実況「さあ、今大会からの新競技、フィギュアスケート将棋一回戦。激しい攻防が続いております。いかがですか、解説の羽生さん。」

解説「そうですね、藤八段攻めてますよ。若干メドベーゼフ七段が押され気味ですね。」

実況「なるほど。そこにスケーティングの得点がどれだけ絡んでくるのか。我々も予想できません。楽しみな戦いですね」

解説「はい」

実況「おっと?またここで動きが出そうです。今度は藤八段立ち上がりました。ここは指す前にスケーティングでしょうか?」

解説「そうですね。スケーティングの得点はメドベーゼフ七段が上回ってますので、ここは少しでも得点を重ねたいところですね」

よちよちよちよち

実況「おっと、すべ、、らないか?」

解説「藤八段スケートは一昨日始めたばかりだそうですね。ちょっと腰が引けてますね。」

実況「メドベーゼフ七段の優雅な白鳥の舞に対して、藤八段産まれたてだ。」

ぷるぷるぷるぷる

実況「ぷるぷるしてますね。」

ぷるぷるぷる〜・・・・

どて!

実況「転びましたね」

ふらふら・・・

ぱちん

先手、4六角

解説「おっと、これはどういう採点がされるでしょうか」

実況「スケーティングの得点としては低いでしょうね。ただ4六角は妙手です。これで一気に大優勢ですよ」

解説「全体としての得点としては?」

実況「どうでしょうかね。将棋の勝ち負けに加えてスケーティングの得点ですから。なにしろ我々も始めてですので。審査員次第でしょう。」

解説「さあ、面白くなってきましたフィギュアスケート将棋。まだまだ続きます!」

つづく