日付から日を取り出す:DAY関数

DAY関数は日付のデータから「日」を取り出します。

例えば、「=DAY(TODAY())」とすると、今日は2016/8/30なので、日の「30」が求まります。

【DAY関数:日付から日を取り出す】
=DAY(日付):引数は日付データを指定します。

DAY関数は上の例のように、日付データから日を取り出すことができますが、これを利用すると時間を日に換算することができます。

例えば、下図「数式391」のセルC2には勤務時間の合計「123:00」が入力されています。

※下図「数式391」を参照してください。
数式391

これを日数に変換するには1日=24時間なので24で割ると求まりそうですが、実際は「5:07」となってしまいます。

《時間を日数換算する:DAY関数》
1. セルC3を選択します。

2. 「=DAY(C2)」と入力します。

3. 「5」が求まります。数式は、「=DAY(C2)」となります(下図「数式392」)。

※下図「数式392」を参照してください。
数式392

なぜこの数式で時間が日数になるのか、理解しにくいかも知れません。

エクセルでは、1日を「1」と計算します。また、24:00を超える時間は通常では表示されず、日が増えることになります。
エクセルでは、1900/1/1を起点にしますので、「123:00」はセルC2を選択すると分かるように、[数式バー]には「1900/1/5 3:00:00」と表示されています(下図「数式393」)。

※下図「数式393」を参照してください。
数式393

「1900/1/5」からDAY関数で日付を取り出しているので、「5」となる訳です。



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