市況研究社のメモ帳

市況研究社および「市況研究社日報」から一部を公開します。

カテゴリ: 為替

本日328日(火)の為替「132.05131.45130.85
45月に向けて「137.65134.50 132.50 127.50」を追求してきた。
しかし、
ここでは、先回りしたり、先を急いだりする必要はないと考えています。
週明け327日の米債券市場で、米2年債利回りが上昇した。

【1】当社の見通し
(ⅰ)3月銀行セクターの混乱は、家計や企業の信用の伸びを抑える。
(ⅱ)信用状況の引き締めは、経済活動や需要の伸びを鈍らせる。
(ⅲ)それは雇用やインフレを抑制する。
(ⅳ)当社では5FOMCで利上げはないと考えています。
一方、日銀は黒田東彦が退任し、新総裁に植田和男が就任する。
(ⅴ)日銀のイールドカーブ・コントロール(YCC)の枠組みはいずれ修正される。
(ⅵ)45月に向けて「127.50」が追求できると考えています。

FRBの金融政策運営について
FOMC     開催日         利上げ幅  FF金利の誘導目標
2023年第3 0502 - 0503日 0.25上げ  5.005.25 
2023
年第2 0321 - 0322日 0.25上げ  4.755.00 ●実施
2023
年第1 0131 - 0201日 0.25上げ  4.504.75 ●実施

2022年第8 1213日 – 1214日 0.50上げ  4.254.50 ●実施
2022
年第7 1101日 – 1102日 0.75上げ  3.754.00 ●実施
2022
年第6 0920日 – 0921日 0.75上げ  3.003.25 ●実施
2022
年第5 0726日 – 0727日 0.75上げ  2.252.50 ●実施
2022
年第4 0614日 – 0615日 0.75上げ  1.501.75 ●実施
2022
年第3 0503日 – 0504日 0.50上げ  0.751.00 ●実施
2022
年第2 0315日 – 0316日 0.25上げ  0.250.50 ●実施

【2】米国の長短金利の逆転=逆イールド
2年債利回りが上昇した。
日付     2年債利回り  米10年債利回り  利回り格差

03/2723)    3.94%      3.53%      -0.41

03/2423)    3.76%      3.38%      -0.38
03/23
23)    3.76%      3.38%      -0.38
03/22
23)    3.96%      3.48%      -0.48
03/2123)    4.17%      3.59%      -0.58
03/2023)    3.92%      3.47%      -0.45

03/1723)    3.81%      3.39%      -0.42
03/16
23)    4.14%      3.56%      -0.58
03/15
23)    3.93%      3.51%      -0.42
03/14
23)    4.20%      3.64%      -0.56
03/13
23)    4.03%      3.55%      -0.48

03/1023)    4.60%      3.70%      -0.90
03/09
23)    4.90%      3.93%      -0.97
03/08
23)    5.05%      3.98%      -1.07
03/07
23)    5.00%      3.97%      -1.03
03/06
23)    4.89%      3.98%      -0.91

【3】本日328日(火)の東京為替について
東京為替は「132.05131.45130.85」を想定します。

本年45月に向けて「127.50」を展望しながら、ひとつひとつ確認していく。
ここでは、先回りしたり、先を急いだりする必要はないと考えています。

米国債の利回りと東京為替
米国      米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付  東京中心値  東京仲値

03/2723)  3.77   3.53   3.94   03/28  132.05131.45130.85
03/24
23)  3.64   3.38   3.76   03/27   130.65   130.65

03/2323)  3.66   3.38   3.76   03/24   130.60   130.65
03/22
23)  3.68   3.48   3.96   03/23   130.85   130.92
03/21
23)  3.73   3.59   4.17   03/22   132.44   132.54
03/20
23)  3.65   3.47   3.92   03/21   春分の日
03/16
23)  3.60   3.39   3.81   03/20   132.60   132.68

03/1623)  3.71   3.56   4.14   03/17   133.48   133.54
03/15
23)  3.70   3.51   3.93   03/16   132.55   133.31
03/14
23)  3.77   3.64   4.20   03/15   134.57   134.62
03/13
23)  3.70   3.55   4.03   03/14   133.05   133.21

03/1023)  3.70   3.70   4.60   03/13   134.33   134.34

03/0923)  3.88   3.93   4.90   03/10   135.91   136.01
03/08
23)  3.88   3.98   5.05   03/09   137.02   137.10
03/07
23)  3.88   3.97   5.00   03/08   137.33   137.35
03/06
23)  3.92   3.98   4.89   03/07   136.09   136.13
03/03
23)  3.90   3.97   4.86   03/06   135.86   135.92

03/0223)  4.03   4.08   4.89   03/03   136.60   136.70
03/01
23)  3.97   4.01   4.89   03/02   136.50   136.15
02/28
23)  3.93   3.92   4.81   03/01   136.36   136.41
02/27
23)  3.93   3.92   4.78   02/28   136.29   136.33
02/24
23)  3.93   3.95   4.78   02/27   136.15   136.27

02/2323)  3.88   3.88   4.66   02/24   134.10   134.19
02/22
23)  3.94   3.93   4.66   02/23   天皇誕生日
02/21
23)  3.98   3.95   4.67   02/22   134.80   134.90
02/20
23)  
President's Day       02/21   134.25   134.32
02/17
23)  3.88   3.82   4.60   02/20   134.42   134.45

02/1623)  3.92   3.86   4.62   02/17   134.30   134.40
02/15
23)  3.85   3.81   4.62   02/16   134.05   134.15
02/14
23)  3.81   3.77   4.60   02/15   132.73   132.79
02/13
23)  3.79   3.72   4.52   02/14   132.28   132.32
02/10
23)  3.83   3.74   4.50   02/13   131.70   131.78

本日27日(月)は週末24日の想定レンジを据え置きます。
131.40130.80130.20」あたりで揉み合うと思います。

当社は45月に向けて「137.65134.50 132.50 127.50」を追求してきた。
しかし、ここでは、先回りしたり、先を急いだりする必要はないと考えています。

【1】当社の見通し
3月金融不安は、銀行に対する資本規制や流動性要件の厳格化、年次のストレステスト(健全性審査)の強化につながっていくと思います。こうした銀行セクターに対する規制・監督の強化は、利上げとは別の経路で融資や不動産価格等の抑制になり、経済活動や需要の伸びを鈍化させる公算が大きい。それは雇用やインフレの抑制になる。
現在の時点では、5FOMCでは利上げはないという見通しを描きます。

(ⅰ)3月銀行セクターの混乱は、家計や企業の信用の伸びを抑える。
(ⅱ)信用状況の引き締めは、経済活動や需要の伸びを鈍らせる。
(ⅲ)それは雇用やインフレを抑制する。
(ⅳ)当社では5FOMCで利上げはないと考えています。
一方、日銀は黒田東彦が退任し、新総裁に植田和男が就任する。
(ⅴ)日銀のイールドカーブ・コントロール(YCC)の枠組みはいずれ修正される。
(ⅵ)45月に向けて「127.50」が追求できると考えています。

FRBの金融政策運営について
FOMC    開催日        利上げ幅  FF金利の誘導目標
2023年第3 0502 - 0503日 0.25上げ  5.005.25 
2023
年第2 0321 - 0322日 0.25上げ  4.755.00 ●実施
2023
年第1 0131- 0201日 0.25上げ  4.504.75 ●実施

2022年第8 1213日 – 1214日 0.50上げ  4.254.50 ●実施
2022
年第7 1101日 – 1102日 0.75上げ  3.754.00 ●実施
2022
年第6 0920日 – 0921日 0.75上げ  3.003.25 ●実施
2022
年第5 0726日 – 0727日 0.75上げ  2.252.50 ●実施
2022
年第4 0614日 – 0615日 0.75上げ  1.501.75 ●実施
2022
年第3 0503日 – 0504日 0.50上げ  0.751.00 ●実施
2022
年第2 0315日 – 0316日 0.25上げ  0.250.50 ●実施

【2】米国の長短金利の逆転=逆イールド
逆イールドは収縮しています。
日付      米2年債利回り  米10年債利回り  利回り格差

03/2423)    3.76%      3.38%      -0.38
03/23
23)    3.76%      3.38%      -0.38
03/22
23)    3.96%      3.48%      -0.48
03/2123)    4.17%      3.59%      -0.58
03/2023)    3.92%      3.47%      -0.45

