クラブワールドカップを3試合観戦したので、何か書き残しておこうとする衝動にかられ、久しぶりにブログの更新をしてみる。
まず今回の開幕戦から見たわけですが、スタジアムはガラガラ。キックオフ後にもまだまだ人が入って来るような感じだった。正直、自分も含めてどうしても見たいというゲームではなかったのは確かである。
しかし、柏はJリーグ王者として、モチベーションの高くないオークランドシティをあっさりと撃破。リードされているオークランドシティが大して戦う姿勢を見せないのに、違和感を感じながらも、第1試合を観戦完了。
観戦第2試合目は、柏vsサントス。
南米らしいドリブルから始まる攻撃のサントスが華麗な3得点を上げる。1点目のネイマールのゴールは、どの瞬間を切り取っても美しい、パーフェクトなゴール。これをスタジアムで見られただけでラッキーであった。
柏もサントス相手にかなり善戦したと思う。ただ、さすがは南米王者。オフェンスだけでなく、ディフェンスも相当に強い。特に4バックの1対1の強さは半端じゃない。
今期の柏の戦い方はグランパス戦を1度だけスタジアムで見たが、サイドからシンプルに中へ点で合わせるクロスを狙いのひとつとしていた。グランパスはそれで何度かチャンスを作られていたが、サントスはディフェンスのアプローチの距離が近く、簡単にクロスが中に入れられない。
クロスへの対応をしながら、縦への突破も許さないという強靭な個の力を盾に、柏の特徴をうまく消していたと思う。
後半から北島選手が入り、得点の匂いも感じさせてくれたが、ここでもサントスのディフェンスが光る。決してフリーになる時間を与えないのである。酒井選手のゴールを除けば、唯一得点への期待が高まる攻撃パターンではあったのだが、結局、サントスディフェンスにがっちり受けられる形となってしまった。
ただし、このゲームを見る限りでは、サントスは対バルサの攻撃を受けきれないと思う。サイドから単純に入れて来るボールに対しては、強靭な4バックが難なくはじき返すとは思うが、シャビ、セスクが作るゲームに対しては、さすがに中央を割られてしまうだろう。
最後に、今大会の自分の中のメインイベントである第3試合目バルサvsアルサッド。
生のメッシを見るためだけにチケットをゲットしたわけであるが、アルサッドのモチベーションの低さにがっかり。さほどメッシが動かなくても、ゲームの勝敗は動かない内容になってしまった。
とはいえ、今大会3試合目の観戦であるため、他の2試合との比較で楽しむ事は出来た。いつもテレビで見てるバルサの攻撃も、特別な事をしているわけではなく、的確なポジショニングと超速のパススピードで、自分達のボールポゼッションを高めているのは、はっきりと見えた。
バルサの攻撃でポゼッションが高くなる理由のひとつに、個の能力の高さが上げられるが、自分が見る限りにおいて、1対1の勝負ならば、おそらくサントスのレギュラー陣もほとんど負けないくらいの力はあると思う。
しかし、ゲームになると相手の個の能力の高さを消す展開をするのが、バルサのサッカーである。とにかく、自分達は個が孤立する事なく90分間のゲームを終える事ができる。いくら相手に個の能力があろうとも、それを無力化する術を知っているである。
それが的確なポジショニングである。
スタジアムで見たゲームだけに関して言えば、グアルディオラ監督から特にポジションの修正はなかったと思う。相手が戦う姿勢ではなかったし、ボールも自由に持たせてくれた。もちろんラインもめっちゃ低め。いくらでも攻撃が続く典型的な勝ちパターン。
これではバルサのポテンシャルの高さを見る事はかなわないが、パススピードだけはいつもと変わらず超ハイスピードなものばかりであった。このパススピードの速さこそが、的確なポジショニングの完成度を上げる鍵になっているのである。
バルサのパスを良く見ていると分かると思うが、ディフェンスの目の前を通り過ぎていくパスが1試合に何百本とある。ディフェンスの足が出れば、簡単にパスカット出来そうな距離でも、そこはバルサ攻撃陣のパスコースのひとつとなっているのである。
この1点においてさえ、バルサのパスがいかに優れているのかが分かると思う。要するに相手ディフェンスの足が届く場所でさえ、パスは通せるのである。相手が反応出来ないだけのスピードさえあれば。
これによりバルサは自分達のポジショニングを大きく崩す事なく、的確な場所でパスの交換をする事が出来る。
もちろん、超ハイスピードのパスをコントロール出来るだけの技術が受け手にも必要だが、それだけなら、バルサの面々でなくても可能だろう。日本代表でなら、香川選手くらいなら十分コントロール出来るに違いない。だから、彼は代表でも中央からゴールを決める事が出来る。バルサの象徴的なゴールシーンの中に、香川選手は十分存在出来ると思う。
なので、あと何年かすると日本代表も今のバルサと同じようなサッカーが出来るのではないかと思わずにはいられないのである。たぶん、出来ると思う。
ただ、その時にはバルサのサッカーはさらに進化していて、その凄さを実感する事は出来ないとは思うが。。。
そして最後に、3試合を見て思ったのは、
大会の運営側は、参加給などはギリギリに抑えて、代わりに勝利給を増やして、もうちょっとゲームを密度の濃いものにしてもらいたいと、切に願う。今のままだと1試合だけのトヨタカップで良かったのではないかと思わずにはいられない瞬間が多過ぎる。結果からいっても、欧州王者vs南米王者が決勝を戦う図式は全く揺らぐ事がないのだから。
