市況研究社のメモ帳

「市況研究社」および「市況研究社日報」から一部を公開します。

●季節的要素:11月から12月、原油処理量と稼働率が上昇する
製油所の原油処理量が10月減少し、そのあと11月から12月に増加するのは、毎年繰り返している季節的変動です。

(ⅰ)原油処理量と稼働率は毎年「季節的変動」を繰り返しています。
(ⅱ)米国でも製油所の原油処理量は11月から12月に増加し、稼働率がアップします。
(ⅲ)サウジアラビアでも11月、秋季メンテナンス明けから原油需要が増加します。

●季節的要素:アジア市況の精製マージンは堅調
ケロシン/ジェット燃料、ディーゼルの中間留分のクラック・スプレッドは記録的水準です。

●国際原油取引の指標=ブレント原油のレンジ下辺
ICEブレント原油先物は国際原油取引の指標です。
ブレント原油先物のレンジ相場は、来年(202623月に向けて続く可能性があります。

当社が想定しているレンジ下辺
限月            レンジ下辺の目安
ブレント原油20261月限    64.00
ブレント原油20262月限    63.60
ブレント原油20263月限    63.40

1010日(金)~1021日(火)、市場人気は「レンジ下限」以下を叩いた。
6
月末から7月、8月、9月、10月とレンジ相場が長引き、その中間点で反落した可能性が高い。

10月相場における「レンジ下限以下」の売り
10
月、レンジ下限以下の安値10/10  10/13  10/14 10/15  10/16 10/17  10/20  10/21
ブレント原油20261月限  61.56 62.00 61.18 61.63 60.57 59.99 59.97 60.20 
ブレント原油20262月限  61.35 62.26 61.04 61.51 60.46 59.93 59.97 60.19
ブレント原油20263月限  61.30 62.20 61.04 61.52 60.49 60.00 60.07 60.27

今朝のICEブレント原油先物
レンジ下辺の目安より下の このあたりをじんわりとささえることができればよいと思います。
原油の売り方は先週の10月最終週から今週11月、東京時間午後5時~530分のアジア査定時間に売ってきます。原油の売り方は一所懸命のように見える。
当社はレンジ下辺以下の売りに与しない。

ICEブレント原油先物 2025116日(木)            11/6東京1730
限月      始値   高値   安値  帳入値  終値  前日比 アジア終値
1月限 2026  63.58  64.34  62.84  63.38  63.55  -0.02   63.67
2月限 2026  63.29  64.04  62.62  63.07  63.20  -0.09   63.41
3月限 2026  63.12  63.88  62.53  62.90  63.02  -0.11   63.28
4月限 2026  63.08  63.81  62.52  62.86  62.96  -0.12   63.28
5月限 2026  63.13  63.81  62.58  62.87  62.97  -0.12   63.27
6月限 2026  63.11  63.84  62.63  62.91  63.01  -0.06   63.30

●プラッツ・ドバイ原油の試算
(ⅰ)ブレント原油先物のレンジ相場は来年(202623月まで続く可能性がある。
(ⅱ)ドバイ原油スポットのプレミアムも継続すると予想して試算します。

本日117日(金)の見当
プラッツドバイ原油11月限
=「ICEブレント原油20261月限1.00ドル
プラッツドバイ原油12月限=「ICEブレント原油20262月限75セント
プラッツドバイ原油
01月限=「ICEブレント原油20263月限40セント

プラッツドバイ原油11月限=「63.60 1.00ドル」=64.60ドル
プラッツドバイ原油12月限=「63.26 75セント」=64.01ドル
プラッツドバイ原油01月限=「63.04 40セント」=63.44ドル

本日117日(金)の東京為替
11
7日(金)「1ドル=153.45153.05152.65円」

1ドル=153.17円で換算
プラッツドバイ原油11月限64.60ドル  62.230
プラッツドバイ原油12月限64.01ドル  61,660円  -40円安 
プラッツドバイ原油01月限63.44ドル  61,110円  -120円安

先週1028日以降、今週の相場でも、売りは一所懸命になっているので、侮ることはできない。
東京時間午後5時~530分、アジア査定時間の売りに注意します。
当社は、このあたりをささえることができればよいと考えています。

植田日銀の金融政策、そして、現在の円相場は、持続可能ではないと考えています。
ゆっくりと目標を追求します。

117日(金)「1ドル=153.45153.05152.65円」

米国債の利回りと為替(ドル円)
2年債利回りが低下した。
植田日銀の金融政策と円相場は持続可能ではないので、ゆっくりと目標を追求します。

米国     米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付   東京仲値

11/0625)  4.69   4.11   3.57   11/07 153.45153.05152.65
11/05
25)  4.74   4.17   3.63   11/06   154.04
11/04
25)  4.67   4.10   3.58   11/05   153.49
11/03
25)  4.69   4.13   3.60   11/04   154.38
10/31
25)  4.67   4.11   3.60   11/03   文化の日

10/3025)  4.65   4.11   3.61   10/31   154.10
10/29
25)  4.61   4.08   3.59   10/30   152.80
10/28
25)  4.55   3.99   3.47   10/29   151.60
10/27
25)  4.57   4.01   3.48   10/28   152.57
10/24
25)  4.59   4.02   3.48   10/27   153.00

10/2325)  4.58   4.01   3.48   10/24   152.69
10/22
25)  4.54   3.97   3.45   10/23   152.26
10/21
25)  4.55   3.98   3.45   10/22   151.71
10/20
25)  4.58   4.00   3.46   10/21   150.56
10/16
25)  4.60   4.02   3.46   10/20   151.00

10/1625)  4.58   3.99   3.41   10/17   150.18
10/15
25)  4.64   4.05   3.50   10/16   150.73

10/1425)  4.62   4.03   3.48   10/15   151.67
10/13
25)  Columbus Day         10/14   152.49
10/10
25)  4.63   4.05   3.52   10/13   スポーツの日

サウジアラムコは116日(木)、アジア向け12月調整項をほぼ事前予想通り引き下げた。

アジア向け調整項
サウジ原油のアジア向け本船渡し価格(FOB)は「ドバイ原油およびオマーン原油の1カ月間の平均値」に対する「各油種の調整項」で表示される。
油種         10月積み   11月積み   12月積み    前月比
スーパーライト   3.55ドル  3.55ドル  2.35ドル  -1.20ドル安
エキストラライト  2.50ドル  2.50ドル  1.30ドル  -1.20ドル安
ライト       2.20ドル  2.20ドル  1.00ドル  -1.20ドル安
ミディアム     1.75ドル  1.45ドル  0.05ドル  -1.40ドル安
ヘビー        0.40ドル  0.10ドル  1.30ドル  -1.40ドル安

西ヨーロッパ向け調整項
サウジ原油の北西ヨーロッパ向けは「ブレント原油(ICE)」に対する調整項で表示される。
油種         10月積み   11月積み   12月積み     前月比
エキストラライト  4.15ドル  2.95ドル  2.95ドル     unch
ライト       2.55ドル  1.35ドル  +1.35ドル     unch
ミディアム     1.75ドル  0.55ドル  0.55ドル     unch
ヘビー       0.65ドル  1.85ドル  1.85ドル     unch

米国向け調整項
米国向けは「ASCI」(米メキシコ湾岸地域で取引されるマーズ、ポセイドンおよびサザン・グリーンキャニオン原油の平均値)に対する調整項で表示される。
油種         10月積み   11月積み   12月積み     前月比
エキストラライト  6.15ドル  5.65ドル  5.15ドル  -0.50ドル安
ライト       4.20ドル  3.70ドル  3.20ドル  -0.50ドル安
ミディアム     3.90ドル  3.40ドル  2.90ドル  -0.50ドル安
ヘビー       3.25ドル  2.75ドル  2.25ドル  -0.50ドル安

●アジア向け調整項引き下げ、ロイター予想と比較

油種           11月調整項  12月ロイター予想   12月調整項
アラブ・スーパーライト   3.55              2.35ドル
アラブ・エキストラライト  2.50   1.00 1.30  1.30ドル
アラブ・ライト       2.20   0.70 1.00  1.00ドル
アラブ・ミディアム     1.45   0.05 ~ +0.25  0.05ドル
アラブ・ヘビー       0.10   1.30 ~ -1.10  1.30ドル

