2015年06月

皆様お元気でしょうか?

とうとう帰国の時がやってきました。日本に戻ります。

2014年6月13日に渡米し、UCSFでDr.Vailのもと外来・手術・カンファレンス・学会・臨床研究・論文作成をさせて頂き、早や1年が経ちました。2015年6月17日帰国の途につきます。

Time goes by very fast!
かけがえのない出会いが数えきれ無い程あり、専門分野に留まらず日本とアメリカの整形外科の違いや 、日米医療制度の違いに驚嘆する日々でした。

最初は、留学ブログを書いていく事を渋っていましたが、記憶が曖昧になる事、時系列に自分のためにも、後人のためにも続けてよかったかなと今では感じています。

この留学ブログは、
①自分への記録・留学後人の参考のため。 (アメリカ臨床留学って何?)
②医局、同門の先生方へのご報告。 (今頃どんなことをしとるんや?)
③医療従事者、患者様へのご報告。 (アメリカと日本の整形外科医療はどう違う?)
という事を3大柱と位置づけて、このバランスを自分なりに考え、記録してきました。

自分自身が、想像していた以上に多くの刺激を受け、ある事に対して、いかにあらゆる角度から様々な見方があるのかと正直驚かされました。

IT進化がめまぐるしいSan Franciscoで、臨床留学生は羨ましいねと言われることもありましたが、暗中模索、サバイバルするのに苦しい時も数知れずあった事は事実です。

しかし、そのような事も、何物にも代え難い経験にできたことは私にとって一生の財産です。

このような貴重な機会を頂けたことに、あらためてDr.Thomas Vail chair、吉矢晋一教授、上司の福西成男先生、医局・同門の先生方に非常に感謝しております。またこの決断に最後まで理解し協力してくれた家族にも感謝しています。

この経験を活かし伝える事が、帰国後の当面自分の役割だと考えております。
日本の医療・整形外科治療・手術は、非常に丁寧で、誇れる技術であるとあらためて感じました。

非常に難しい問題ですが、日本の整形外科医療の良い点に、更にアメリカ医療の良い部分が導入されて、患者様も医療従事者もHappyになるシステムに、将来していく事を微力ながら目標として努めて参りたいと思います。
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皆様お元気でしょうか?

本日は、医局はいつものごとく土曜日は誰もいません。
最後に積み残しの仕事と、デスクの撤収の為に来ました。

これで据え置きPC以外なくなりました。

月曜日は、Dr.Vailと最後のリサーチミーティングです。
最後の詰めの話をしなければ!
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またSFで見つけたアイテムを2点。

以前スターバックスのスマホ充電器を記載しましたが、
ダウンタウンのショッピングセンター内にクレジットカードをスワイプするとコインロッカーのように収納charge freeのボックスが無造作に設置されていました。
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次は、スターバックスで買える”Coffee Traveler"。15ドルです。
予約もでき、無しでも10分程で買えます。
7-12杯分だとのこと。コップやミルクやペーパタオルがサイドに収納されています。
内側が保温になっていてパーティーや会議で活躍。日本には無いようなので出来ればいいな。
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皆様お元気でしょうか。

San Francisco留学生活も残り4日となり、次第に日常が非日常になることに寂しさを感じています。

しかし、ここに来て論文書きのためのデスクワークが忙しくなってしまいました。でも着実に帰国日は近づいています。

今日は、息子の送別会を、プリスクールの友達ご家族が、近くの公園でして下さるという事で、途中抜け出して写真係をしに行きました。

たくさんの友達とお別れ会ができて満足そうでした。仕事上行く予定では無かったのですが朝出勤前に、小声で本人より「日本に帰るから今日の会に来てね。」と誘われたので行く事にしました。

本当に皆さん1年間ありがとうございました。行くのが嫌だと言わなかったのが良くわかりました。たくさんの友達に集まって頂き、当人もさぞかし満足だったことでしょう。
お菓子や飲み物、寄せ書きに家族一同目を通し感激しております。代わりましてお礼申し上げます。

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ところで、アメリカはKidsの誕生日や歓迎会送別会など大きなイベントとしてする習慣があります。

自分が子供の頃日本では、自宅に数人の仲良し友達を呼んでケーキとジュースとファミコン位だった気がします。

こちらに来て驚いたことの一つが盛大なKidsの誕生会です。公園や施設を借り切ってジャンピングハウスがあったりマジシャンや風船おじさんが来たりします。出席する友達もかなり多く、クリスマスと誕生日はおもちゃだらけです(笑)。

習慣の違いといえばそれまでですが、バスの座席も、大声で呼ばれ子供と高齢者と体の不自由な方には必ず席を譲ってくれます。

良いところは日本社会に戻っても続けたいと思いました。

皆様お元気でしょうか?