03/1723)    3.81%      3.39%      -0.42
03/16
23)    4.14%      3.56%      -0.58
03/15
23)    3.93%      3.51%      -0.42
03/14
23)    4.20%      3.64%      -0.56
03/13
23)    4.03%      3.55%      -0.48

03/1023)    4.60%      3.70%      -0.90
03/09
23)    4.90%      3.93%      -0.97
03/08
23)    5.05%      3.98%      -1.07
03/07
23)    5.00%      3.97%      -1.03
03/06
23)    4.89%      3.98%      -0.91

03/0323)    4.86%      3.97%      -0.89
03/02
23)    4.89%      4.08%      -0.81
03/01
23)    4.89%      4.01%      -0.88
02/28
23)    4.81%      3.92%      -0.89
02/27
23)    4.78%      3.92%      -0.86

【3】本日327日(月)の東京為替について
本日の東京為替は「131.40130.80130.20」を想定します。
45月に向けて「127.50」を展望しながら、ひとつひとつ確認して行く。
ここでは、先回りしたり、先を急いだりする必要はない。

米国債の利回りと東京為替
米国      米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付  東京中心値  東京仲値

03/2423)  3.64   3.38   3.76   03/27  131.40130.80130.20

03/2323)  3.66   3.38   3.76   03/24   130.60   130.65
03/22
23)  3.68   3.48   3.96   03/23   130.85   130.92
03/21
23)  3.73   3.59   4.17   03/22   132.44   132.54
03/20
23)  3.65   3.47   3.92   03/21   春分の日
03/16
23)  3.60   3.39   3.81   03/20   132.60   132.68

03/1623)  3.71   3.56   4.14   03/17   133.48   133.54
03/15
23)  3.70   3.51   3.93   03/16   132.55   133.31
03/14
23)  3.77   3.64   4.20   03/15   134.57   134.62
03/13
23)  3.70   3.55   4.03   03/14   133.05   133.21

03/1023)  3.70   3.70   4.60   03/13   134.33   134.34

03/0923)  3.88   3.93   4.90   03/10   135.91   136.01
03/08
23)  3.88   3.98   5.05   03/09   137.02   137.10
03/07
23)  3.88   3.97   5.00   03/08   137.33   137.35
03/06
23)  3.92   3.98   4.89   03/07   136.09   136.13
03/03
23)  3.90   3.97   4.86   03/06   135.86   135.92

03/0223)  4.03   4.08   4.89   03/03   136.60   136.70
03/01
23)  3.97   4.01   4.89   03/02   136.50   136.15
02/28
23)  3.93   3.92   4.81   03/01   136.36   136.41
02/27
23)  3.93   3.92   4.78   02/28   136.29   136.33
02/24
23)  3.93   3.95   4.78   02/27   136.15   136.27

02/2323)  3.88   3.88   4.66   02/24   134.10   134.19
02/22
23)  3.94   3.93   4.66   02/23   天皇誕生日
02/21
23)  3.98   3.95   4.67   02/22   134.80   134.90
02/20
23)  President's Day        02/21   134.25   134.32
02/17
23)  3.88   3.82   4.60   02/20   134.42   134.45

02/1623)  3.92   3.86   4.62   02/17   134.30   134.40
02/15
23)  3.85   3.81   4.62   02/16   134.05   134.15
02/14
23)  3.81   3.77   4.60   02/15   132.73   132.79
02/13
23)  3.79   3.72   4.52   02/14   132.28   132.32
02/10
23)  3.83   3.74   4.50   02/13   131.70   131.78

321日(火)-22日(水)は FOMC です。
本日20日(月)は「133.20132.20131.20」を想定します。
本年45月に向けて「134.50 132.50 127.50」を展望しながら、当面はひとつひとつ確認して行きます。

【1】米FRBの金融政策運営について
当社の見通し
FOMC    開催日        利上げ幅  FF金利の誘導目標
2023年第3 0502 - 0503日 0.25上げ  5.005.25 〇
2023
年第2 0321 - 0322日 0.25上げ  4.755.00 ◎当社予想
2023
年第1 0131 - 0201日 0.25上げ  4.504.75 ●実施

2022年第8 1213日 – 1214日 0.50上げ  4.254.50 ●実施
2022
年第7 1101日 – 1102日 0.75上げ  3.754.00 ●実施
2022
年第6 0920日 – 0921日 0.75上げ  3.003.25 ●実施
2022
年第5 0726日 – 0727日 0.75上げ  2.252.50 ●実施
2022
年第4 0614日 – 0615日 0.75上げ  1.501.75 ●実施
2022
年第3 0503日 – 0504日 0.50上げ  0.751.00 ●実施
2022
年第2 0315日 – 0316日 0.25上げ  0.250.50 ●実施

過去1年におよぶ金融引き締めによってFF金利は4.50-4.75%に達している。当社では、ここから「利上げペース加速」はないと考えています。政策金利が「5%~5.5%」を超して上昇するとは考えにくい。下記の要素は継続しており、大きく逸脱することはないと思います。

(ⅰ)昨年(2022)から1年間にわたって、米国の利上げが進展した。
(ⅱ)すでに利上げが進展しているので、本年の利上げは 0.25%ずつになるだろう。
(ⅲ)当社は昨年、FF金利「4.5%~5%」でピークと予想した。
(ⅳ)3FOMC 0.25%上げで、FRBは利上げを休止する公算が大きい。
(ⅴ)金融不安は、銀行に対する規制・監督強化になり、引き締めとして波及する。
(ⅵ)一方、日銀は黒田東彦が退任し、新総裁に植田和男が就任する。
(ⅶ)日銀のイールドカーブ・コントロール(YCC)の枠組みは修正されるだろう。
(ⅷ)45月に向けて「134.50 132.50 127.50」が追求できると考えています。

【2】米銀破綻とクレディスイス不安の影響
3
9日以降、米国ではSVBファイナンシャル・グループ傘下のシリコンバレー銀行、さらにシルバーゲート銀行、シグニチャー銀行が破綻した。欧州ではスイスの大手銀クレディ・スイスの信用不安が台頭した。長く続いてきた金融緩和から昨年以降は急速な利上げに転じたことで、銀行セクターに累積した影響が表れている。

当社「日報」では、今回2022-2023年利上げについて、前回2004-2006年利上げと比較して、次のように説明したことがあります。

前回利上げでは20046月から20066月まで、連続17回のFOMCFFレートを引き上げ、1%だった政策金利は最終的に「5.25%」まで上昇したが、しかし、それは「落ち着いたペース」(measured pace)で利上げを進めることを公表し、毎回0.25%ずつ利上げしたので、投資家にとっては先行きの金利見通しが安易になった。投資家は「FRBは急激に金融引き締めを行うことはない」という安心感を抱き、リスク認識を希薄化させた。「サブプライム信用危機」「リーマン破綻」に至るプロセスとなった。

今回2022-2023年の利上げでは、FRBは先行きの金利見通しに言質を与えず、不確実性を維持している。FF金利が「4.55%」に近づいても、先行きの金利見通しに不安感が底流している。FRBのパウエル議長は、先行きの利上げに言質を与えないようにしている。当社では、今回の利上げにおいて、FRBは先行きの金利見通しに安心感を与えないようにしており、不確実性を維持して、リスク認識を保たせている可能性が高いと分析してきました。

そして、3月第3週に米銀3行の破綻とスイスのクレディ・スイスの信用不安が発生した。金利上昇は一般的に銀行にプラスだが、長短金利の逆転=逆イールドでは、短期で調達して長期で運用すれば逆ザヤ状態になる。3月第3週の米国債券市場では、米2年債利回りと10年債利回り格差は-1%以上に拡大した。これは現在の利上げで、銀行に累積した影響が表れており、銀行セクターの脆弱性を懸念することになった。

そうなると、どうなるか?
銀行に対して、資本規制や流動性要件の厳格化、年次のストレステスト(健全性審査)の強化につながる。規制・監督の強化は、利上げとは別の経路で金融政策運営の引き締めとなる。その波及効果でインフレ抑制につながる。FRBにとってはもう一段の利上げを実施しなくとも、実質的な引き締め効果が期待できる。