まず今回の開幕戦から見たわけですが、スタジアムはガラガラ。キックオフ後にもまだまだ人が入って来るような感じだった。正直、自分も含めてどうしても見たいというゲームではなかったのは確かである。
しかし、柏はJリーグ王者として、モチベーションの高くないオークランドシティをあっさりと撃破。リードされているオークランドシティが大して戦う姿勢を見せないのに、違和感を感じながらも、第1試合を観戦完了。
観戦第2試合目は、柏vsサントス。
南米らしいドリブルから始まる攻撃のサントスが華麗な3得点を上げる。1点目のネイマールのゴールは、どの瞬間を切り取っても美しい、パーフェクトなゴール。これをスタジアムで見られただけでラッキーであった。
柏もサントス相手にかなり善戦したと思う。ただ、さすがは南米王者。オフェンスだけでなく、ディフェンスも相当に強い。特に4バックの1対1の強さは半端じゃない。
今期の柏の戦い方はグランパス戦を1度だけスタジアムで見たが、サイドからシンプルに中へ点で合わせるクロスを狙いのひとつとしていた。グランパスはそれで何度かチャンスを作られていたが、サントスはディフェンスのアプローチの距離が近く、簡単にクロスが中に入れられない。
クロスへの対応をしながら、縦への突破も許さないという強靭な個の力を盾に、柏の特徴をうまく消していたと思う。
後半から北島選手が入り、得点の匂いも感じさせてくれたが、ここでもサントスのディフェンスが光る。決してフリーになる時間を与えないのである。酒井選手のゴールを除けば、唯一得点への期待が高まる攻撃パターンではあったのだが、結局、サントスディフェンスにがっちり受けられる形となってしまった。
ただし、このゲームを見る限りでは、サントスは対バルサの攻撃を受けきれないと思う。サイドから単純に入れて来るボールに対しては、強靭な4バックが難なくはじき返すとは思うが、シャビ、セスクが作るゲームに対しては、さすがに中央を割られてしまうだろう。
最後に、今大会の自分の中のメインイベントである第3試合目バルサvsアルサッド。
生のメッシを見るためだけにチケットをゲットしたわけであるが、アルサッドのモチベーションの低さにがっかり。さほどメッシが動かなくても、ゲームの勝敗は動かない内容になってしまった。
とはいえ、今大会3試合目の観戦であるため、他の2試合との比較で楽しむ事は出来た。いつもテレビで見てるバルサの攻撃も、特別な事をしているわけではなく、的確なポジショニングと超速のパススピードで、自分達のボールポゼッションを高めているのは、はっきりと見えた。
バルサの攻撃でポゼッションが高くなる理由のひとつに、個の能力の高さが上げられるが、自分が見る限りにおいて、1対1の勝負ならば、おそらくサントスのレギュラー陣もほとんど負けないくらいの力はあると思う。
しかし、ゲームになると相手の個の能力の高さを消す展開をするのが、バルサのサッカーである。とにかく、自分達は個が孤立する事なく90分間のゲームを終える事ができる。いくら相手に個の能力があろうとも、それを無力化する術を知っているである。
それが的確なポジショニングである。
スタジアムで見たゲームだけに関して言えば、グアルディオラ監督から特にポジションの修正はなかったと思う。相手が戦う姿勢ではなかったし、ボールも自由に持たせてくれた。もちろんラインもめっちゃ低め。いくらでも攻撃が続く典型的な勝ちパターン。
これではバルサのポテンシャルの高さを見る事はかなわないが、パススピードだけはいつもと変わらず超ハイスピードなものばかりであった。このパススピードの速さこそが、的確なポジショニングの完成度を上げる鍵になっているのである。
バルサのパスを良く見ていると分かると思うが、ディフェンスの目の前を通り過ぎていくパスが1試合に何百本とある。ディフェンスの足が出れば、簡単にパスカット出来そうな距離でも、そこはバルサ攻撃陣のパスコースのひとつとなっているのである。
この1点においてさえ、バルサのパスがいかに優れているのかが分かると思う。要するに相手ディフェンスの足が届く場所でさえ、パスは通せるのである。相手が反応出来ないだけのスピードさえあれば。
これによりバルサは自分達のポジショニングを大きく崩す事なく、的確な場所でパスの交換をする事が出来る。
もちろん、超ハイスピードのパスをコントロール出来るだけの技術が受け手にも必要だが、それだけなら、バルサの面々でなくても可能だろう。日本代表でなら、香川選手くらいなら十分コントロール出来るに違いない。だから、彼は代表でも中央からゴールを決める事が出来る。バルサの象徴的なゴールシーンの中に、香川選手は十分存在出来ると思う。
なので、あと何年かすると日本代表も今のバルサと同じようなサッカーが出来るのではないかと思わずにはいられないのである。たぶん、出来ると思う。
ただ、その時にはバルサのサッカーはさらに進化していて、その凄さを実感する事は出来ないとは思うが。。。
そして最後に、3試合を見て思ったのは、
大会の運営側は、参加給などはギリギリに抑えて、代わりに勝利給を増やして、もうちょっとゲームを密度の濃いものにしてもらいたいと、切に願う。今のままだと1試合だけのトヨタカップで良かったのではないかと思わずにはいられない瞬間が多過ぎる。結果からいっても、欧州王者vs南米王者が決勝を戦う図式は全く揺らぐ事がないのだから。