【1】このあと原油処理量と稼働率が上昇する
(ⅰ)10月から11月、12月、製油所の原油処理量と稼働率の変動は「季節的要素」です。
(ⅱ)サウジアラビアでも秋季定修明けで、サウジ国内の原油需要=原油処理量が増加する。
(ⅲ)米国でも11月から12月、原油処理量が増加し、製油所の稼働率がアップします。

米国原油在庫は「原油処理量」「原油輸入量」「原油輸出量」などによって変動します。
原油在庫が前週比で増加すると「需要の減少」と取り沙汰するのは、大手メディアのドグマ(一面観)です。この時期、当たり前のことが、相場の強弱になるわけがありません。

米国の原油処理量と稼働率
10
月原油処理量と稼働率の低下は、例年繰り返している季節的サイクルです。
11月から12月、このあと米国製油所の原油処理量と稼働率が上昇します。
サウジアラビア国内の原油需要も同じです。

Source: U.S. Energy Information Administration
単位:日量 バレル
期間 米国原油生産 原油処理量 稼働率 原油輸入 原油輸出 米国原油在庫
10/25-10/31 1365万 15256千 86.0 5924千 4367千 421168
10/18-10/24 1364
万 15219千 86.6 5051千 4361千 415966
10/11-10/17 1363
万 15730千 88.6 5918千 4203千 422824
10/04-10/10 1364
万 15130千 85.7 5525千 4466千 423785
09/27-10/03 1363
万 16297千 92.4 6403千 3590千 420261
09/20-09/26 1351
万 16168千 91.4 5833千 3751千 416546
09/13-09/19 1350
万 16476千 93.0 6495千 4487千 414754
09/06-09/12 1348
万 16424千 93.3 5692千 5277千 415361
08/30-09/05 1350
万 16818千 94.9 6271千 2745千 424646
08/23-08/29 1342
万 16869千 94.3 6742千 3884千 420707

08/16-08/22 1344万 16880 94.6 6234千 3810千 418292
08/09-08/15 1338
万 17208千 96.6 6497千 4372千 420684
08/02-08/08 1333
万 17180千 96.4 6920千 3577千 426698
07/26-08/01 1328
万 17124千 96.9 5962千 3318千 423662
07/19-07/25 1331
万 16911千 95.4 6136千 2698千 426691
07/12-07/18 1327
万 16936千 95.5 5976千 3855千 418993

【2】サウジアラムコの「アジア向け12月調整項」通知
サウジアラムコの12月調整項は、115日(水)通知予定。
本日106日(木)は、朝起きてからそのニュースを調べています。わかり次第お伝えします。
サウジ原油のアジア向け本船渡し条件(FOB)は「ドバイ原油およびオマーン原油の1カ月間の平均値」に対する「各油種の調整項」で表示される。

ロイターが「先月10月の価格形成の構造」を下に集計した予想は下記のとおり。
油種             11月調整項   12月ロイター予想
アラブ・スーパーライト     +3.55
アラブ・エキストラライト    +2.50    1.00 ~ +1.30
アラブ・ライト         +2.20    0.70 ~ +1.00
アラブ・ミディアム       +1.45    0.05 ~ +0.25
アラブ・ヘビー         +0.10    1.30 ~ -1.10

【3】当社の立場と意見
今朝のブレント原油先物はレンジ下辺の目安以下に押しています。

(ⅰ)このあたりをささえることができればよいと思います。
(ⅱ)ドバイ原油スポットのプレミアムも継続しています。

本年(20256月末以降のレンジ下辺の目安
限月             レンジ下辺の目安
ブレント原油202601月限    64.00
ブレント原油202602月限    63.60
ブレント原油202603月限    63.40

ブレント原油と「プラッツドバイ原油」
本日116日(木)の見当
プラッツドバイ原油11月限=「ICEブレント原油20261月限1.20ドル
プラッツドバイ原油12月限=「ICEブレント原油20262月限85セント
プラッツドバイ原油01月限=「ICEブレント原油20263月限40セント

米農務省は1114日(金)「11月生産高予想」と「需給見通し」を発表します。
それによって当面の市場のコンセンサスが形成されればよいと考えています。

●米国小麦3市場
小麦のボトム形成は進展したが、今朝の値段から上に抵抗があると思います。
小麦相場のここから上はファンダメンタルズの支援が必要かもしれない。
小麦とトウモロコシは、飼料用需要などで比較感があります。

2025115日(水)
シカゴ(CBOT)軟質小麦 カンザスシティー(KCBT)硬質小麦 ミネアポリス(MGE)春小麦
12
月限  554'75  +4.50    540'00  +3.50       556'25  -1.00
03
月限  568'00  +5.25    553'50  +4.50       574'25  -1.00
05
月限  576'50  +5.00    564'00  +4.75       586'00  -1.75
07月限  585'00  +4.50    575'75  +4.75       598'50  -1.75

CBOTトウモロコシ先物
CBOTトウモロコシの9-10月収穫期の揉みあいレンジは「912日(金)の高値/安値」を基本にして想定したものです。この揉みあいレンジで、2026年を模索しています。

CBOTトウモロコシ  収穫期の揉み合いレンジ
202512月限      4.31 ~ 4.17
2026
03月限      4.48 ~ 4.34
2026
05月限      4.57 ~ 4.45
2026
07月限      4.64 ~ 4.51

●米ガルフのFOBプレミアムの水準
米農務省マーケット・ニュースで、今朝の米ガルフのベーシス水準が上昇した。

米国現地 2025115日(水)
Gulf Coast Ports Louisiana
Cash Bids
          Change       Basis     Change
11
月  5.2125 - 5.2225  up 7.75-up 4.75   +86Z to +87Z  up 4-up 1
12月  5.2125 - 5.2225  up 9.75-up 7.75   +86Z to +87Z  up 6-up 4
01月  5.2450 - 5.2550  up 8.75-up 7.75   +75H to +76H  up 4-up 3
02月  5.2650 - 5.2750  up 7.75       +77H to +78H  up 3
03月  5.2750                 +78H

●米国大豆
中国はすでに202512月積みまで南米産で数量を確保しています。
ブラジル生産者は大豆の作付面積を拡大し、生産高が増大する見通し。

【1】米国農産物先物の相場表
物事それぞれ必要とする時間があるので、その時間に耐えなければならない。
余裕をもって臨んでおればOKです。

米国現地2025115日(水)
限月     KCBT硬質冬小麦  CBOT軟質冬小麦 CBOTトウモロコシ      CBOT大豆
12月限 2025 540'00 +3'50  554'75 +4'50  435'25 +3'75  01月限 1134'25 +12'75
03
月限 2026 553'50 +4'50  568'00 +5'25  449'50 +4'75  03月限 1142'00 +14'25
05
月限 2026 564'00 +4'75  576'50 +5'00  458'25 +4'75  05月限 1150'75 +13'75
07
月限 2026 575'75 +4'75  585'00 +4'50  464'50 +4'00  07月限 1157'50 +13'50

米国現地2025114日(火)
限月     KCBT硬質冬小麦  CBOT軟質冬小麦 CBOTトウモロコシ      CBOT大豆
12月限 2025 536'50 +4'75  550'25 +6'75  431'50 -2'75  01月限 1121'50 -12'75
03
月限 2026 549'00 +2'50  562'75 +5'25  444'75 -2'00  03月限 1127'75 -12'50
05
月限 2026 559'25 +0'75  571'50 +4'25  453'50 -2'25  05月限 1137'00 -12'00
07
月限 2026 571'00  unch  580'50 +3'50  460'50 -1'75  07月限 1144'00 -12'00