3月の米銀3行破綻とクレディスイス信用不安は、監督官庁の規制・監督の強化によって金融引き締めとして波及するので、一部の市場人気が思惑していた「利上げペース加速」とか「0.5%上げ」の可能性は低下する。明日から3FOMCで「0.25%」以上の利上げは必要ないと思います。すでに先週の金利低下と逆イールド縮小に表れています。

【2】米国の長短金利の逆転=逆イールド
2年債利回りと10年債利回りが3月第2週、1%を超す逆イールドに拡大し、尋常ではなかったが、3月第3週に逆イールドが収縮しています。
日付      米2年債利回り  米10年債利回り  利回り格差

03/1723)    3.81%      3.39%      -0.42
03/16
23)    4.14%      3.56%      -0.58
03/15
23)    3.93%      3.51%      -0.42
03/14
23)    4.20%      3.64%      -0.56
03/13
23)    4.03%      3.55%      -0.48

03/1023)    4.60%      3.70%      -0.90
03/09
23)    4.90%      3.93%      -0.97
03/08
23)    5.05%      3.98%      -1.07
03/07
23)    5.00%      3.97%      -1.03
03/06
23)    4.89%      3.98%      -0.91

03/0323)    4.86%      3.97%      -0.89
03/02
23)    4.89%      4.08%      -0.81
03/01
23)    4.89%      4.01%      -0.88
02/28
23)    4.81%      3.92%      -0.89
02/27
23)    4.78%      3.92%      -0.86

02/2423)    4.78%      3.95%      -0.83
02/23
23)    4.66%      3.88%      -0.78

02/2223)    4.66%      3.93%      -0.73
02/2123)    4.67%      3.95%      -0.72
02/2023)    Washington's BirthdayPresident's Day

02/1723)    4.60%      3.82%      -0.78
02/16
23)    4.62%      3.86%      -0.76
02/1523)    4.62%      3.81%      -0.81
02/1423)    4.60%      3.77%      -0.83
02/13
23)    4.52%      3.72%      -0.80

【3】本日320日(月)の東京為替について
FOMC直前となっており、レンジは大雑把に想定します。
本日20日(月)の為替は「133.20132.20131.20」あたり。
本年45月に向けて「134.50 132.50 127.50」を展望しながら、当面はひとつひとつ確認していこうと思います。

米国債の利回りと東京為替
米国      米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付  東京中心値  東京仲値

03/1623)  3.60   3.39   3.81   03/20  133.20132.20131.20

03/1623)  3.71   3.56   4.14   03/17   133.48   133.54
03/15
23)  3.70   3.51   3.93   03/16   132.55   133.31
03/14
23)  3.77   3.64   4.20   03/15   134.57   134.62
03/13
23)  3.70   3.55   4.03   03/14   133.05   133.21

03/1023)  3.70   3.70   4.60   03/13   134.33   134.34

03/0923)  3.88   3.93   4.90   03/10   135.91   136.01
03/08
23)  3.88   3.98   5.05   03/09   137.02   137.10
03/07
23)  3.88   3.97   5.00   03/08   137.33   137.35
03/06
23)  3.92   3.98   4.89   03/07   136.09   136.13
03/03
23)  3.90   3.97   4.86   03/06   135.86   135.92

03/0223)  4.03   4.08   4.89   03/03   136.60   136.70
03/01
23)  3.97   4.01   4.89   03/02   136.50   136.15
02/28
23)  3.93   3.92   4.81   03/01   136.36   136.41
02/27
23)  3.93   3.92   4.78   02/28   136.29   136.33
02/24
23)  3.93   3.95   4.78   02/27   136.15   136.27

02/2323)  3.88   3.88   4.66   02/24   134.10   134.19
02/22
23)  3.94   3.93   4.66   02/23   天皇誕生日
02/21
23)  3.98   3.95   4.67   02/22   134.80   134.90
02/20
23)  
President's Day        02/21   134.25   134.32
02/17
23)  3.88   3.82   4.60   02/20   134.42   134.45

02/1623)  3.92   3.86   4.62   02/17   134.30   134.40
02/15
23)  3.85   3.81   4.62   02/16   134.05   134.15
02/14
23)  3.81   3.77   4.60   02/15   132.73   132.79
02/13
23)  3.79   3.72   4.52   02/14   132.28   132.32
02/10
23)  3.83   3.74   4.50   02/13   131.70   131.78

本年45月に向けて「134.50 132.50 127.50」の道筋を追求しています。

【1】米国の生産者物価指数(PPI 315日(水)発表
生産者物価指数(PPI)を消費者物価指数(CPI)の先行指数と見るなら、すでに米国のインフレは緩和している。これまで1年におよぶ利上げの累積的な影響も表れている。ここで「利上げペース加速」を思惑するのは的外れです。
月次     前年同月比      前月比

02月(2023   4.6%       -0.1
01
月(2023)   6.0%       0.7

12月(2022)   6.2%       -0.5
11
月(2022)   7.4%       0.3
10
月(2022)   8.0%       0.2
09
月(2022)   8.5%       0.4
08
月(2022)   8.7%       -0.1
07
月(2022)   9.8%       -0.5
06
月(2022)   11.3%       1.1
05
月(2022)   10.8%       0.8
04
月(2022)   11.0%       0.5
03
月(2022)   11.2%       1.4
02
月(2022)   10.0%       0.8
01
月(2022)   9.7%       1.0

12月(2021)   9.7%       0.2
11
月(2021)   9.6%       0.8
10
月(2021)   8.6%       0.6
09
月(2021)   8.6%       0.5

【2】NY連銀製造業景気指数 315日(水)発表

03月(2023    -24.6
02
月(2023)     -5.8
01
月(2023)    -32.9

12月(2022)    -11.2
11
月(2022)     4.5
10
月(2022)     -9.1
09
月(2022)     -1.5
08
月(2022)    -31.3
07
月(2022)     11.1
06
月(2022)     -1.2
05
月(2022)    -11.6
04
月(2022)     24.6
03
月(2022)    -11.8
02
月(2022)     3.1
01
月(2022)     -0.7

12月(2021)     31.9
11
月(2021)     30.9
10
月(2021)     19.8
09
月(2021)     34.3

【3】米国の消費者物価指数(CPI314日(火)発表
月次      前年同月比  コア指数(エネルギー食品を除く)

02月(2023   6.0%       5.5% 上昇
01
月(2023)   6.4%       5.6

12月(2022)   6.5%       5.7
11
月(2022)   7.1%       6.0
10
月(2022)   7.7%       6.0
09
月(2022)   8.2%       6.6
08
月(2022)   8.3%       6.3
07
月(2022)   8.5%       5.9
06
月(2022)   9.1%       5.9
05
月(2022)   8.6%       6.0
04
月(2022)   8.3%       6.2
03
月(2022)   8.5%       6.5
02
月(2022)   7.9%       6.4
01
月(2022)   7.5%       6.0

12月(2021)   7.0%       5.5
11
月(2021)   6.8%       4.9
10
月(2021)   6.2%       4.6
09
月(2021)   5.4%       4.0

【4】米国の長短金利の逆転=逆イールド
先週は米2年債利回りと10年債利回りが1%を超す逆イールドを記録し、尋常でない様相になっていたが、今週はその逆イールドが縮小しています。
日付      2年債利回り  米10年債利回り  利回り格差

03/1623
03/15
23)    3.93%      3.51%      -0.42
03/14
23)    4.20%      3.64%      -0.56
03/13
23)    4.03%      3.55%      -0.48

03/1023)    4.60%      3.70%      -0.90
03/09
23)    4.90%      3.93%      -0.97
03/08
23)    5.05%      3.98%      -1.07
03/07
23)    5.00%      3.97%      -1.03
03/06
23)    4.89%      3.98%      -0.91

03/0323)    4.86%      3.97%      -0.89
03/02
23)    4.89%      4.08%      -0.81
03/01
23)    4.89%      4.01%      -0.88
02/28
23)    4.81%      3.92%      -0.89
02/27
23)    4.78%      3.92%      -0.86

02/2423)    4.78%      3.95%      -0.83
02/23
23)    4.66%      3.88%      -0.78
02/2223)    4.66%      3.93%      -0.73
02/2123)    4.67%      3.95%      -0.72
02/2023)    Washington's BirthdayPresident's Day

02/1723)    4.60%      3.82%      -0.78
02/16
23)    4.62%      3.86%      -0.76
02/1523)    4.62%      3.81%      -0.81
02/1423)    4.60%      3.77%      -0.83
02/13
23)    4.52%      3.72%      -0.80

