2006年06月22日

涼宮ハルヒの憂鬱 #12『ライブアライブ』 来年のSOS団の出し物はハルヒダンスだね

文化祭にやたらと弾けた服装の奴等が見られたのはSOS団の悪影響なんじゃないかなと思う今日この頃。
小ネタの突っ込みは止めとこう。


まずは、古泉の劇から。

『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』

検索してみた。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=25573
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/8483/roseguil.htm

なんちゅーマニアックなものをやっとるんだ古泉のクラスは。
原作の何処かにストッパードの名前(※1)が出てたから原作の記述通り。それから古泉の服装は「平服姿のデンマーク騎士」(※2)と描写されていたから間違いない。

シェイクスピアの戯曲『ハムレット』に登場する、デンマーク王子ハムレットの学友ローゼンクランツとギルデンスターンを主人公とした作品。
この二人、ハムレットの劇中では「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」の台詞だけで片付けられてしまう脇役だそうな。

二人は、ハムレットの監視役であっさり死ぬ役。
古泉は、涼宮ハルヒの監視役であっさり死ぬ役。

という死亡フラグの暗示じゃあるまいな古泉。
監視対象がキチガイ(に見えるだけ。ハルヒもハムレットも)であるとか、巨大な運命の歯車に翻弄されてる感じとか印象がダブります。
多分、古泉の趣味なんだろうけど。


<<追記>>
(※1)『涼宮ハルヒの溜息』 p.259
「僕のクラスではシェイクスピア劇をやることになっているんですけどね。『ハムレット』です。僕はギルデンスターンの役を仰せつかりまして」
知らん名だ。どうせ脇役だろう。
「本来はそうだったんですけどね。途中でストッパード版に変更になったんですよ。ですので僕の出番も結構増えてしまいました。」
ごくろうさんと言いたいね。ハムレットにシェイクスピア版以外のものがあるとは知らなかったよ。


どんな路線変更だよw


(※2)『涼宮ハルヒの動揺』 p.28






*以下ネタバレです。

さて、本編の感想ですが、次回予告で言っていた「私の歌をきけぇ〜!」に尽きる感じですね。
ライブシーンは本当に圧巻ですよ。なんであんなに動くんだよ気持ち悪いな!一体何処の劇場用アニメかと思ったぜ!

音楽やってる人の観察による口パクもギターもベースも実際のコードを抑えて音と一致しているそうです。
そして何より表情の描き込みが凄いし、動く動く。表現はリアリティに溢れてるし、動く動く。
唾を飛ばし顔を歪めてシャウトするハルヒ。息切れして上気しながら歌い続けるハルヒ。
”God knows…”の演奏シーンはマジで神がかってるな。サビの歌詞はシビレるねー
”冒険でしょでしょ?”の「わたし」と「あなた」とは違う、”God knows…”「わたし」と「あなた」はラストに向けての示唆に富んでいますね。

まあ、ライブシーンの感想は「すっごい興奮しました!」で終わらせましょう。ライブだしね。それ以上は無粋というものでしょう。
ライブの興奮は雨の中へとフェードアウトする。祭りの終わり、そしていつか終わる青春時代を暗示させながら。

んでまあ、キョンとハルヒの描写が味があります。
噛めば噛むほど味の出る、涼宮ハルヒシリーズの魅力全開ですよ。
ハルヒの『動揺』とキョンの『呆然』。見る人によって、そして恐らく見返す度に違う見方が見えてくるはずです。
これですよ、これ。これこそハルヒシリーズの魅力ですよ。原作者・谷川流の持つバランス感覚は天才的だと言いたい。


ハルヒの『動揺』は、3年生バンドの晴れの舞台を奪った罪悪感とも取れるし、「普通」のことが楽しいと思えた為とも取れるし、キョンを置いてけぼりにしてしまった後ろめたさにも見える。
当然、キョンの解釈が一番大きいでしょうが、これらの全てが正しいじゃないのだろうか。
キョンの『呆然』も、視聴者とシンクロした見た目通りで台詞通りの呆然にも取れるし、やはりハルヒに置いて行かれたように感じた寂しさのような物が漂っています。
それから、ハルヒが成長していると感慨深く見守っているのもあるだろうな。

ああ、面白かった。



次回予告
なんだか次回予告に古泉が乱入してやがるぜ。次は古泉大活躍だしな。
多分、京アニクオリティで阪神辺りがえらいことに…


涼宮ハルヒの動揺

涼宮ハルヒの詰合 ~TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」劇中歌集シングル~


shotinashi at 20:36│Comments(0)TrackBack(2)clip!涼宮ハルヒ | アニメ

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1. ライブアライブ  [ Old Dancer's BLOG ]   2006年06月23日 01:29
 ………えっとな?とりあえず、シトとして一言だけ言わせてくれ。  ナンとしてもこの表現力でCLANNAD・TV版を実現してくださいませ京都アニメーションの皆さまっ!! あの「決して届かないことの痛み」と「その中で辛うじて届いたことの感動」を表現できるのはあなた方...
2. 「涼宮ハルヒの憂鬱」第12話を見た。  [ 妄想界の住人は生きている。 ]   2006年06月23日 05:05
 おはようございます。だんちです。TVKにて「涼宮ハルヒの憂鬱」第12話を見まし

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