米国現地2025113日(月)
限月     KCBT硬質冬小麦  CBOT軟質冬小麦 CBOTトウモロコシ      CBOT大豆
12月限 2025 531'75 +7'25  543'50 +9'50  434'25 +2'75  01月限 1134'25 +19'00
03
月限 2026 546'50 +9'75  557'50 +9'00  446'75 +2'75  03月限 1140'25 +16'50
05
月限 2026 558'50 +11'50  567'25 +9'50  455'75 +3'50  05月限 1149'00 +15'25
07
月限 2026 571'00 +12'25  577'00 +9'75  462'25 +3'50  07月限 1156'00 +14'25

米国現地20251031日(金)
限月     KCBT硬質冬小麦  CBOT軟質冬小麦 CBOTトウモロコシ      CBOT大豆
12月限 2025 524'50 +11'50  534'00 +9'75  431'50 +1'25  01月限 1115'25 +7'50
03月限 2026 536'75 +7'75  548'50 +8'00  444'00 +0'25  03月限 1123'75 +8'00
05月限 2026 547'00 +5'25  557'75 +6'00  452'25  unch  05月限 1133'75 +8'50
07月限 2026 558'75 +3'00  567'25 +4'25  458'75  unch  07月限 1141'75 +9'00

【2】CBOTトウモロコシ先物の値段と建玉
CBOTトウモロコシ先物はこのあと「20263月限」「20267月限」の建玉が増加します。

日付 12限値段 出来高  12限建玉 3限建玉 5限建玉 7限建玉  総取組高

11/05 4.3525
11/04
 4.3150 375,310  642,443 451,453 147,066 167,620 1616,914
11/03
 4.3425 425,476  653,871 447,211 139,717 166,182 1612,438

10/31 4.3150 414,896  661,306 441,115 138,373 165,730 1608,396
10/30
 4.3025 569,823  670,246 443,530 133,320 162,161 1610,750
10/29
 4.3400 503,880  689,660 438,246 131,917 159,178 1616,911
10/28
 4.3200 724,046  715,209 437,468 130,385 159,750 1637,907
10/27
 4.2875 531,792  733,587 437,980 128,171 157,810 1649,432

10/24 4.2325 369,851  754,980 435,038 128,312 157,045 1668,395
10/23
 4.2800 367,530  761,344 429,374 127,692 156,689 1665,689
10/22
 4.2300 314,719  757,156 420,528 127,976 157,031 1651,324
10/21 4.1975 301,358  760,197 413,917 125,818 156,550 1644,250
10/20
 4.2325 335,848  767,650 404,995 127,000 155,939 1642,387

10/17 4.2250 335,848  777,668 401,025 128,197 155,104 1645,725
10/16
 4.2175 542,890  789,452 388,722 133,906 154,740 1653,112
10/15
 4.1675 330,730  789,452 388,722 133,906 154,740 1649,468
10/14
 4.1300 338,426  801,281 386,430 134,006 152,272 1655,731
10/13
 4.1075 298.194  810,959 381,786 131,207 150,917 1655,271

10/10 4.1300 375,220  808,607 372,381 129,771 150,258 1639,567
10/09
 4.1825 394,103  795,860 364,859 128,061 150,082 1616,099
10/08
 4.2200 306,936  800,496 358,612 126,822 149,411 1609,893
10/07
 4.1975 415,106  793,763 358,443 123,556 148,817 1596,361
10/06
 4.2175 245,033  796,524 342,502 119,798 148,438 1579,770

●植田日銀の金融政策、そして、現在の円相場は、持続可能ではないと考えています。
.  ゆっくりと当社の目標を追求します。
●今朝の米債券市場は長期国債利回りに上昇圧力、イールドカーブがスティーブ化した。

【1】日本銀行政策委員会の集団的思考
政策委員会は金融政策を決定する日本銀行の意思決定機関。

政策委員会が「集団的思考」に陥るとき(元日銀総裁 白川方明)
「集団的思考」とは組織の構成員が組織内の対立を避け調和を優先する結果、代替的な見解が抑圧され、不合理ないし機能不全的な意思決定に陥る状態を言う。集団的思考はさまざまな理由で発生する。同じようなバックグラウンドを持った人が集まれば、意見は同じようなものとなりやすい。分析材料を提供するスタッフのエコノミストの多くが、同じような分析アプローチ、同じような理論モデルに依拠しておれば、結果として、結論も同じようなものとなる可能性が高い。仮説性がきわめて高い意見を述べることには誰しも慎重になるという人間の本性によって、同じような意見ばかりが表明されることも考えられる。自分の発言がすべて記録され、それが時をおかず世の中に公開される場合には、そうした傾向があらわれるかもしれない。金融市場に影響すると思うと、その傾向はとくに強くなる。あるいは、そもそも少数意見を述べるのは組織の人間関係の中では相当の勇気が必要なことであり、どの組織にも存在する同調圧力が結果として集団的思考を生むのかもしれない。

もちろん、意見が多様であればそれでいいというわけではない。たとえば、中央銀行の委員会メンバーとなることを自分の将来のステップアップの機会と考え、「目立つ」ことを最優先するメンバーがいると、外見上は多様ではあっても、本来期待される多様性の長所が発揮されなくなる。あくまでも、適切な金融政策の決定に到達するという共通の目的を持ち「同じ船に乗っている」という感覚を共有してさまざまな意見を出し合うことに委員会制度の長所が存在する。委員会が集団的思考に陥ると、かえって無責任な体制になる可能性も排除できない。大きな鍵を握るのは人の問題かもしれない。

【2】米国債の利回りと為替(ドル円)
植田日銀の金融政策と円相場は、持続可能ではないので、ゆっくりと当社の目標を追求します。
116日(木)「1ドル=154.45154.00153.55円」

米国     米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付   東京仲値

11/0525)  4.74   4.17   3.63   11/06 154.45154.00153.55
11/04
25)  4.67   4.10   3.58   11/05   153.49
11/03
25)  4.69   4.13   3.60   11/04   154.38
10/31
25)  4.67   4.11   3.60   11/03   文化の日

10/3025)  4.65   4.11   3.61   10/31   154.10
10/29
25)  4.61   4.08   3.59   10/30   152.80
10/28
25)  4.55   3.99   3.47   10/29   151.60
10/27
25)  4.57   4.01   3.48   10/28   152.57
10/24
25)  4.59   4.02   3.48   10/27   153.00

10/2325)  4.58   4.01   3.48   10/24   152.69
10/22
25)  4.54   3.97   3.45   10/23   152.26
10/21
25)  4.55   3.98   3.45   10/22   151.71
10/20
25)  4.58   4.00   3.46   10/21   150.56
10/16
25)  4.60   4.02   3.46   10/20   151.00

10/1625)  4.58   3.99   3.41   10/17   150.18
10/15
25)  4.64   4.05   3.50   10/16   150.73

10/1425)  4.62   4.03   3.48   10/15   151.67
10/13
25)  Columbus Day         10/14   152.49
10/10
25)  4.63   4.05   3.52   10/13   スポーツの日

10/0925)  4.72   4.14   3.60   10/10   153.09
10/08
25)  4.72   4.13   3.58   10/09   152.74
10/07
25)  4.73   4.14   3.57   10/08   152.31
10/06
25)  4.76   4.18   3.60   10/07   150.47
10/03
25)  4.71   4.13   3.58   10/06   149.78

植田和男 日銀総裁は1030日(木)、賃金を指標にする金融政策運営を表明した。
賃金を指標にしているとの説明は衝撃的であった。
総裁記者会見から抜粋し、日本銀行法で規定している金融政策の目的と対比します。

【1】1030日(木)午後330分~ 植田総裁記者会見
植田和男 日本銀行総裁

「関税政策による収益下押し圧力が作用するもとでも、企業の積極的な賃金設定行動が途切れることがないかどうか、もう少し確認したいと考えています。

企業の賃金設定スタンスや具体的な賃金の動向を分析し、賃金と物価がともに緩やかに上昇していくメカニズムが維持されていくかどうか、確認していきたいと考えています。」

来春闘の予想を今申し上げるには材料が不足していると思いますけれども、取りあえず、今年の春闘の結果±αくらいであると予想しているという程度にとどめさせて頂きたいと思います。ただ、セクター的にということで申し上げれば、関税の影響で収益に特に下押しの影響が既に出ています製造業、更にその中でも自動車関係というところは注意深くみていきたいなと思っています。」