【5】米FRBの金融政策運営について
当社見通し
FOMC    開催日        利上げ幅  FF金利の誘導目標
2023年第3 0502 - 0503日 0.25上げ  5.005.25 〇
2023
年第2 0321 - 0322日 0.25上げ  4.755.00 ◎当社予想
2023
年第1 0131 - 0201日 0.25上げ  4.504.75 ●実施

2022年第8 1213日 – 1214日 0.50上げ  4.254.50 ●実施
2022
年第7 1101日 – 1102日 0.75上げ  3.754.00 ●実施
2022
年第6 0920日 – 0921日 0.75上げ  3.003.25 ●実施
2022
年第5 0726日 – 0727日 0.75上げ  2.252.50 ●実施
2022
年第4 0614日 – 0615日 0.75上げ  1.501.75 ●実施
2022
年第3 0503日 – 0504日 0.50上げ  0.751.00 ●実施
2022
年第2 0315日 – 0316日 0.25上げ  0.250.50 ●実施

過去1年におよぶ金融引き締めによってFF金利は4.50-4.75%に達しており、その累積した影響が表れるようになっています。当社ではここから「利上げペース加速」はないと考えています。仮にFRBの金融政策運営の見通しに不確実性がひろがり、FF金利に上振れ懸念が台頭したとしても、政策金利が「5%~5.5%」を超して上昇するとは考えにくい。下記の要素は継続しており、大きく逸脱することはないと思います。

(ⅰ)昨年(2022)から1年間にわたって、米国の利上げが進展した。
(ⅱ)すでに利上げが進展しているので、本年の利上げは 0.25%ずつになるだろう。
(ⅲ)当社は昨年、FF金利「4.5%~5%」でピークと予想した。
(ⅳ)3FOMC 0.25%上げで、FRBは利上げを休止する公算が大きい。
(ⅴ)一方、日銀は黒田東彦が退任し、新総裁に植田和男が就任する。
(ⅵ)日銀のイールドカーブ・コントロール(YCC)の枠組みは修正されるだろう。
(ⅶ)45月に向けて「134.50 132.50 127.50」が追求できると考えています。

【6】本日316日(木)の東京為替について
本日16日(木)は「133.80133.00132.20」を想定します。

本年(202345月に向けて「134.50 132.50 127.50」の道筋が追求できると考えていますが、重要なところなので、ひとつひとつ確認していこうと思います。

米国債の利回りと東京為替
米国      30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付  東京中心値  東京仲値

03/1523)  3.70   3.51   3.93   03/16  133.80133.00132.20
03/14
23)  3.77   3.64   4.20   03/15   134.57   134.62
03/13
23)  3.70   3.55   4.03   03/14   133.05   133.21

03/1023)  3.70   3.70   4.60   03/13   134.33   134.34

03/0923)  3.88   3.93   4.90   03/10   135.91   136.01
03/08
23)  3.88   3.98   5.05   03/09   137.02   137.10
03/07
23)  3.88   3.97   5.00   03/08   137.33   137.35
03/06
23)  3.92   3.98   4.89   03/07   136.09   136.13
03/03
23)  3.90   3.97   4.86   03/06   135.86   135.92

03/0223)  4.03   4.08   4.89   03/03   136.60   136.70
03/01
23)  3.97   4.01   4.89   03/02   136.50   136.15
02/28
23)  3.93   3.92   4.81   03/01   136.36   136.41
02/27
23)  3.93   3.92   4.78   02/28   136.29   136.33
02/24
23)  3.93   3.95   4.78   02/27   136.15   136.27

02/2323)  3.88   3.88   4.66   02/24   134.10   134.19
02/22
23)  3.94   3.93   4.66   02/23   天皇誕生日
02/21
23)  3.98   3.95   4.67   02/22   134.80   134.90
02/20
23)  President's Day        02/21   134.25   134.32
02/17
23)  3.88   3.82   4.60   02/20   134.42   134.45

02/1623)  3.92   3.86   4.62   02/17   134.30   134.40
02/15
23)  3.85   3.81   4.62   02/16   134.05   134.15
02/14
23)  3.81   3.77   4.60   02/15   132.73   132.79
02/13
23)  3.79   3.72   4.52   02/14   132.28   132.32
02/10
23)  3.83   3.74   4.50   02/13   131.70   131.78

「日報」(為替)では、当社の罫線観に基づき、本年(2023)の円安のメドを「1ドル=137.65円」、それを米国の雇用統計や消費者物価指数(CPI)などを通して確認すれば「1ドル=134.50円」が目標になると記しました。

1ドル=137.65円」を本年(2023)の円安のメドと確認することができれば、自ずと「134.50 132.50 127.50」の道筋がひらけてきます。

310日(金)の「米国雇用統計」に続き、明日314日(火)の「米国の消費者物価指数」(CPI)で、コア指数の落ち着きを見る必要があります。そして、315日(水)には「米国の小売売上高」の発表。すでに過去1年におよぶ金融引き締めのなかで(a)米国経済は減速することなく成長を続けるのか?(b)米国消費者は消費支出を拡大しているのか? 今週はひと通り、3FOMC前のデータが出揃います。45月に向けた方向が明らかになってくると考えています。

米国の消費者物価指数(CPI
月次      前年同月比  コア指数(エネルギー食品を除く)

02月(2023
01
月(2023)   6.4%       5.6% 上昇

12月(2022)   6.5%       5.7
11
月(2022)   7.1%       6.0
10
月(2022)   7.7%       6.0
09
月(2022)   8.2%       6.6
08
月(2022)   8.3%       6.3
07
月(2022)   8.5%       5.9
06
月(2022)   9.1%       5.9
05
月(2022)   8.6%       6.0
04
月(2022)   8.3%       6.2
03
月(2022)   8.5%       6.5
02
月(2022)   7.9%       6.4
01
月(2022)   7.5%       6.0

12月(2021)   7.0%       5.5
11
月(2021)   6.8%       4.9
10
月(2021)   6.2%       4.6
09
月(2021)   5.4%       4.0

【2】米FRBの金融政策運営について
本年(20232月に発表された米国経済指標は予想よりも強かった。このため2月中旬以降はどこでインフレが落ち着くのか不透明になり、FRBの金融政策運営をめぐる不確実性はFF金利のピークの上振れ予想となった。当社「日報」ではこのとき、217日(金)に米国金融市場に発生した連鎖反応の影響について「風浪とうねり」に喩えて記しました。2月下旬から3月の市場人気は「利上げペース加速」を唱えるようになった。

しかし、過去1年におよぶ金融引き締めによってFF金利は4.50-4.75%に達しており、当社ではここから「利上げペース加速」はないと考えています。FRBの金融政策運営の見通しに不確実性がひろがり、FF金利に上振れ懸念が台頭したとしても、政策金利が「5%~5.5%」を超して上昇するとは考えにくい。下記の要素は基本的に継続しており、大きく逸脱することはないと思います。

(ⅰ)昨年(2022)から1年間にわたって、米国の利上げが進展した。
(ⅱ)すでに利上げが進展しているので、本年の利上げは 0.25%ずつになるだろう。
(ⅲ)当社は昨年、FF金利「4.5%~5%」でピークと予想した。
(ⅳ)3FOMC 0.25%上げで、FRBは利上げを休止する公算が大きい。
(ⅴ)一方、日銀は黒田東彦が退任し、新総裁に植田和男が就任する。
(ⅵ)日銀のイールドカーブ・コントロール(YCC)の枠組みは修正されるだろう。

当社見通し
FOMC    開催日        利上げ幅  FF金利の誘導目標
2023年第3 0502 - 0503日 0.25上げ  5.005.25 〇
2023
年第2 0321 - 0322日 0.25上げ  4.755.00 ◎当社予想
2023
年第1 0131 - 0201日 0.25上げ  4.504.75 ●実施

2022年第8 1213日 – 1214日 0.50上げ  4.254.50 ●実施
2022
年第7 1101日 – 1102日 0.75上げ  3.754.00 ●実施
2022
年第6 0920日 – 0921日 0.75上げ  3.003.25 ●実施
2022
年第5 0726日 – 0727日 0.75上げ  2.252.50 ●実施
2022
年第4 0614日 – 0615日 0.75上げ  1.501.75 ●実施
2022
年第3 0503日 – 0504日 0.50上げ  0.751.00 ●実施
2022
年第2 0315日 – 0316日 0.25上げ  0.250.50 ●実施

