エアピストルをやりたい場合、
全国で500人だけしか推薦が受けられず、推薦を待たなければいけないと言われます。
この数字、適当なものではなく、これも法令で定められています。

まず、エアピストル・・・空気けん銃の許可についてですが、

銃刀法第四条(抜粋)
次の各号のいずれかに該当する者は、所持しようとする銃砲又は刀剣類ごとに、その所持について、住所地を管轄する都道府県公安委員会の許可を受けなければならない。

四 国際的な規模で開催される政令で定める運動競技会のけん銃射撃競技又は空気けん銃射撃競技に参加する選手又はその候補者として適当であるとして政令で定める者から推薦された者で、当該けん銃射撃競技又は空気けん銃射撃競技の用途に供するため、けん銃又は空気けん銃を所持しようとするもの

として、法第4条第4号に、規定されています。

同条第1号で、
狩猟、有害鳥獣駆除又は標的射撃の用途に供するため、猟銃又は空気銃(空気けん銃を除く。)を所持しようとする者(第五号の二に該当する者を除く。)

とされ、猟銃・空気銃とは区別されています。

ポイントになるのは、
国際的な規模で開催される政令で定める運動競技会のけん銃射撃競技又は空気けん銃射撃競技に参加する選手又はその候補者として適当であるとして政令で定める者から推薦された者

という点で、標的射撃やりたいからというのは通じず、
競技会に出るのが前提になります。
しかも、国際的な規模で開催される政令で定める運動競技会・・・
具体的には、政令→銃刀法施行令ってやつで決められていて、
銃刀法施行令第三条
法第四条第一項第四号の政令で定める運動競技会は、次の各号のいずれかに掲げるものとする。
一 オリンピツク競技大会
二 アジア競技大会
三 近代五種競技世界選手権大会
四 世界射撃選手権大会
五 アジア射撃競技選手権大会

この大会に出る選手か・・・候補者として推薦された人になります。

推薦者は、同じく政令で定める者からの推薦・・・
2 法第四条第一項第四号の政令で定める者は、財団法人日本体育協会(昭和二年八月八日に財団法人大日本体育協会という名称で設立された法人をいう。以下「日本体育協会」という。)とする。

あれ・・・平成30年4月から日本スポーツ協会になったんですが・・・。

から、日本体育協会からの推薦を受ける必要があります。

オリンピック選手や、オリンピック候補者として推薦を受けた人しか、
そもそも許可が持てないのです。

そして、更に・・・
法第4条第3項
第一項第四号の政令で定める者が行う推薦は、国家公安委員会規則で定める数の範囲内において行うものとする。

という規定があります。
ここでいう国家公安委員会規則・・・
昭和四十六年国家公安委員会規則第六号(銃砲刀剣類所持等取締法第四条第一項第四号に規定する政令で定める者が行なう推薦の数を定める規則)というものがあり、
この規則に、
銃砲刀剣類所持等取締法第四条第三項の規定に基づき、銃砲刀剣類所持等取締法第四条第一項第四号に規定する政令で定める者が行なう推薦の数を定める規則を次のように定める。
銃砲刀剣類所持等取締法第四条第一項第四号に規定する政令で定める者が行なう推薦は、けん銃については五十人、空気けん銃については五百人をこえない範囲内の者について行なうものとする。


とあり、空気けん銃は、500人をこえない範囲内の者と定められていて、
これでエアピストルの推薦は500人という話がわかったかと思います。
エアライフルのほうがそういう意味では、初めやすいのです。
荷物が多くなるのが、難点・・・(´・ω・`)