「先行きを展望して今後の消費を決める一つの要因として、私どもも注目していますのは、最初に申し上げましたように、来年度の春闘にかけての賃金の動きがどれくらいになるかという点でございます。

当面注目していますのが、来年の春闘に向けての労使の交渉姿勢がどのようなものになるかというところであります。この辺りを含めてもう少しデータをみたいというのが、今回現状維持に据え置いた理由になります。」

春闘に関する動きについて、12月までにどうか、情報はどれくらい集まるかというご質問ですが、本当に最終の春闘の妥結の賃金上昇率がどれくらいになるか、ということについて、きちんとした姿を知るまで待ちたいということではなくて、取りあえず私が申し上げているのは、初動のモメンタムがどういう感じになるかというところをもう少し情報を集めたいということでございます。

今日、金利を据え置いた理由は、繰り返しになりますが、海外経済等を巡る不確実性が高い中で、特に国内の積極的な賃金設定行動が維持されるかどうかについてもう少しデータをみたいというところでございます。そういう点について、私どもの納得がいけば、それは政治状況にかかわらず、金利を調整するということになるというふうに考えております。」

植田日銀の賃金を指標にした金融政策運営の表明は衝撃的であった。

【2】日本銀行法 第2条(金融政策の目的)
しかし、日本銀行法第2条は金融政策の目的について次のように明示している。

2条 日本銀行は、通貨及び金融の調節を行うに当たっては、物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資することをもって、その理念とする。

日本銀行の金融政策の目的は、物価の安定である。

それにとどまらず、「物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資すること」と規定している。つまり、日本銀行法第2条は、物価の安定が最終的に経済の持続的な成長に貢献するものになることを意識しながら金融政策を運営することを求めている。

なぜ、植田総裁は、日本銀行の金融政策運営を「賃金」や「春闘」に直結させるのか?

なぜ、物価の安定を目標にしないのか?

日銀は「賃金」や「春闘」を言い訳にして利上げに優柔不断になり、その実行が遅れる。

【3】アベノミクス擁護者も日銀批判
アベノミクス擁護者も植田日銀を批判するようになった。

20251030日午後1240 朝日新聞デジタル速報席
「アベノミクス」を理論面から支えた浜田宏一エール大学名誉教授はいま、利上げを主張しています。

浜田宏一エール大学名誉教授は以下のように批判した。

「最大の問題は物価が上がり続けるインフレの放置です。」

「物価の番人である日銀はなぜ、利上げをためらうのでしょうか。円安も是正されず、交易条件の悪化で日本人は輸入品を高く買わされる一方、外国人が『安い日本』を買いたたいているような状況を見過ごせません。」

「国民を苦しめ、国家の基盤を揺るがす事態です。金融引き締めが必要です。」

アベノミクス擁護者でも、植田日銀を批判するようになった。

植田日銀は「賃金」や「春闘」を言い訳にして、このあとも、かなりの期間にわたって利上げを先送りする可能性がある。耐え難い物価上昇が続き、為替ドル円も安定しない。現在の植田日銀の金融政策と円相場は持続しないと考えます。

【4】米国債の利回りと為替(ドル円)
11
4日(火)「1ドル=154.35154.15153.95円」
現在の植田日銀の金融政策と円相場について、持続可能性の観点からチェックして臨む。

米国     米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付   東京仲値

11/0325)  4.69   4.13   3.60   11/04 154.35154.15153.95
10/31
25)  4.67   4.11   3.60   11/03   文化の日

10/3025)  4.65   4.11   3.61   10/31   154.10
10/29
25)  4.61   4.08   3.59   10/30   152.80
10/28
25)  4.55   3.99   3.47   10/29   151.60
10/27
25)  4.57   4.01   3.48   10/28   152.57
10/24
25)  4.59   4.02   3.48   10/27   153.00

10/2325)  4.58   4.01   3.48   10/24   152.69
10/22
25)  4.54   3.97   3.45   10/23   152.26
10/21
25)  4.55   3.98   3.45   10/22   151.71
10/20
25)  4.58   4.00   3.46   10/21   150.56
10/16
25)  4.60   4.02   3.46   10/20   151.00

10/1625)  4.58   3.99   3.41   10/17   150.18
10/15
25)  4.64   4.05   3.50   10/16   150.73

10/1425)  4.62   4.03   3.48   10/15   151.67
10/13
25)  Columbus Day         10/14   152.49
10/10
25)  4.63   4.05   3.52   10/13   スポーツの日

10/0925)  4.72   4.14   3.60   10/10   153.09
10/08
25)  4.72   4.13   3.58   10/09   152.74
10/07
25)  4.73   4.14   3.57   10/08   152.31
10/06
25)  4.76   4.18   3.60   10/07   150.47
10/03
25)  4.71   4.13   3.58   10/06   149.78

2025年産の収穫進展とともに2026年相場が始まっています。
物事それぞれに必要とする時間があり、その時間に耐えなければならない。
今のこの時期は余裕をもって臨んでおればOKです。

●米国小麦3市場
小麦相場はボトム形成です。

2025113日(月)
シカゴ(CBOT)軟質小麦 カンザスシティー(KCBT)硬質小麦 ミネアポリス(MGE)春小麦
12
月限  543'50  +9.50    531'75  +7.25       558'50  +5.50
03
月限  557'50  +9.00    546'50  +9.75       577'50  +4.50
05
月限  567'25  +9.50    558'50 +11.50       590'25  +3.50
07月限  577'00  +9.75    571'00 +12.25       603'25  +3.25

CBOTトウモロコシ先物
CBOTトウモロコシ先物は収穫期の揉みあいレンジで2026年相場を模索しています。
トウモロコシの9-10月揉みあいレンジは「912日(金)の高値/安値」を基本にしています。

CBOTトウモロコシ  収穫期の揉み合いレンジ
202512月限      4.31 ~ 4.17
2026
03月限      4.48 ~ 4.34
2026
05月限      4.57 ~ 4.45
2026
07月限      4.64 ~ 4.51

【1】米国農産物先物の相場表
ここが終着点ではないので、この時期は余裕をもって臨んでおればOKです。

米国現地2025113日(月)
限月     KCBT硬質冬小麦  CBOT軟質冬小麦 CBOTトウモロコシ      CBOT大豆
12月限 2025 531'75 +7'25  543'50 +9'50  434'25 +2'75  01月限 1134'25 +19'00
03
月限 2026 546'50 +9'75  557'50 +9'00  446'75 +2'75  03月限 1140'25 +16'50
05
月限 2026 558'50 +11'50  567'25 +9'50  455'75 +3'50  05月限 1149'00 +15'25
07
月限 2026 571'00 +12'25  577'00 +9'75  462'25 +3'50  07月限 1156'00 +14'25

米国現地20251031日(金)
限月     KCBT硬質冬小麦  CBOT軟質冬小麦 CBOTトウモロコシ      CBOT大豆
12月限 2025 524'50 +11'50  534'00 +9'75  431'50 +1'25  01月限 1115'25 +7'50
03月限 2026 536'75 +7'75  548'50 +8'00  444'00 +0'25  03月限 1123'75 +8'00
05月限 2026 547'00 +5'25  557'75 +6'00  452'25  unch  05月限 1133'75 +8'50
07月限 2026 558'75 +3'00  567'25 +4'25  458'75  unch  07月限 1141'75 +9'00

米国現地20251030日(木)
限月     KCBT硬質冬小麦  CBOT軟質冬小麦 CBOTトウモロコシ      CBOT大豆
12月限 2025 513'00 -9'75  524'25 -8'00  430'25 -3'75  01月限 1107'75 +13'25
03
月限 2026 529'00 -9'00  540'50 -7'25  443'75 -3'00  03月限 1115'75 +10'50
05
月限 2026 541'75 -8'25  551'75 -5'75  452'25 -2'75  05月限 1125'25 +9'00
07月限 2026 563'75 -7'75  563'00 -4'25  458'75 -2'25  07月限 1132'75 +8'00