【3】FF金利 5.25%について
2004
6月から20066月まで、連続17回のFOMCにおいて、FFレートを0.25%ずつ引き上げ、最終的に「5.25%」に達したことがある。前回(2004-2006)利上げと、今回(2022-2023)利上げの違いについて、気付いたことを記します。

前回(2004-2006)利上げと、今回(2022-2023)利上げの違い
前回の利上げでは、20046月から20066月まで、連続17回のFOMCにおいて、FFレートを0.25%ずつ引き上げた。このとき、市場の思惑人気のリスク認識を希薄化させた。つまり、2004-2006年の利上げでは「落ち着いたペース」(measured pace)で利上げを進めることを公表し、毎回0.25%ずつ利上げしたので、投資家にとって先行きの金利見通しが安易になった。

投資家は「FRBは急激に金融引き締めを行うことはない」という安心感を抱き、リスク認識を希薄化させ、信用バブルを形成する要因になった。「コモディティ・バブル」「サブプライム信用危機」「リーマン破綻」のプロセスとなった。

今回2022-2023年の利上げでは、FRBは先行きの金利見通しに言質を与えず、不確実性を維持している。FF金利が「4.55%」に近づいても、先行きの金利見通しに不安感が底流している。FRBは先行きの金利見通しに安心感を与えないようにしており、不確実性を維持して、リスク認識を保たせている可能性が高い。

米国のインフレは依然として高水準で、どこで落ち着くのか不透明、FRBの金融政策運営をめぐる見通しも不確実で、FF金利のピークも上振れする情勢でも「5%~5.5%」を超すとは考えにくい。当社では、当初の予想から大きく逸脱することはないと考えています。

そのように仮定して、足もとのデータを見ています。現状のFF金利4.504.75%から「加速する」とは考えにくい。米国の金利はすでに十分に上昇しており、3FOMC5FOMC)で佳境に入ると想定しています。そしてFF金利「5%」水準では、リセッション(景気後退)リスクが底流する可能性が高い。

今週は314日(火)に米国の消費者物価指数(CPI)、315日(水)には米国の小売売上高の発表を控えています。「1ドル=137.65円」を本年の円安のメドと確認すれば、自ずと45月に向けて「134.50 132.50 127.50」の道筋が追求できるだろうと考えています。植田日銀新総裁の下で、イールドカーブ・コントロール(YCC)の枠組みは修正される公算が大きい。

【4】米国の長短金利の逆転=逆イールド
先週38日の米国債券市場では、米2年債利回りが5.05%、10年債利回りが3.98%と、長短金利の逆転は1%を超えた。こういうのは、いかに理屈をつけても尋常ではないと思います。

日付      米2年債利回り  米10年債利回り  利回り格差

03/1023)    4.60%      3.70%      -0.90
03/09
23)    4.90%      3.93%      -0.97
03/08
23)    5.05%      3.98%      -1.07
03/07
23)    5.00%      3.97%      -1.03
03/06
23)    4.89%      3.98%      -0.91

03/0323)    4.86%      3.97%      -0.89
03/02
23)    4.89%      4.08%      -0.81
03/01
23)    4.89%      4.01%      -0.88
02/28
23)    4.81%      3.92%      -0.89
02/27
23)    4.78%      3.92%      -0.86

02/2423)    4.78%      3.95%      -0.83
02/23
23)    4.66%      3.88%      -0.78

02/2223)    4.66%      3.93%      -0.73
02/2123)    4.67%      3.95%      -0.72
02/2023)    Washington's BirthdayPresident's Day

02/1723)    4.60%      3.82%      -0.78
02/16
23)    4.62%      3.86%      -0.76
02/1523)    4.62%      3.81%      -0.81
02/1423)    4.60%      3.77%      -0.83
02/13
23)    4.52%      3.72%      -0.80

【5】本日313日(月)の東京為替について
週末310日の「日報」では、「1ドル=137.65円」を罫線のメドと考えており、米雇用統計でこれが確認できるなら「134.50円」が目標になると記しました。今週は314日(火)に米国の消費者物価指数(CPI)、315日(水)には米国の小売売上高の発表を控えています。「1ドル=137.65円」を本年の円安のメドと確認すれば、自ずと「134.50 132.50 127.50」の道筋が追求できるようになると考えています。

ここは重要なところなので、ひとつひとつ確認していかなければならない。「1ドル=137.65円」メドを確認したあとは、まず目の前の「134.50円」に臨まなければならない。
本日13日(月)「135.40134.50133.60」を想定します。

米国債の利回りと東京為替
米国      米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付  東京中心値  東京仲値

03/1023)  3.70   3.70   4.60   03/13  135.40134.50133.60

03/0923)  3.88   3.93   4.90   03/10   135.91   136.01
03/08
23)  3.88   3.98   5.05   03/09   137.02   137.10
03/07
23)  3.88   3.97   5.00   03/08   137.33   137.35
03/06
23)  3.92   3.98   4.89   03/07   136.09   136.13
03/03
23)  3.90   3.97   4.86   03/06   135.86   135.92

03/0223)  4.03   4.08   4.89   03/03   136.60   136.70
03/01
23)  3.97   4.01   4.89   03/02   136.50   136.15
02/28
23)  3.93   3.92   4.81   03/01   136.36   136.41
02/27
23)  3.93   3.92   4.78   02/28   136.29   136.33
02/24
23)  3.93   3.95   4.78   02/27   136.15   136.27

02/2323)  3.88   3.88   4.66   02/24   134.10   134.19
02/22
23)  3.94   3.93   4.66   02/23   天皇誕生日
02/21
23)  3.98   3.95   4.67   02/22   134.80   134.90
02/20
23)  
President's Day        02/21   134.25   134.32
02/17
23)  3.88   3.82   4.60   02/20   134.42   134.45

02/1623)  3.92   3.86   4.62   02/17   134.30   134.40
02/15
23)  3.85   3.81   4.62   02/16   134.05   134.15
02/14
23)  3.81   3.77   4.60   02/15   132.73   132.79
02/13
23)  3.79   3.72   4.52   02/14   132.28   132.32
02/10
23)  3.83   3.74   4.50   02/13   131.70   131.78

本日310日(金)は米国の雇用統計発表。本日の想定レンジは広い。「1ドル=137.65円」を罫線のメドと考えており、これが確認できるなら「134.50円」が目標になるからです。
本日310日(金)の為替「1ドル=137.65136.20134.75

【1】米FRBの金融政策運営について
当社の立場と予想

FOMC     開催日         利上げ幅   FF金利の誘導目標
2023年第3 0502- 0503日 0.25上げ   5.005.25 〇
2023
年第2 0321 - 0322日 0.25上げ   4.755.00 ◎当社予想
2023
年第1 0131 - 0201日 0.25上げ   4.504.75 ●実施

2022年第8 1213日 – 1214日 0.50上げ   4.254.50 ●実施
2022
年第7 1101日 – 1102日 0.75上げ   3.754.00 ●実施
2022
年第6 0920日 – 0921日 0.75上げ   3.003.25 ●実施
2022
年第5 0726日 – 0727日 0.75上げ   2.252.50 ●実施
2022
年第4 0614日 – 0615日 0.75上げ   1.501.75 ●実施
2022
年第3 0503日 – 0504日 0.50上げ   0.751.00 ●実施
2022
年第2 0315日 – 0316日 0.25上げ   0.250.50 ●実施

(ⅰ)本年(2023)の利上げは「0.25%ずつ」になるだろう。
(ⅱ)FF金利は「4.5%~5%」あたりでピークになるだろう。
(ⅲ)2023321日-322FOMC 0.25%上げで休止する可能性が高い。
(ⅳ)
3FOMC」に加えて「5FOMC」で利上げ休止と見る向きもあった。

本日310日(金)は「1ドル=137.65136.20134.75」を想定します。

【2】米国の長短金利の逆転=逆イールド
今週は2年債と10年債の利回り格差が1%を超えた。

日付     2年債利回り 米10年債利回り   利回り格差125

03/1023
03/09
23)    4.90%      3.93%      -0.97
03/08
23)    5.05%      3.98%      -1.07
03/07
23)    5.00%      3.97%      -1.03
03/06
23)    4.89%      3.98%      -0.91

