの画面が壁にかかっている・・・

本書のストーリーは近未来SF。遺伝子工学が進化して農作物を自在にコントロールできる時代、遺伝子の不要な部分を削り、虫も食べない、病気にもならないピュアな農作物として創りだされた「蒸留作物」。この蒸留作物SR6にトラブルが起こり、その原因を調査する主人公が事件に巻き込まれていく・・・というもの。

第一部には遺伝子工学に関する専門用語が連発されるので、一瞬とっつきにくさを感じる人もいると思う。しかし、ストーリーの本筋もさることながら、主人公の生きているこの時代のコミュニケーション手段である、拡張現実の世界や、デスクに浮かぶ、自由に広さを変えることができるワークスペースディスプレイ。コンタクトレンズや、網膜に直接投影されるコンテンツ、などなどの描写にヤられてしまいます。攻殻機動隊MATRIXの世界観とも通じるものがあります。

それはまるで、初めてiPhoneやiPad、そしてクラウドサービスを使った時に感じた、あのなんとも言えない未来な感覚。道具なんだけど、使っていることそのものがなんか楽しくて嬉しかったあの感じを思い出させます。これがもう少し進化していったら・・・ もう、わくわくしてきますね。

もう一つ、本書はKindleの電子書籍だけでリリースされた本だということ。
そして、300円という魅力的な価格設定。SF好きはもちろんですが、ちょっとITの未来に興味があるような人は、ハマること請け合いです。

自分は現在、2/3ほど読み終えたところですが、読み終わってからみなさんにお知らせするのが待ちきれず、今こうして記事を書いているわけです。

ということで、続きに戻ります!(笑)
みなさんの感想も聞かせてくださいね!

Gene Mapper (ジーン・マッパー)



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夏野剛(@tnatsu)さんの著書 「なぜ大企業が突然つぶれるのか 生き残るための『複雑系思考法』」を読みました。

結論: 若い人(自分は若いと思う人も)必読! 「何かを変えたい」「このままじゃヤバイ」と感じている人も必読!

紙の書籍が発売されたときにすぐ買って読んだんですが、今回はKindle版が出ていたので、手元に置いてておけるよう、Kindle版を購入し、再読しました。

著者の夏野剛さんは、最近はTVでもおなじみですが、慶應義塾大学政策・メディア研究科特別招聘教授。慶應義塾大学SFCでの授業はiTunesUでも公開されています。iTunesUの授業の話はまた別の機会にしますね。また、最近メルマガも購読していますが、夏野さんのウリであるストレートな本質を突く物言いが最高です。

さて、夏野さんと言えば、NTTドコモの「iモード」「おサイフケータイ」の生みの親。モバイルインターネットの世界で日本を世界最先端にまで押し上げてきた著者が、今、日本の企業特に製造業が苦境に陥っている状況の中、ITの本質、IT革命の本質を解き明かし、本書を貫く一大テーマ「複雑系」
を理解することで、これからの日本が進む道を示している。

「複雑系」聞きなれない言葉だが、
この言葉がわかれば、目の前のもやもやが一気に消し飛ぶように、世界最強を誇った日本のモノづくり企業が苦戦し、IT企業が空前の利益を上げ、フェイスブックやツイッターが世界中に一瞬で広まった理由がわかるはずであす。

 と書かれているように、現在の企業経営、教育、政治をとりまく大きな変化の流れを理解し、どう変わるべきかを考える上で、ひとつの大きなキーワードになる。

iTunesUの夏野さんの授業「ネットワーク産業論」を聴講していて、毎回、複雑系についての説明がありました。聴いていて概念は理解できるものの、それがものの考え方や、今の世の中を理解し、これからどうするべきかを考えるうえで、どう使いこなしていけばいいものなのか、いまいち理解できていませんでした。本書を読むことで、その部分の理解、というか頭の中でバラバラになっていたもの同士をどうやって結びつけて考えるか、それらの紐づけが前よりもスッキリしました。

詳しくはネタバレになりますので今回はここまで。ぜひ本書を手にとって(KindleでもOK)読んでみてください。

本書の構成
  • 第一章〜第三章 
    IT革命後の世界がいまどうなっているのか、そこで日本企業がどれだけ取り残され、時代錯誤の組織運営を行なっているのか、というマクロの状況論を通して、IT社会と複雑系の関係を理解する
  • 第四章〜第五章
    あなたはこの時代をどう生き残っていくか、というミクロな議論
    あなたの会社で日々、上司が語る教訓は、いったいどこまで正しいのか。その真偽を正確に判断できるようになる。
  • 第六章
    新しい社会のなかで、これから未来をつくっていく「リーダーシップ」はどうあるべきか、日本型リーダーシップの何が問題か。
  • 第七章
    そのリーダーシップをもっとも必要とする「政治」はどう変わるべきか。
  • 第八章
    政治とともに国をかたちづくる礎になる「教育」のかたち
重要キーワード「複雑系」
  • もともと複雑系とは物理学や経済学の用語で、「部分が全体に、全体が部分に影響し合い、要素ごとに切り分けた分析が困難なシステム」のこと
  • 複雑系の反対は「閉じた系」。近代の学問はその中で発展してきた。
  • たとえば経済学。「個人はもっとも合理的な選択をする」という大前提のうえで、さまざまな経済理論がなりたっていたが、経済活動のグローバル化や右上がり成長の変化等の環境変化の中で「閉じた系」の理論が成立しなくなってきた。
  • たとえば環境問題にように、物理学、地学など理系といわれる学問、政治学、経済学といった文系と呼ばれる学問領域が複雑に絡み合った課題がわれわれの前には横たわっている。そこで細分化されたある学問分野の知見だけを使っても、そうした課題に対応できなくなってきた。
  • 「世の中の現象を部分ごとに切り分けず ”複雑なもの”として全体で考える」「対象とするものの境界線を設定しない」という複雑系のアプローチが注目を集めるようになった。


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