米国現地20251029日(水)
限月     KCBT硬質冬小麦  CBOT軟質冬小麦 CBOTトウモロコシ      CBOT大豆
12月限 2025 522'75 +2'75  532'25 +3'25  434'00 +2'00  01月限 1094'50 -0'75
03月限 2026 538'00  unch  547'75 +2'00  446'75 +0'75  03月限 1105'25 -1'50
05月限 2026 550'00 -1'25  557'50  unch  455'00  unch  05月限 1116'25 -1'50
07月限 2026 563'50 -2'25  567'25 -2'00  461'00 -0'50  07月限 1124'75 -1'50

【2】CBOTトウモロコシ先物の値段と建玉
CBOTトウモロコシ先物はこのあと「20263月限」「20267月限」の建玉が増加します。

日付 12限値段 出来高  12限建玉 3限建玉 5限建玉 7限建玉 総取組高

11/03 4.3125

10/31 4.3150 414,896  661,306 441,115 138,373 165,730 1608,396
10/30
 4.3025 569,823  670,246 443,530 133,320 162,161 1610,750
10/29
 4.3400 503,880  689,660 438,246 131,917 159,178 1616,911
10/28
 4.3200 724,046  715,209 437,468 130,385 159,750 1637,907
10/27
 4.2875 531,792  733,587 437,980 128,171 157,810 1649,432

10/24 4.2325 369,851  754,980 435,038 128,312 157,045 1668,395
10/23
 4.2800 367,530  761,344 429,374 127,692 156,689 1665,689
10/22
 4.2300 314,719  757,156 420,528 127,976 157,031 1651,324
10/21 4.1975 301,358  760,197 413,917 125,818 156,550 1644,250
10/20
 4.2325 335,848  767,650 404,995 127,000 155,939 1642,387

10/17 4.2250 335,848  777,668 401,025 128,197 155,104 1645,725
10/16
 4.2175 542,890  789,452 388,722 133,906 154,740 1653,112
10/15
 4.1675 330,730  789,452 388,722 133,906 154,740 1649,468
10/14
 4.1300 338,426  801,281 386,430 134,006 152,272 1655,731
10/13
 4.1075 298.194  810,959 381,786 131,207 150,917 1655,271

10/10 4.1300 375,220  808,607 372,381 129,771 150,258 1639,567
10/09
 4.1825 394,103  795,860 364,859 128,061 150,082 1616,099
10/08
 4.2200 306,936  800,496 358,612 126,822 149,411 1609,893
10/07
 4.1975 415,106  793,763 358,443 123,556 148,817 1596,361
10/06
 4.2175 245,033  796,524 342,502 119,798 148,438 1579,770

輸出成約高の発表が停止しているので、米農務省マーケットニュースの「週間輸出検量」をお伝えします。

2025/26年度の米国トウモロコシ輸出は記録的水準
米国トウモロコシ輸出はまずメキシコ、そして日本や韓国などアジア諸国、本年はさらにスペイン向けなどが急増している。

市場人気は見たいものを見て、それを容易に信じて動く。
しかし、われわれはできるかぎり全体を包括的に分析する必要があります。
中国はすでに202512月積みまで南米産で数量を確保したと推測しています。ブラジル生産者は大豆の作付面積を拡大し、過去最大の大豆生産になる見通し。時間が経過とともに物事は明瞭になると思います。

2025/2026市場年度の輸出検量
米国トウモロコシ輸出 91日~1030日累計 12256,942トン
前年同期累計  7474,186トン

米国大豆輸出 91日~1030日累計 7780,444トン
前年同期累計 12957,026トン

米国小麦輸出 61日~1030日累計 11825,139トン
前年同期累計  9812,276トン

【1】米国農産物の輸出検量 20251024日~1030日分
Washington, DC    Mon   Nov 3, 2025   USDA Market News
-------------------------------------------------------------------------
             GRAINS INSPECTED AND/OR WEIGHED FOR EXPORT
                REPORTED IN WEEK ENDING OCT 30, 2025
                       -- METRIC TONS

-------------------------------------------------------------------------
                                                   CURRENT     PREVIOUS
           ----------- WEEK ENDING ----------  MARKET YEAR  MARKET YEAR
GRAIN      10/30/2025  10/23/2025  10/31/2024      TO DATE      TO DATE

CORN        1,668,781   1,242,451     800,209   12,256,942    7,474,186
SOYBEANS      965,063   1,160,567   2,313,027    7,780,444   12,957,026
SORGHUM        67,487      38,342      67,026      229,240      542,188
WHEAT         350,293     269,420     217,633   11,825,139    9,812,276

CROP MARKETING YEARS BEGIN JUNE 1 FOR WHEAT; 
SEPTEMBER 1 FOR CORN, SORGHUM, AND SOYBEANS.

【2】積み地別仕向地別明細
米国積み地別、仕向け地別の明細です。
-------------------------------------------------------------------------------
GRAINS INSPECTED AND/OR WEIGHED FOR EXPORT BY REGION AND COUNTRY OF DESTINATION
             REPORTED IN WEEK ENDING OCT 30, 2025
                      -- METRIC TONS --
-------------------------------------------------------------------------------
                                      CORN        CORN
REGION    COUNTRY     
 WHEAT      YELLOW     WHITE    SOYBEANS

LAKES     IRELAND             0     21,000         0          0
          ITALY          19,132          0         0          0
            SUBTOTAL     19,132     21,000         0          0

ATLANTIC  INDONESIA           0          0         0      1,200
          MALAYSIA            0          0         0 
   1,176
          TAIWAN              0          0         0  
  3,233
          THAILAND            0          0         0  
    490
        TRINIDAD            0     13,392         0         0
          VIETNAM             0          0         0 
   1,274
            SUBTOTAL          0     13,392         0 
   7,373

GULF      ALGERIA             0     35,504         0         0
          BANGLADESH          0          0         0     59,772
          BELIZE          4,323          0         0          0
          COLOMBIA       17,992    100,599    19,798     17,299
          DOMINICN REP   27,991          0         0          0
        
 EGYPT               0          0         0    234,353
          EL SALVADOR         0     18,157     7,762     14,051
          HONDURAS            0     21,288    29,460          0
          ITALY               0          0         0    138,647
          JAPAN               0     28,432         0     86,898
          MEXICO         49,846    209,672         0     33,600
          NICARAGUA           0     37,326         0          0
          NIGERIA        53,736          0         0          0
          PANAMA              0     27,536         0      7,140
          SPAIN               0    137,308         0      5,043
          TRINIDAD       10,450      8,800         0          0
          TUNISIA             0          0         0     33,000
          UN KINGDOM          0     22,787         0          0
            SUBTOTAL    164,338    647,409    57,020    629,803

PACIFIC   BANGLADESH          0          0         0     59,882
          CHILE          31,588          0         0          0
          INDONESIA         367          0         0          0
          JAPAN             588    180,523         0     10,500
          KOREA REP      54,999    281,461         0          0
          PHILIPPINES    57,564          0         0          0
          SAUDI ARABIA        0          0         0          0
          TAIWAN          9,397     66,400         0          0
          VIETNAM             0     67,675         0     67,799
            SUBTOTAL    154,503    596,059         0    138,181

INTERIOR  HONG KONG           0      1,297         0          0
          INDONESIA           0        514         0     31,613
          JAPAN               0          0         0        855
          KOREA REP           0      1,517         0        245
          MALAYSIA            0        318         0     10,115
          MEXICO         12,076    302,664         0     99,592
          NEPAL               0          0         0      3,160
          PHILIPPINES         0        245         0      1,321
          REP S AFRICA        0        465         0          0
          TAIWAN            244     19,559         0     19,520
          THAILAND            0          0         0      4,260
          VIETNAM             0      7,322         0     19,025

            SUBTOTAL     12,320    333,901         0    189,706

  TOTAL                 350,293  1,611,761    57,020    965,063

-----------------------------------------------------------------

1031日(金)、アジア向け中東原油の10月査定価格が確定した。

●ドバイ原油スポット価格の1カ月間の平均値
プラッツ社の査定価格
10月(2025)    64.999ドル
09
月(2025)    70.011ドル
08
月(2025)    69.385ドル
07
月(2025)    70.866ドル
06
月(2025)    69.268ドル
05
月(2025)    63.733ドル