03/0323)    4.86%      3.97%      -0.89
03/02
23)    4.89%      4.08%      -0.81
03/01
23)    4.89%      4.01%      -0.88
02/28
23)    4.81%      3.92%      -0.89
02/27
23)    4.78%      3.92%      -0.86

02/2423)    4.78%      3.95%      -0.83
02/23
23)    4.66%      3.88%      -0.78

02/2223)    4.66%      3.93%      -0.73
02/2123)    4.67%      3.95%      -0.72
02/2023)    Washington's BirthdayPresident's Day

【1】昨夜のFRB パウエル議長
「利上げペース加速させる用意ある」 NHKニュース 3月8 433
アメリカのFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長は37日、議会上院で証言し「利上げのペースを加速させる用意がある」と述べました。

FRBは去年11月まで記録的なインフレを抑えこむため異例の大幅利上げを継続してきましたが、物価の上昇率が低下傾向にあることなどから21日、2回連続で利上げ幅の縮小を決めました。

パウエル議長は37日、議会上院で証言し「この数か月間、インフレは和らいでいるが最新の経済指標は予想を上回る強い内容で、最終的な金利の水準がこれまでの予想より高くなる可能性があることを示唆している」と指摘しました。

その上で今後の経済指標しだいで再び「利上げのペースを加速させる用意がある」と述べました。

また「歴史は早まった金融緩和を強く戒めている。任務が完了するまで現在の方針を続ける」と述べてインフレを抑えこむためしばらくの間は、利上げなどの金融引き締めを継続する必要があるというこれまでの姿勢を改めて強調しました。

FRB321日から2日間、金融政策を決める会合を開きます。

このところインフレの根強さを示すデータが相次いでいて、今週から来週にかけて発表される2月の雇用統計と消費者物価指数の内容がこの会合での利上げ幅を決める重要な判断材料になります。

【2】米FRBの金融政策運営について
当社の立場と意見

当社では「政策金利4.5%~5%レンジで利上げを休止する。しかし、2023年の早い段階で、FRBが利下げに転じる示唆を与える可能性は低い。」と記してきました。それをもう一度説明します。

FOMC    開催日        利上げ幅   FF金利の誘導目標
2023年第3 0502 - 0503日 0.25上げ   5.005.25 〇
2023
年第2 0321 - 0322日 0.25上げ   4.755.00 ◎当社予想
2023
年第1 0131 - 0201日 0.25上げ   4.504.75 ●実施

2022年第8 1213日 – 1214日 0.50上げ   4.254.50 ●実施
2022
年第7 1101日 – 1102日 0.75上げ   3.754.00 ●実施
2022
年第6 0920日 – 0921日 0.75上げ   3.003.25 ●実施
2022
年第5 0726日 – 0727日 0.75上げ   2.252.50 ●実施
2022
年第4 0614日 – 0615日 0.75上げ   1.501.75 ●実施
2022
年第3 0503日 – 0504日 0.50上げ   0.751.00 ●実施
2022
年第2 0315日 – 0316日 0.25上げ   0.250.50 ●実施

当社予想 
(ⅰ)本年(2023)の利上げは「0.25%ずつ」になるだろう。
(ⅱ)FF金利は「4.5%~5%」あたりでピークになるだろう。
(ⅲ)2023321日-322FOMC 0.25%上げで休止する可能性が高い。
(ⅳ)市場には「3FOMC 0.25%」に加えて「5FOMC 0.25%」で利上げ休止と見る向きもあった。

FF金利 5.25% について
2004
6月から20066月まで、連続17回のFOMCにおいて、FFレートを0.25%ずつ引き上げ、最終的に「5.25%」に達したことがある。

前回(2004-2006)利上げと、今回(2022-2023)利上げの違い
前回の利上げでは、20046月から20066月まで、連続17回のFOMCにおいて、FFレートを0.25%ずつ引き上げた。このとき、市場のリスク認識を希薄化させた。

つまり、2004-2006年の利上げでは「落ち着いたペース」(measured pace)で利上げを進めることを公表し、毎回0.25%ずつ利上げしたので、投資家にとって先行きの金利見通しが安易になった。

投資家は「FRBは急激に金融引き締めを行うことはない」という安心感を抱き、リスク認識を希薄化させ、信用バブルを形成する要因になった。「コモディティ・バブル」「サブプライム信用危機」「リーマン破綻」のプロセスとなった。

今回2022-2023年の利上げでは、FRBは先行きの金利見通しに言質を与えず、不確実性を維持している。

今回は FF金利が「4.55%」に近づいても、先行きの金利見通しに不安感が底流している。

昨夜の米議会上院でも、FRBのパウエル議長は、先行きの金利見通しに言質を与えなかった。

しかし、それでも、当社では「FF金利 5.25%」を到達点の指標としています。
ここから大きく逸脱することはないだろうと考えています。そのように仮定して、足もとのデータを見ています。

現状のFF金利4.504.75%から「加速する」とは考えにくいからです。米国の金利はすでに十分に上昇しており、3FOMC5FOMC)で佳境に入ると想定しています。

FRBは、先行きの金利見通しに安心感を与えないようにしており、不確実性を維持して、リスク認識を保たせている可能性が高い。

【3】本日38日(水)の為替
本日38日(水)は「137.65137.15136.65」を想定します。
※「1ドル=137.65円」メドは、罫線観に基づいています。
※ 現在、もう一度、以下の点について検討しています。

(ⅰ)「1ドル=134.50円」を達成した。目標達成後の米ドル買いは止める。
(ⅱ)目標を達成したあと、3日か4日程度は様子を見る。
(ⅲ)現在の市場には「うねり」が波及し、不規則に上下に振っている。
(ⅳ)4-5月「127.50」に向けて円高方向を追求します。

(ⅰ)当社「日報」は26日から「1ドル=134.50127.50」を視野に入れている。
(ⅱ)134.50円の目標を達成したので、217日(金)からは米ドル買いを止める。
(ⅲ)このあと3日か4日様子を見る。
(ⅳ)そして、今度は「12750銭」の円高方向を目指せるかどうかを検討します。

【1】風浪とうねり
2
17日(金)の「日報」で「風浪」と「うねり」を記しました。
「うねり」というのは、現在の市場では、米国の債券(金利)、株式市場のことです。市場で「うねり」が形成されているとき、足もとの風浪だけを見ていると間違うことになる。

私たちが海で見ている波は、「風浪」と「うねり」が合わさったものですが、その区別を付けることは非常に難しいとされています。遠くの海上で台風などが発生して、力の強い風浪がいくつも重なりあった結果、「うねり」として日本の海岸にやってくることがあります。その代表として「土用波」が例にあげられます。「うねり」による波は、頂点が丸みを帯びていてさらに波長が長いと言われています。また「風浪」がある程度一定のリズムで訪れるのに対して、「うねり」による波はやや規則性に欠ける部分があり、急に大きな波が来たりするのが特徴です。

【2】221日(火)の「日報」(石油)
(ⅰ)ロンドンやニューヨークの海外原油先物は、216日(木)から債券(金利)市場や株式市場の影響を受けている。

(ⅱ)海外市場では債券や株式が動揺すると、その思惑の連鎖が「うねり」になって外為市場や原油相場を不規則に揺らす。

(ⅲ)当社では、最初に考えたように行くことにします。
1. 134.50円の目標を達成したので、米ドル買いを止める。
2.
このあと3日か4日様子を見る。
3.
そして、今度は「12750銭」の円高方向を目指せるかどうかを検討します。

【3】米国の長短金利の逆転=逆イールド
米国債の長短金利の逆転=逆イールドの拡大は、米国経済について、政策主導のリセッション(景気後退)リスクを過大評価している可能性が高い。そして、インフレ長期化を過小評価している。市場の思惑人気には見たいものを見て、見たくないものからは目をそらすという選択的認識がある。それが現在の逆イールド拡大に表れている。見たくないものを見たり聞いたりすると市場人気は動揺し、その連鎖反応が突如うねりとなって市場を突き上げることがある。

物事には、深さ、複雑さ、多面性がある。そして、物事それぞれに必要とする時間がある。米国債の長短金利の逆転=逆イールドが拡大しているとき、債券、為替の市場人気は一方向に偏っている可能性が高い。米国債利回りの逆イールドの伸縮を見ながら目標を描いて行きたいと思います。

