カワバタモロコ リターンズ

おまたせしました。
9月9日の活動日誌です。

bobtuck氏と久留米方面で活動してきました。
目的はカワバタモロピー(カワバタモロコ)です。

カワバタモロコは福岡自然研究部の原点なのです。
(実はカワバタモロコ探しは、今回が3度目です。過去の活動については、こちらこちらをご覧ください)
そして、今回の活動は、福岡自然研究部の原点に立ち返り、気合いを入れなおすための活動なのです。

まずは、2年前に調査を行った水路に行ってみようということになったのですが・・・我々は、完全に場所を忘れていました。

「なんかこの道、見覚えあるなあ」
「こんな道、通ったっけ?」
「いや、こっちじゃなかった、ごめんごめん」
「あ、でもここは通ったことあるよ、絶対!」

などと話しながら、いっこうに目的地が見つからなくて若干焦り始めていたころ
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「あ、あれは、あのデ〇デオだ!!」
「ほんとだ~!」
(内輪ネタですみません)

強力な目印を見つけ、なんとか無事に目的地に着きました。

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さっそく胴長に着替えるbobtuck氏。
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こんな水路。
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サデ網を持って豊漁の舞を踊るbobtuck氏。
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採集結果。モツゴ1尾。

気を取り直して次の水路へ。

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こんな水路。
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ヌマムツ。
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ムギツク。
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トウヨシノボリ。

魚は多いのですが、モロピーが当たる感じがしなかったので、この水路も諦めました。
ラーメン屋さんで腹ごしらえをして、次の水路へ向かいました。

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今回は、前回の経験を踏まえ、秘密兵器を用意してきたのです!
もんどりを仕掛けるbob氏。

思えば2年前、我々はおもちゃ網で採集していました。
それがもんどりを使って採集をするようになるとは・・・成長したものです。

15分後・・・
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バラタナゴ属sp.。
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ヤリタナゴ。
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コフキトンボのヤゴ。

もんどりでタナゴを採集して気を良くした我々は、次の水路へ向かいました。
この時、後に悲劇が待っていようとは思いもしませんでした・・・。

次の水路で、再びもんどりを仕掛けたのですが・・・
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まったく採れない・・・。悲しげにもんどりの中を見つめるbobtuck氏。

魚は、それこそもう沢山泳いでいるのが見えているんですけどね。
道具はあれど、採集するのは難しいものです。今回はモトヤ氏もいなかったので・・・。

「サデ網とタモ網でがんばりましょうか」
ということで、水路で網入れをしていたのです。
その時、悲劇が・・・

私が水路の深みに落ちてしまったのです・・・。

なんとか無事、這い上がりましたが、カメラが水没・・・。


というわけで、ここから先は写真がないのです。
全身ずぶ濡れになってしまったので、とりあえずスマホでbob氏に服が買える店を探してもらい着替えましたが、もう完全に採集意欲が失せてしまっていた・・・。

というわけで、早々に帰宅の途についたのでした。
bobtuck様、大変ご迷惑をおかけしました。もう、ほんっと~うに、すみませんでした!

このことがなければ、カワバタモロコ見つけてたんだけどな・・・すみません、負け惜しみです。

今回は残念な結果になってしまいましたが、次回の活動は、我が部の隠れ部員(?)が登場予定です。もしかしたら、あんな種やこんな種が見つかるかも!?ご期待ください。

久しぶりの活動&更新

ほんとに久しぶりの更新です。
久しぶりすぎて、ブログの管理画面のログイン番号を忘れていました・・・。

夏バテしてまして、さぼってました・・・すみません!!!

先日、bobtuck氏と久留米方面に調査にいってきました。
えー、そのことについて更新しようと思ったのですが・・・なんとカメラのメモリーカードが行方不明になってしまいました!!!
私は、忘れ物&失くし物番長なのです・・・。

家の中にはあると思いますので、見つかり次第更新いたします。

めぐりあい宇宙

昨日はbobtuck氏とともに、福岡県のとある低山地にサンショウウオ調査に行ってきました。

どうやらこの場所は両生類相が豊かで、ブチサンショウウオも生息しているらしいという情報を得たのです。ブチサンショウウオはちょうど今が産卵期ですので「見るなら今しかね~」というわけで、早速出掛けたのでした。

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まず最初に来た沢。
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カワヨシノボリ。
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ウシガエル幼体。ウシガエルはどこにでもいます。

bobtuck氏はヤブヤンマのヤゴを採集。
この日見つけたトンボについては、トンボ観測をチェック

「う~ん、ここはブチサンショウウオ臭がしないな」
という根拠のない、いわゆる女の勘で場所を移動することにしました。

林床が湿地になっている場所。
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ここにはカスミサンショウウオの卵塊が沢山ありました。
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ほとんどが孵化間近の卵塊でしたが、水の中には孵化間もない個体もいました。
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ニホンアカガエル幼生。

昼食をはさんで、次の沢にやってきました。
bobtuck氏がiPhoneを駆使して沢を見つけていたのでした。
が、しかし!その沢は水が枯れていました。

他の沢を探して周辺の林道を歩いていると水音が。不法投棄だらけの沢がありました。「沢はあるけども、どうだろうか…」という感じでしたが、とりあえずその沢に降りてみて、上流まで登ってみることにしました。するとbobtuck氏が「自分がサンショウウオなら、ここに産卵するっす」と根拠のある(?)男の勘で岩の下を探し始めました。沢を登りながらとにかく怪しい岩の下を探していきました。

「いないですね~この沢は違うのだろうか…」と言っているうちに、その沢は一度途切れてしまったのですが、林道を挟んでまだ上流があるようでした。
「ここまで来たら行くしかないっすよね」と言ってさらに上流に登っていくと…。
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ブチサンショウウオ臭が!苔蒸す岩がごろごろした細流がありました。
「みつけちゃいましたね」
「やっちまいましたね」
と、まだブチサンショウウオを見つけてもいないのに祝杯気分の我々。

とにかく岩の下を2人で探し回りました。
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見よ、このbobtuck氏の熱くたぎるブチサンショウウオへの思いを!
もはや上下左右が分からない体勢になっています。

じゃーん。bobtuck氏がブチサンショウウオの卵塊を見つけました!
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初めて見た~(興奮)

そして、怪しい岩の下を見てみると。
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いました~(興奮)ブチサンショウウオ成体。
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たぶんメス。
それにしても、ブチサンショウウオは大きかった。
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この大きさ、伝えたい。

違う道を辿っていたら、この場所にめぐりあうことはなかったかもしれません。
大げさかもしれませんが、運命とは奇妙なものです。

2人とも1日中沢登りでヘロヘロになって帰宅しましたが、なんとも心地よい疲労でした。
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