202510月査定価格とサウジ原油
202510月査定価格 
2025
10月 プラッツ・ドバイ原油の平均値       64.999ドル -5.012
2025
10月のGMEオマーン原油マーカープライス平均値  65.059ドル -4.951
2025
10月 ドバイおよびオマーン原油の平均値     65.029ドル -4.981

サウジ原油 202510月積み アジア向け輸出価格(FOB
油種            平均値    調整項   輸出価格(本船渡し)
アラブ・スーパーライト   65.029ドル + 3.55 68.579ドル  -5.581
アラブ・エキストラライト  65.029ドル + 2.50 67.529ドル  -5.981
アラブ・ライト       65.029ドル + 2.20 67.229ドル  -5.981
アラブ・ミディアム     65.029ドル + 1.75 66.779ドル  -5.881
アラブ・ヘビー       65.029ドル + 0.40 65.429ドル  -5.881

---------------------------------------------------------

20259月査定価格とサウジ原油
20259月査定価格
2025
9月 プラッツ・ドバイ原油の平均値       70.011ドル +0.626
2025
9月のGMEオマーン原油マーカープライス平均値  70.010ドル +0.683
2025
9月 ドバイおよびオマーン原油の平均値     70.010ドル +0.654

サウジ原油 20259月積み アジア向け輸出価格(FOB
油種            平均値    調整項   輸出価格(本船渡し)
アラブ・スーパーライト   70.010ドル + 4.15 74.160ドル  +1.854
アラブ・エキストラライト  70.010ドル + 3.50 73.510ドル  +1.854
アラブ・ライト       70.010ドル + 3.20 73.210ドル  +1.654
アラブ・ミディアム     70.010ドル + 2.65 72.660ドル  +1.554
アラブ・ヘビー       70.010ドル + 1.30 71.310ドル  +1.354

1029日(水)、30日(木)の「日報」を要約して記します。

【1】本年の精製マージンの高さ  
本年第3四半期(7-9月)から第4四半期(10-12月)の精製マージンは記録的高水準で推移している。アジア市況でもガソリンおよび中間留分のクラック・スプレッドが前年比1バレルあたり10ドル高い。

(ⅰ)クラック・スプレッドが高水準で推移するとき、一方的に原油が下げるとは考えにくい。
(ⅱ)本年6月末から789月相場で形成したレンジは、1012月も継続する公算が大きい。
(ⅲ)当社はその観点から価格形成のパターンを分析し、日々の価格を試算しています。

【2】レンジ下辺の目安
(1)本年(20256月末以降のレンジ下辺の目安
限月          レンジ下辺の目安  6/25   10/2   10/20安値
ブレント原油202512月限   64.60    64.50  64.00   60.07
ブレント原油202601月限   64.00    64.39  63.73   59.97
ブレント原油202602月限   63.60    64.38  63.55   59.97
ブレント原油202603月限   63.40    64.41  63.48   60.07

(ⅰ)当社は「レンジ下辺の目安」をサポート水準と考えています。
(ⅱ)しかし、原油市場の人気は弱い。反落するとレンジ下辺を叩きにくる。
(ⅲ)1010日(金)~1020日(月)は「レンジ下限 以下」の安値を売り込んだ。

(2)10月最終週のブレント原油先物
ブレント原油先物は今週、アジア市場の査定時間に安値をつけた。
売り方がアジア査定時間に一所懸命になっている。
※アジア査定時間:シンガポール時間午後430分、東京時間午後530

ブレント原油先物(ICE) 20251030日(木)       東京1730
限月      始値   高値   安値   終値   前日比  アジア終値
12
月限 2025  64.69  65.15  64.06  64.73  -0.17    64.42
01
月限 2026  64.07  64.54  63.47  64.06  -0.24    63.82
02
月限 2026  63.60  64.07  63.04  63.58  -0.27    63.35
03
月限 2026  63.37  63.81  62.82  63.31  -0.26    63.11
04
月限 2026  63.38  63.71  62.75  63.25  -0.24    63.05
05
月限 2026  63.39  63.72  62.76  63.26  -0.24    63.05
06
月限 2026  63.43  63.78  62.81  63.30  +0.24    63.08

ブレント原油先物(ICE) 20251029日(水)      東京1730
限月      始値   高値   安値   終値  前日比   アジア終値
12
月限 2025  64.52  65.37  63.92  64.90  +0.43    63.96
01
月限 2026  63.90  64.70  63.38  64.30  +0.43    63.41
02
月限 2026  63.48  64.18  63.06  63.85  +0.38    63.09
03
月限 2026  63.31  63.91  62.92  63.57  +0.10    62.97
04
月限 2026  63.25  63.82  62.89  63.49  +0.26    62.91
05
月限 2026  63.24  63.81  62.93  63.50  +0.26    62.95
06
月限 2026  63.30  63.83  62.99  63.54  +0.26    63.01

【3】中東原油のアジア向け指標が激しい変化
今週はアジア査定時間の売りだけでなく、中東原油期近のプレミアムが激しく変動した。

(ⅰ)中東原油のアジア向け指標は、期近ほど変動幅が大きい。
(ⅱ)アジア査定時間の売り圧力が厳しい。売り方が一所懸命になっている。

(1)ブレント原油と「オマーン原油マーカープライス」の価格差
GME
オマーン原油マーカープライスの査定時間は東京時間午後530分。
ICEブレント/GMEオマーン」の価格差が納会前に激しい変動。

日付     ブレント原油12月限 オマーン原油12月限 ブレント/オマーン
.
                             価格差

1031日(金)
10
30日(木)    64.42      66.62      2.20ドル ●
10
29日(水)    63.96      65.05      1.09ドル ●
10
28日(火)    64.29      65.35      1.06ドル ●
10
27日(月)    65.50      67.84      2.34ドル ●

1024日(金)    66.18      68.31      2.13ドル ●
1023日(木)    65.08      68.16      3.08ドル ●
10
22日(水)    62.29      63.48      1.19ドル ●
1021日(火)    60.97      62.23      1.26ドル
10
20日(月)    60.94      62.04      1.10ドル

1017日(金)    60.47      61.62      1.15ドル
10
16日(木)    62.41      63.00      0.59ドル
10
15日(水)    62.43      62.89      0.43ドル
10
14日(火)    62.09      62.74      0.65ドル
10
13日(月)    63.56      63.90      0.34ドル

(2)ブレント原油1月限とプラッツドバイ原油11月限の価格差
プラッツドバイも先週から今週、激しく変動している。

日付     ブレント原油1月限  ドバイ原油11月限 ブレント/プラッツドバイ
.
                             価格差
1031日(金)
10
30日(木)    64.37      65.489      +1.119ドル ●
1029日(水)    64.32      64.655      +0.335ドル ●
10
28日(火)    63.83      64.623      +0.793ドル ●
10
27日(月)    64.90      65.962      +1.062ドル ●

1024日(金)    65.20      66.871      +1.671ドル ●
1023日(木)    65.29      66.673      +1.383ドル ●
1022日(水)    62.23      62.850      +0.620ドル ●
10
21日(火)    61.03      61.358      +0.328ドル ●
1020日(月)    60.88      61.126      +0.246ドル ●

1017日(金)    61.10      61.344      +0.244ドル 
1016日(木)    60.79      60.854      +0.064ドル
1015日(水)    61.63      61.764      +0.134ドル
1014日(火)    62.02      62.270      +0.250ドル
1013日(月)    62.94      62.932      -0.008ドル

【4】本日1031日(金)のプラッツドバイ原油の試算
原油について
(ⅰ)アジア市況の石油製品、精製マージンは堅調です。
(ⅱ)月末の最終週、売り方が一所懸命。
(ⅲ)午後530分のアジア査定時間に売り圧力が続く。
(ⅳ)「ブレント/オマーン」「ブレント/ドバイ」の期近の価格差が変動する。
※なぜ売り方が、アジア査定時間に一所懸命になって売っているのか、その理由はわからない。