日付     2年債利回り 米10年債利回り   利回り格差

02/2123)    4.67%      3.95%      -0.72
02/2023)    Washington's BirthdayPresident's Day

02/1723)    4.60%      3.82%      -0.78
02/16
23)    4.62%      3.86%      -0.76
02/1523)    4.62%      3.81%      -0.81
02/1423)    4.60%      3.77%      -0.83
02/13
23)    4.52%      3.72%      -0.80

02/1023)    4.50%      3.74%      -0.76
02/0923)    4.48%      3.67%      -0.81
02/0823)    4.45%      3.63%      -0.82
02/0723)    4.47%      3.67%      -0.80
02/0623)    4.44%      3.63%      -0.81

02/0323)    4.30%      3.53%      -0.77
02/0223)    4.09%      3.40%      -0.69
02/0123)    4.09%      3.39%      -0.70
01/31
23)    4.21%      3.52%      -0.69
01/30
23)    4.25%      3.55%      -0.70

【4】米国債の利回りと東京為替
当社「日報」は「1ドル=134.50127.50円」を視野に入れて、内外金利差、先行きの金融政策スタンスの差、さらに財政政策等を分析します

本日222日(水)の為替「135.25134.85134.45」を想定します。
(ⅰ)「1ドル=134.50円」を達成した。目標達成後の米ドル買いは止める。
(ⅱ) 目標を達成したあと、3日か4日程度は様子を見る。
(ⅲ) 現在の市場には「うねり」が波及している。
(ⅳ) 4-5月に向けて「127.50」の円高方向を目指せるかどうかを追求します。

米国      30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付  東京中心値  東京仲値

02/2123)  3.98   3.95   4.67   02/22  135.25134.85134.45
02/20
23)  
President's Day       02/21   134.25   134.32
02/17
23)  3.88   3.82   4.60   02/20   134.42   134.45

02/1623)  3.92   3.86   4.62   02/17   134.30   134.40
02/15
23)  3.85   3.81   4.62   02/16   134.05   134.15
02/14
23)  3.81   3.77   4.60   02/15   132.73   132.79
02/13
23)  3.79   3.72   4.52   02/14   132.28   132.32
02/10
23)  3.83   3.74   4.50   02/13   131.70   131.78

02/0923)  3.75   3.67   4.48   02/10   131.62   131.71
02/08
23)  3.70   3.63   4.45   02/09   131.55   131.64
02/07
23)  3.72   3.67   4.47   02/08   130.89   130.93
02/06
23)  3.67   3.63   4.44   02/07   132.54   132.58
02/03
23)  3.63   3.53   4.30   02/06   132.35   132.40

02/0223)  3.55   3.40   4.09   02/03   128.68   128.75
02/0123)  3.55   3.39   4.09   02/02   128.40   128.50
01/31
23)  3.65   3.52   4.21   02/01   129.87   129.90
01/30
23)  3.66   3.55   4.25   01/31   130.41   130.47
01/27
23)  3.64   3.52   4.19   01/30   130.06   130.11

01/2623)  3.62   3.49   4.17   01/27   130.00   129.59
01/25
23)  3.62   3.46   4.11   01/26   129.19   129.27
01/24
23)  3.62   3.46   4.12   01/25   130.35   130.40
01/23
23)  3.69   3.52   4.21   01/24   130.36   130.42
01/20
23)  3.66   3.48   4.14   01/23   129.29   129.30

01/1923)  3.57   3.39   4.09   01/20   128.65   128.71
01/18
23)  3.54   3.37   4.06   01/19   128.40   128.49
01/17
23)  3.64   3.53   4.18   01/18   128.64   131.04
01/16
23Birthday of Martin Luther King,Jr.01/17   128.71   128.46
01/13
23)  3.61   3.49   4.22   01/16   127.65   127.92

217日(金)の「日報」要旨
(ⅰ)当社「日報」は26日から「1ドル=134.50127.50」を視野に入れている。
(ⅱ)134.50円の目標を達成したので、本日17日(金)からは米ドル買いを止める。
(ⅲ)このあと3日か4日様子を見る。
(ⅳ)そして、今度は「12750銭」の円高方向を目指せるかどうかを検討します。

これは26日(月)に「1ドル=134.50127.50」をお伝えしたときから、前もって予定していたことです。当社「日報」では、最初に考えたプラン通りに行けるものかどうか、それを追求ようと思います。相場では始めに考えたことより、後から考えたことの方が正しいという保証がない。最初の直観で行ってみる方が面白いので、3日か4日様子を見ながら、4月に向けて127.50円を探りたいと思います。

134.50円」の目標を達成した。目標達成後の米ドル買いは止めにします。
※「1ドル=134.50円」は、昨年(20221228日(水)-29日(木)
※「1ドル=127.50円」は、本年(2023116日(月)

米国の長短金利の逆転=逆イールド
米国債の長短金利の逆転=逆イールドの拡大は、米国経済について、政策主導のリセッション(景気後退)リスクを過大評価している可能性が高い。そして、インフレ長期化を過小評価している。市場の思惑人気には見たいものを見て、見たくないものからは目をそらすという選択的認識がある。それが現在の逆イールド拡大に表れている。見たくないものを見たり聞いたりすると市場人気は動揺し、その連鎖反応が突如うねりとなって市場を突き上げることがある。物事には、深さ、複雑さ、多面性がある。そして、物事それぞれに必要とする時間がある。米国債の長短金利の逆転=逆イールドが拡大しているとき、債券、為替の市場人気は一方向に偏っている可能性が高い。米国債利回りの逆イールドの伸縮を見ながら目標を描いて行きたいと思います。

日付     2年債利回り  米10年債利回り   利回り格差
02/2023)    Washington's BirthdayPresident's Day

02/1723)    4.60%      3.82%      -0.78
02/16
23)    4.62%      3.86%      -0.76
02/1523)    4.62%      3.81%      -0.81
02/1423)    4.60%      3.77%      -0.83
02/13
23)    4.52%      3.72%      -0.80

02/1023)    4.50%      3.74%      -0.76
02/0923)    4.48%      3.67%      -0.81
02/0823)    4.45%      3.63%      -0.82
02/0723)    4.47%      3.67%      -0.80
02/0623)    4.44%      3.63%      -0.81

02/0323)    4.30%      3.53%      -0.77
02/0223)    4.09%      3.40%      -0.69
02/0123)    4.09%      3.39%      -0.70
01/31
23)    4.21%      3.52%      -0.69
01/30
23)    4.25%      3.55%      -0.70

米国債の利回りと東京為替
当社「日報」は「1ドル=134.50127.50円」を視野に入れて、内外金利差、先行きの金融政策スタンスの差、さらに財政政策等を分析します

本日220日(月)の為替「134.65134.20133.75を想定します。
(ⅰ)「1ドル=134.50円」を達成した。目標達成後の米ドル買いは止める。
(ⅱ)目標を達成したあと、3日か4日程度は様子を見る。
(ⅲ)今度は4月に向けて「127.50」の円高方向を目指せるかどうかを追求します。

米国      30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付  東京中心値  東京仲値

02/1723)  3.88   3.82   4.60   02/20  134.65134.20133.75

02/1623)  3.92   3.86   4.62   02/17   134.30   134.40
02/15
23)  3.85   3.81   4.62   02/16   134.05   134.15
02/14
23)  3.81   3.77   4.60   02/15   132.73   132.79
02/13
23)  3.79   3.72   4.52   02/14   132.28   132.32
02/10
23)  3.83   3.74   4.50   02/13   131.70   131.78

02/0923)  3.75   3.67   4.48   02/10   131.62   131.71
02/08
23)  3.70   3.63   4.45   02/09   131.55   131.64
02/07
23)  3.72   3.67   4.47   02/08   130.89   130.93
02/06
23)  3.67   3.63   4.44   02/07   132.54   132.58
02/03
23)  3.63   3.53   4.30   02/06   132.35   132.40

02/0223)  3.55   3.40   4.09   02/03   128.68   128.75
02/0123)  3.55   3.39   4.09   02/02   128.40   128.50
01/31
23)  3.65   3.52   4.21   02/01   129.87   129.90
01/30
23)  3.66   3.55   4.25   01/31   130.41   130.47
01/27
23)  3.64   3.52   4.19   01/30   130.06   130.11

