2007年09月30日

藁葺き屋根と水車小屋

3618388e.jpg    藁葺き屋根と水車小屋

今日は迷わず茨城県の小幡に行こうと決めていた。
 7月26日の新聞の記事に小幡に、今もなお、現役の藁葺き屋根と杉の葉を突いて線香を作っている現役の水車が紹介されていた。
 葛飾の自宅を9時すぎに車で出発した。高速道路は使わず、6号線で行こうとした。それは昨日、茨城県取手の登記所に高速道路で相続登記申請の仕事で行った。その帰り、一般道路で帰路を検索すると、来るときの時間と大差がなく、実際そのとおりの時間に帰ってくることが出来た。
 しかし、カーナビで茨城県小幡を検索すると到着時間12時半と3時間以上かかることがわかった。方針を転換し、高速道路を使うことを決めた。すると到着予想時間が11時半、一時間も違うことがわかった。
 途中、道を間違えて筑波山の頂上近くまで来てしまい、多少時間をロスしたが、小幡には11時半前に着いた。幸いライオンズクラブ運営の無料駐車があり、そこに車を置き、近くの民家に、水車の場所と藁葺き屋根の所在を確認した。水車の場所は教えてくれたが藁葺き屋根は知らないと言われた。
 10分ほど車を走らすと水車小屋に着いた 
その水車は観光目的ではなく現実に大きな音をたてて、働いていた。
 水車小屋の前に線香の販売所があった。販売所に新聞記事を見て来た旨を伝え、水車小屋に向かった。水車小屋の南面は自然そのものであった。小さな水路を飛び越えた、そこは人が歩いた気配がないのである。
 丈の高い草と倒木、木が生い茂っていた。更にその奥には清流が心地よい音を立て流れている。
水車小屋の写真の構図を決めるため、草むらを歩いた。
 木々の間から射す太陽の光に輝くものが見えた。玉虫だった。驚いた。それも一匹だけでなく、何匹もいた。私は水車の写真を撮る前に、興奮しながら、玉虫の写真を何枚も撮った。平成19年8月1日のことである。
    
平成19年8月2日 木原孝明


shoueifudosan at 11:03コメント(0)トラックバック(0) | エッセイ  

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