※当社は、ブレント原油202512月限「66.3066.20ドル」は何度もトライすると予想した。このブレント原油12月限は本日31日(金)が納会、20261月限が引き継ぎます。

為替について
1031日(金)の東京為替「1ドル=154.50153.60152.70円」
(ⅰ)賃金は、物価安定目標や金融政策運営の先行指数ではない。
(ⅱ)
日銀は優柔不断が続き、物価情勢に対して政策対応が遅れる。
(ⅲ)本日31日(金)の円相場は、持続可能ではない水準と考えています。

本日31日(金)のプラッツドバイ原油について
ブレント原油1番限202512月限 「64.76ドル」
ブレント原油2番限202601月限 「64.11ドル」
ブレント原油3番限202602月限 「63.62ドル」
ブレント原油3番限202603月限 「63.39ドル」

プラッツドバイ原油2番限11月限=「ブレント原油1月限 +1.15ドル」
プラッツドバイ原油3番限12月限=「ブレント原油2月限 +0.65ドル」

プラッツドバイ原油2番限11月限=「ブレント原油1月限64.11 1.1565.26ドル
プラッツドバイ原油3番限12月限
=「ブレント原油2月限63.62 0.6564.27ドル

為替1ドル=153.70円で換算
プラッツドバイ原油1番限 10月限 省略 (本日、最終取引日)
プラッツドバイ原油2番限 11月限=65.26ドル  63,080  +280円高
プラッツドバイ原油3番限 12月限
64.27ドル  62,130  +450円高

このあたりと思います。

1030日(木)の総裁記者会見で 153円 → 154円の円安
日銀植田和男総裁が日本国内の賃金を指標にする金融政策運営を主張。
しかし、金融政策の目標は物価の安定。賃金はその先行指標ではない。
金融市場は10月30日の総裁記者会見で、日銀に政策対応が遅れるリスクを懸念。

20251030日(木)午後330分~
「関税政策による収益下押し圧力が作用するもとでも、企業の積極的な賃金設定行動が途切れることがないかどうか、もう少し確認したいと考えています。今後は 15%の関税率を前提とした収益計画のもとで、来年の春季労使交渉に向けた労使の対応方針が明らかになってくるほか、本支店を通じたヒアリング情報も随時蓄積されていきます。これらを用いて、企業の賃金設定スタンスや具体的な賃金の動向を分析し、賃金と物価がともに緩やかに上昇していくメカニズムが維持されていくかどうか、確認していきたいと考えています。」「来春闘の予想を今申し上げるには材料が不足していると思いますけれども、取りあえず、今年の春闘の結果±αくらいであると予想しているという程度にとどめさせて頂きたいと思います。ただ、セクター的にということで申し上げれば、関税の影響で収益に特に下押しの影響が既に出ています製造業、更にその中でも自動車関係というところは注意深くみていきたいなと思っています。」

「先行きを展望して今後の消費を決める一つの要因として、私どもも注目していますのは、最初に申し上げましたように、来年度の春闘にかけての賃金の動きがどれくらいになるかという点でございます。」「当面注目していますのが、来年の春闘に向けての労使の交渉姿勢がどのようなものになるかというところであります。この辺りを含めてもう少しデータをみたいというのが、今回現状維持に据え置いた理由になります。」

「春闘に関する動きについて、12月までにどうか、情報はどれくらい集まるかというご質問ですが、本当に最終の春闘の妥結の賃金上昇率がどれくらいになるか、ということについて、きちんとした姿を知るまで待ちたいということではなくて、取りあえず私が申し上げているのは、初動のモメンタムがどういう感じになるかというところをもう少し情報を集めたいということでございます。」「今日、金利を据え置いた理由は、繰り返しになりますが、海外経済等を巡る不確実性が高い中で、特に国内の積極的な賃金設定行動が維持されるかどうかについてもう少しデータをみたいというところでございます。そういう点について、私どもの納得がいけば、それは政治状況にかかわらず、金利を調整するということになるというふうに考えております。」

106日の「日報」(為替)
日銀植田和男総裁は優柔不断で金融政策運営が遅れる可能性が高い。
日銀の優柔不断が続き、物価情勢に対して政策対応が遅れる。

1030日(木)午後330分からの総裁記者会見で、跳ねるように「153円 → 154円」の円安円安になった。賃金で金融政策運営を決めていると、対応はさらに遅れる。当社では持続可能ではないと考えています。

●米国債の利回りと為替(ドル円)
10
31日(金)「1ドル=154.50153.60152.70円」
(ⅰ)賃金は、物価安定目標や金融政策運営の先行指数ではない。
(ⅱ)日銀は政策対応が遅れるリスク。持続可能ではないと思います。
.
   その観点でレンジを想定します。

米国     米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付   東京仲値

10/3025)  4.65   4.11   3.61   10/31 154.50153.60152.70
10/29
25)  4.61   4.08   3.59   10/30   152.80
10/28
25)  4.55   3.99   3.47   10/29   151.60
10/27
25)  4.57   4.01   3.48   10/28   152.57
10/24
25)  4.59   4.02   3.48   10/27   153.00

10/2325)  4.58   4.01   3.48   10/24   152.69
10/22
25)  4.54   3.97   3.45   10/23   152.26
10/21
25)  4.55   3.98   3.45   10/22   151.71
10/20
25)  4.58   4.00   3.46   10/21   150.56
10/16
25)  4.60   4.02   3.46   10/20   151.00

10/1625)  4.58   3.99   3.41   10/17   150.18
10/15
25)  4.64   4.05   3.50   10/16   150.73

10/1425)  4.62   4.03   3.48   10/15   151.67
10/13
25)  Columbus Day         10/14   152.49
10/10
25)  4.63   4.05   3.52   10/13   スポーツの日

10/0925)  4.72   4.14   3.60   10/10   153.09
10/08
25)  4.72   4.13   3.58   10/09   152.74
10/07
25)  4.73   4.14   3.57   10/08   152.31
10/06
25)  4.76   4.18   3.60   10/07   150.47
10/03
25)  4.71   4.13   3.58   10/06   149.78

物事それぞれに必要とする時間があります。
ここが終着点ではないので、余裕をもって臨んでおればOKと考えています。

●米国小麦3市場
小麦はボトム形成のプロセス。

20251030日(木)
シカゴ(CBOT)軟質小麦 カンザスシティー(KCBT)硬質小麦 ミネアポリス(MGE)春小麦
12
月限  524'25  -8.00    513'00  -9.75       550'50 -10.00
03
月限  540'50  -7.25    529'00  -9.00       570'75  -9.25
05
月限  551'75  -5.75    541'75  -8.25       584'25  -8.75
07月限  563'00  -4.25    555'75  -7.75       597'75  -8.50

CBOTトウモロコシ先物
トウモロコシは収穫期の揉みあいレンジ。

CBOTトウモロコシの 9-10月揉みあいレンジは「912日(金)の高値/安値」を基本にして想定したものです。

収穫期の揉みあいレンジで、2026年相場を模索しています。
CBOT
トウモロコシ  収穫期の揉み合いレンジ
202512月限      4.31 ~ 4.17
2026
03月限      4.48 ~ 4.34
2026
05月限      4.57 ~ 4.45
2026
07月限      4.64 ~ 4.51

【1】米国農産物先物の相場表
余裕をもって臨んでおればOK

米国現地20251030日(木)
限月     KCBT硬質冬小麦  CBOT軟質冬小麦 CBOTトウモロコシ      CBOT大豆
12月限 2025 513'00 -9'75  524'25 -8'00  430'25 -3'75  11月限 1091'25 +11'00
03
月限 2026 529'00 -9'00  540'50 -7'25  443'75 -3'00  01月限 1107'75 +13'25
05
月限 2026 541'75 -8'25  551'75 -5'75  452'25 -2'75  03月限 1115'75 +10'50
07
月限 2026 563'75 -7'75  563'00 -4'25  458'75 -2'25  05月限 1125'25 +9'00