01/2623)  3.62   3.49   4.17   01/27   130.00   129.59
01/25
23)  3.62   3.46   4.11   01/26   129.19   129.27
01/24
23)  3.62   3.46   4.12   01/25   130.35   130.40
01/23
23)  3.69   3.52   4.21   01/24   130.36   130.42
01/20
23)  3.66   3.48   4.14   01/23   129.29   129.30

01/1923)  3.57   3.39   4.09   01/20   128.65   128.71
01/18
23)  3.54   3.37   4.06   01/19   128.40   128.49
01/17
23)  3.64   3.53   4.18   01/18   128.64   131.04
01/16
23Birthday of Martin Luther King,Jr.01/17   128.71   128.46
01/13
23)  3.61   3.49   4.22   01/16   127.65   127.92

01/1223)  3.56   3.43   4.12   01/13   129.23   129.28
01/11
22)  3.67   3.54   4.20   01/12   131.90   131.99
01/10
22)  3.74   3.61   4.24   01/11   132.36   132.40
01/09
22)  3.66   3.53   4.19   01/10   131.80   131.85
01/06
22)  3.67   3.55   4.24   01/09   成人の日

01/0522)  3.78   3.71   4.45   01/06   133.64   133.74
01/04
22)  3.81   3.69   4.36   01/05   132.05   132.16
01/03
22)  3.88   3.79   4.40   01/04   130.96   131.01
01/02
22)  New Year's Day        01/03   休み
12/30
22)  3.97   3.88   4.41   01/02   元旦(振替休日)

12/2922)  3.92   3.83   4.34   12/30   132.56   132.70
12/28
22)  3.98   3.88   4.31   12/29   134.03   134.16
12/27
22)  3.93   3.84   4.32   12/28   133.90   133.94

12/2618)  Christmas           12/27   133.18   133.24
12/23
22)  3.82   3.75   4.31   12/26   132.50   132.33

(ⅰ)昨夜の市場で「1ドル=13440銭台」を付けた。
(ⅱ)134.50円の目標を達成したので本日17日(金)からは米ドルの買いは止める。
(ⅲ)このあと3日か4日は様子を見る。
(ⅳ)今度は「12750銭」の円高方向を目指せるかどうかを検討します。

当社「日報」は26日から「1ドル=134.50127.50」を視野に入れています。
※「1ドル=134.50円」は、昨年(20221228日(水)-29日(木)
※「1ドル=127.50円」は、本年(2023116日(月)

本日17(金)の為替「1ドル=134.40134.00133.60
昨夜の市場で134.50円の目標を達成、本日17日(金)からは米ドル買いは止める。

【1】米国の長短金利の逆転=逆イールド
米国債の長短金利の逆転=逆イールドの拡大は、米国経済について、政策主導のリセッション(景気後退)リスクを過大評価している可能性が高い。そして、インフレ長期化を過小評価している。市場の思惑人気には見たいものを見て、見たくないものからは目をそらすという選択的認識がある。それが現在の逆イールド拡大に表れている。見たくないものを見たり聞いたりすると市場人気は動揺し、その連鎖反応が突如うねりとなって市場を突き上げる。物事には、深さ、複雑さ、多面性がある。そして、物事それぞれ必要とする時間がある。米国債の長短金利の逆転=逆イールドが拡大しているとき、債券、為替の市場人気は一方向に偏っている可能性が高い。米国債利回りの逆イールドの伸縮を見ながら目標を描いて行きたいと思う。

日付      2年債利回り 米10年債利回り   利回り格差

02/1623)    4.62%      3.86%      -0.76
02/1523)    4.62%      3.81%      -0.81
02/1423)    4.60%      3.77%      -0.83
02/13
23)    4.52%      3.72%      -0.80

02/1023)    4.50%      3.74%      -0.76
02/0923)    4.48%      3.67%      -0.81
02/0823)    4.45%      3.63%      -0.82
02/0723)    4.47%      3.67%      -0.80
02/0623)    4.44%      3.63%      -0.81

02/0323)    4.30%      3.53%      -0.77
02/0223)    4.09%      3.40%      -0.69
02/0123)    4.09%      3.39%      -0.70
01/31
23)    4.21%      3.52%      -0.69
01/30
23)    4.25%      3.55%      -0.70

01/2723)    4.19%      3.52%      -0.67
01/26
23)    4.17%      3.49%      -0.68
01/25
23)    4.11%      3.46%      -0.65
01/24
23)    4.12%      3.46%      -0.66
01/23
23)    4.21%      3.52%      -0.69

01/2023)    4.14%      3.48%      -0.66
01/19
23)    4.09%      3.39%      -0.70
01/18
23)    4.06%      3.37%      -0.69
01/17
23)    4.18%      3.53%      -0.65
01/16
23)    Birthday of Martin Luther King, Jr.

【2】米国債の利回りと東京為替
当社「日報」(為替)は「1ドル=134.50127.50円」を視野に入れて、内外金利差、先行きの金融政策スタンスの差、さらに財政政策等を分析しています。

本日17日(金)の為替134.40134.00133.60を想定します。
(ⅰ)当社「日報」は1ドル=134.50円の目標を達成したので、本日17日(金)から米ドルの買いは止める。
(ⅱ)目標を達成後、3日か4日程度は様子を見ながら、今度は「12750銭」の円高方向を目指せるかどうかを検討します。

米国      米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付  東京中心値  東京仲値

02/1623)  3.92   3.86   4.62   02/17  134.40134.00133.60
02/15
23)  3.85   3.81   4.62   02/16   134.05   134.15
02/14
23)  3.81   3.77   4.60   02/15   132.73   132.79
02/13
23)  3.79   3.72   4.52   02/14   132.28   132.32
02/10
23)  3.83   3.74   4.50   02/13   131.70   131.78

02/0923)  3.75   3.67   4.48   02/10   131.62   131.71
02/08
23)  3.70   3.63   4.45   02/09   131.55   131.64
02/07
23)  3.72   3.67   4.47   02/08   130.89   130.93
02/06
23)  3.67   3.63   4.44   02/07   132.54   132.58
02/03
23)  3.63   3.53   4.30   02/06   132.35   132.40

02/0223)  3.55   3.40   4.09   02/03   128.68   128.75
02/0123)  3.55   3.39   4.09   02/02   128.40   128.50
01/31
23)  3.65   3.52   4.21   02/01   129.87   129.90
01/30
23)  3.66   3.55   4.25   01/31   130.41   130.47
01/27
23)  3.64   3.52   4.19   01/30   130.06   130.11

01/2623)  3.62   3.49   4.17   01/27   130.00   129.59
01/25
23)  3.62   3.46   4.11   01/26   129.19   129.27
01/24
23)  3.62   3.46   4.12   01/25   130.35   130.40
01/23
23)  3.69   3.52   4.21   01/24   130.36   130.42
01/20
23)  3.66   3.48   4.14   01/23   129.29   129.30

01/1923)  3.57   3.39   4.09   01/20   128.65   128.71
01/18
23)  3.54   3.37   4.06   01/19   128.40   128.49
01/17
23)  3.64   3.53   4.18   01/18   128.64   131.04
01/16
23Birthday of Martin Luther King,Jr.01/17   128.71   128.46
01/13
23)  3.61   3.49   4.22   01/16   127.65   127.92

01/1223)  3.56   3.43   4.12   01/13   129.23   129.28
01/11
22)  3.67   3.54   4.20   01/12   131.90   131.99
01/10
22)  3.74   3.61   4.24   01/11   132.36   132.40
01/09
22)  3.66   3.53   4.19   01/10   131.80   131.85
01/06
22)  3.67   3.55   4.24   01/09   成人の日

01/0522)  3.78   3.71   4.45   01/06   133.64   133.74
01/04
22)  3.81   3.69   4.36   01/05   132.05   132.16
01/03
22)  3.88   3.79   4.40   01/04   130.96   131.01
01/02
22)  New Year's Day        01/03   休み
12/30
22)  3.97   3.88   4.41   01/02   元旦(振替休日)

12/2922)  3.92   3.83   4.34   12/30   132.56   132.70
12/28
22)  3.98   3.88   4.31   12/29   134.03   134.16
12/27
22)  3.93   3.84   4.32   12/28   133.90   133.94

12/2618)  Christmas           12/27   133.18   133.24
12/23
22)  3.82   3.75   4.31   12/26   132.50   132.33

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