2月8日、14日未明と二週続いて記録的な大雪になった。後半、東京では45年ぶり27cm、甲府では実に120年ぶり1m14cmの大雪となった。しかも雪質は湿りを帯びて重く関東各地でビニールハウス倒壊が続出した。
IMG_0291IMG_1197IMG_1199 常日頃お世話になっている大田原水口農場も3棟崩壊の大災難を被った。三件間口35mのビニールハウス2棟、5間口50mの農業機械ハウス1棟。幸い農業機械の破壊は免れたものの季節は2月中旬、間もなく各種野菜のハウス内播種の季節である。農家としてはこれから栽培する野菜の育苗ができないほうが打撃である。緊急支援の依頼にいつもの援農隊5名程が馳せ参じ、崩壊したビニールハウスの撤収に当たった。しかし残念ながら、広い地域での被害でハウス資材が不足し直ちに調達することはかなわず、新たなハウス組立をすることは出来なかった。
 夏のゲリラ豪雨、冬の短期間積雪と地球の異変を感じざるを得ない。環境を保護するとは、地球資源の採掘を最小限に、植物が太陽の恵みを受けて行う光合成を最大化し、豊かな緑で地面を覆うことにほかならない。アスファルトで覆い尽くされジャングル化する都会のビル群を見たとき、農地の大切さを思わずにはいられない。
IMG_0295IMG_0296 畑の雪も一部で溶け始め、寒風の吹き荒む中、水口農場特産の人参堀りを手伝った。さらに合間には米麹造りを!今冬は総量5tonほどの寒仕込み味噌作りが続くのである。寒の中にあり、農産物造りの歓びを味わいながら過ごすこの季節も悪くない。