米国現地20251029日(水)
限月     KCBT硬質冬小麦  CBOT軟質冬小麦 CBOTトウモロコシ      CBOT大豆
12月限 2025 522'75 +2'75  532'25 +3'25  434'00 +2'00  11月限 1080'25 +2'00
03月限 2026 538'00  unch  547'75 +2'00  446'75 +0'75  01月限 1094'50 -0'75
05月限 2026 550'00 -1'25  557'50  unch  455'00  unch  03月限 1105'25 -1'50
07月限 2026 563'50 -2'25  567'25 -2'00  461'00 -0'50  05月限 1116'25 -1'50

米国現地20251028日(火)
限月     KCBT硬質冬小麦  CBOT軟質冬小麦 CBOTトウモロコシ      CBOT大豆
12月限 2025 520'00 +5'75  529'00 +3'00  432'00 +3'25  11月限 1078'25 +11'00
03
月限 2026 538'00 +6'00  545'75 +3'75  446'00 +1'75  01月限 1095'25 +10'25
05
月限 2026 551'25 +5'50  557'50 +4'50  455'00 +1'25  03月限 1106'75 +11'25
07
月限 2026 565'75 +5'75  569'25 +4'75  461'50 +1'25  05月限 1117'75 +11'00

米国現地20251027日(月)
限月     KCBT硬質冬小麦  CBOT軟質冬小麦 CBOTトウモロコシ      CBOT大豆
12月限 2025 514'25 +12'75  526'00 +13'50  428'75 +5'50  11月限 1067'25 +25'50
03
月限 2026 532'00 +13'75  542'00 +14'00  444'25 +7'25  01月限 1085'00 +24'75
05
月限 2026 545'75 +14'00  553'00 +14'25  453'75 +8'00  03月限 1095'50 +22'00
07
月限 2026 560'00 +14'50  564'50 +14'50  460'25 +8'00  05月限 1106'75 +21'00

【2】CBOTトウモロコシ先物の値段と建玉
CBOTトウモロコシ先物は「20263月限」「20267月限」の建玉が増加します。

日付 12限値段 出来高  12限建玉 3限建玉 5限建玉 7限建玉 総取組高

10/30 4.3025
10/29
 4.3400 503,880  689,660 438,246 131,917 159,178 1616,911
10/28
 4.3200 724,046  715,209 437,468 130,385 159,750 1637,907
10/27
 4.2875 531,792  733,587 437,980 128,171 157,810 1649,432

10/24 4.2325 369,851  754,980 435,038 128,312 157,045 1668,395
10/23
 4.2800 367,530  761,344 429,374 127,692 156,689 1665,689
10/22
 4.2300 314,719  757,156 420,528 127,976 157,031 1651,324
10/21 4.1975 301,358  760,197 413,917 125,818 156,550 1644,250
10/20
 4.2325 335,848  767,650 404,995 127,000 155,939 1642,387

10/17 4.2250 335,848  777,668 401,025 128,197 155,104 1645,725
10/16
 4.2175 542,890  789,452 388,722 133,906 154,740 1653,112
10/15
 4.1675 330,730  789,452 388,722 133,906 154,740 1649,468
10/14
 4.1300 338,426  801,281 386,430 134,006 152,272 1655,731
10/13
 4.1075 298.194  810,959 381,786 131,207 150,917 1655,271

10/10 4.1300 375,220  808,607 372,381 129,771 150,258 1639,567
10/09
 4.1825 394,103  795,860 364,859 128,061 150,082 1616,099
10/08
 4.2200 306,936  800,496 358,612 126,822 149,411 1609,893
10/07
 4.1975 415,106  793,763 358,443 123,556 148,817 1596,361
10/06
 4.2175 245,033  796,524 342,502 119,798 148,438 1579,770

10/03 4.1900 309,638  797,271 338,053 119,919 146,381 1575,007
10/02
 4.2175 327,516  806,589 338,405 120,497 145,919 1584,967
10/01
 4.1650 483,760  800,920 334,085 120,958 146,027 1573,249
09/30
 4.1550 477,619  796,993 323,250 121,876 141,051 1550,059
09/29
 4.2150 230,200  802,928 314,597 119,928 136,498 1538,216

山水インデックス 20251030日(木)51.50
出所:株式会社エクセノヤマミズ 穀物部
米ガルフ-日本(米ドル/トン)

              48/50,000 LT  
日付             U.S.ガルフ-日本

10/302025)          51.50
10/23
2025)          53.50
10/16
2025)          56.00 
10/09
2025)          57.00 
10/02
2025)          58.50 
09/25
2025)          58.50 
09/18
2025)          58.00
09/11
2025)          57.00
09/04
2025)          55.50

08/282025)          54.00
08/21
2025)          53.00
08/14
2025)          54.00
08/07
2025)          53.50
07/31
2025)          49.00

07/242025)          51.50
07/17
2025)          55.50
07/10
2025)          49.50
07/03
2025)          46.50

06/262025)          46.50
06/19
2025)          46.50
06/12
2025)          44.50
06/05
2025)          43.00

DEFINITION
VESSEL MAXIMUM 15 YEARS OLD
1SB 1SP MISSISSIPPI RIVER NOT ABOVE BUT INCLUDING BATON ROUGE
1/2SB 1SP KASHIMA/KAGOSHIMA RANGE 11.9M SWAD
48/50,000LT 5PCT MOLOO HSS
FREIGHT US$ PER LT FIOST BSS 1/1 NO COMBINATION PORT
9 WWD SHEX EIU ALL PURPOSE
LAYDAYS 15DAYS FORWARD FROM DATE OF INDEX FOR 14DAYS SPREAD LAYCAN
3.75PCT TOTAL COMMISSION

1028日(火)、韓国農協(農協飼料)が急遽、飼料用トウモロコシ20262月入着玉207,000トンの国際入札を公示し、203,000トン購入した。

バーゲン買いの韓国がここで動くとは想定していなかった。
おそらく、トランプ訪韓前の米国トウモロコシ買いだろうと思います。

20251028日(火) 韓国農協の国際入札
さまざまな要素から見て、米国トウモロコシと思います。

Buyer    韓国農協(農協飼料)
Seller
    CHS
Origin
    米国、南米、南ア産 飼料用黄トウモロコシ
Tonnage
   68,000トン
Arrival
   202625
C&F
     $243.98/mt CFR
plus $1.50/mt surcharge for additional port unloading

Buyer    韓国農協(農協飼料)
Seller
    CHS
Origin
    米国、南米、南ア産 飼料用黄トウモロコシ
Tonnage
   68,000トン
Arrival
   2026215
C&F
     $243.98/mt CFR
plus $1.50/mt surcharge for additional port unloading

Buyer    韓国農協(農協飼料)
Seller
    CHS
Origin
    米国、南米、南ア産 飼料用黄トウモロコシ
Tonnage
   68,000トン
Arrival
   2026228
C&F
     $245.16/mt CFR
plus $1.50/mt surcharge for additional port unloading

--------------------------------------------------------------------------

韓国の飼料用トウモロコシの調達価格表
黒字は、米国産飼料用トウモロコシ
青字●は、南米産(ブラジル)トウモロコシ

購入日      Buyer  Seller  数量  ETA(入着予定)  調達価格(C&F

1027日(2025  Nofi   CHS     68,000 0228日(2025) $245.16/MT CFR
10
27日(2025  Nofi   CHS    68,000 0215日(2025) $243.98/MT CFR
10
27日(2025  Nofi   CHS     68,000 0205日(2025) $243.98/MT CFR
10
21日(2025  MFG    CJ Int  67,000 0210日(2026) $246.61/MT CFR
10
15日(2025  KFA    CHS   65,000 0122日(2026) $234.90/MT CFR
1015日(2025  KFA    Olam   66,000 0130日(2026) $234.90/MT CFR
1015日(2025  MFG    Cargill 68,000 0120日(2026) $234.80/MT CFR
10
15日(2025  MFG    Dreyfus 65,000 0130日(2026) $234.80/MT CFR
以下、省略

↑このページのトップヘ