論文の投稿(submit)から返事まで、早いもので14日、普通は2~3か月、reviewにかかります。これでもonline投稿になって昔から返信が早まっていると聞きました。
即rejectもあるようです。その間に二重投稿は勿論できません。結果を待つのみです。

4月15日submitし、6月2日帰国前の旅行先のSan Diegoで、あるジャーナルからrejectメールを受けとりました。

初夏の日差しを浴びて、「色々あったなあ。皆さん、そして家族にも迷惑かけたなあ」この旅行は奮発卒業旅行。

こういう時に返事って返ってくるのですね。皆さん苦労されてacceptされpublishしているので甘い甘い話で申し訳ありません。

最初に掲げた目標が、手術・外来・カンファレンスをobservateする事と、貴重な臨床データを頂いて自分でリサーチテーマを見つけ、CITI, IRBに通し、論文を土産にする事。これが僕の命題でありました。

修学旅行中の返信の何となく嫌な予感は的中しました、revisionではなくrejectでした。悔しい気持ちで一杯です。しかしreviewerコメントは的を得ていました。今日急遽上司の多忙のDr.Vail chairに今後の方針と投稿雑誌を相談指南して頂きました。

visiting scholarで臨床論文をDr.Vailのもとで仕上げた人がいない事も今日聞きました。(勿論別の指導医に付いてDr.Vailがlast author論文は多くあります。本来は、リサーチの面倒を見る立場で無いという意味です。)
cirtificationだけを貰って帰る他国留学生もいるそうです。

吉矢教授と福西先生にもアドバイスと激励を頂きました。論文に関してですが、比較対象の詳細は別として、一般的に「否定された事柄を肯定的に述べるのは難しい。」と思わされました。

しかし「Shoji, Keep on going!」とDr.Thomas Parker Vailに肩を叩かれ、やるしかないという気持ちでいます。

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皆様お元気でしょうか。

国際腰痛学会が本年のHost会場がサンフランシスコだとのことで、昨日より兵庫医大から圓尾圭史(2011UCSF留学)がpodiumで、木島和也先生がposterで発表前に食事会をしました。

帰国前である事と、そういう時に限って論文の返事。上司とやり取りで、ばたついてしまい完全に水谷潤先生に兵庫医大食事会のセッティングまでして頂きました。ありがとうございました。
奥様も今回は3泊5日の弾丸ツアーの最終日に参加してくださりありがとうございました。

圓尾医局長から、「ぱたんと連絡無くなったよな。お前から。」と言われました。
携帯壊れた話、毎朝トイレで世界の誰よりも最初にこのblogを見てもらっている話が本当なら知ってるはず!

圓尾先生は勿論、木島先生も自分が初めてのオーラルプレゼンテーションの発表前とは違う余裕綽々な感じですね。

今思うと、圓尾先生、木島先生、井上先生、橋本先生、柏先生、村山先生とけっこう兵庫医大の先生と留学中にサンフランシスコで会えて変な感じでした(笑)
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ISSLS発表皆さん頑張ってください。

ちなみに僕は、6月2日修学旅行中に来たブラックメール。その投稿論文の返事の対応のために今日もDr.Vailに無理言って1時間今後の相談をして頂きました。
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サングリアで乾杯!ドラフトビールで乾杯! ラグビー部OB。

皆様お元気ですか?

6/6は、ベイエリア整形外科の会で、昨年も行ったThomales Bay Oyster Companyでオイスターバーベキューを行いました。
歓送迎会、ご結婚お祝い、ご出産お祝い、みんなお祝いです。
この会もどんどん大きくなり、家族みなさんで26名参加されたそうです。
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カキの養殖場ですが、ポットラックでたくさんの美味しいごはん、スタンフォードの黒肉と呼ばれる熟成肉をKawai先生がお届け。デザート、ケーキ、ビールにワイン。。。
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長尾先生、森岡先生、千葉先生、圓尾先生の創世記から、今や名称もベイエリア整形外科の会です!
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全国の大学の整形外科医がこのSF Bay Areaで協力し、仲良く交流を深め、勉強会で刺激しあえる、本当に素晴らしい会に混ぜて頂きありがとうございました。
皆さんの能力にいつも脱帽する日々でした。

今後も、この会がUCSFやStanford、BayAreaの先生方とともに発展される事をお祈り致します。

皆様お元気でしょうか?

帰国が6月17日と迫り、6月1日ー4日まで修学旅行でした。場所はSan Diegoです。
過去に研究で住まれ方や、行かれた先生は皆さんおすすめされました。

我が家は車が無くなってしまいましたので、LCC Virgin Amerivaに乗り思ったより快適な空の旅。車でロサンゼルスやラスベガスに10時間以上運転して行った事を思い出すと、あっという間に1時間20分でSD到着。元気もりもりです。
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このバージンアメリカ、救命胴着や酸素マスクは踊ってる動画を見て終了。

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Sea World,
シャム(シャチ)大きいな。そしてずぶ濡れ。
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Lego land,とプール。
Lego、間違いない。
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SD Zoo, 動物以上に、何かでかい銅像達が気になる
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 UCSD, 広ーい。
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UCSDスクリプスの近くラホーヤに、アシカが人よりたくさんいます

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