2009年08月26日

京都断片集1

[京都到着して最初の目的地に向かおうとするところまで。あんまり断片でもなく、記述もおとなしめ。]

高校時代からの知己ハマーと浜松に釣りに行く。が、なにかおかしい。違う、俺はKに会いに京都に行くのだ。そんなふうにして夢から覚める。その日か、その一日後、僕は実際京都に行く。ところで別の夢では、山形浩生にくそみそにけなされた気がする。
起きたのは朝7時15分。スープが入った鍋は冷蔵庫に入れっぱなしにしておき、特に飲まず、確かりんごだけ食べる。ということで洗い物はない。また前日に既に用意はしてある。それでも出かけるのは8時になる。(新幹線で行かない場合の時間とお金を調べたりしたんだっけ?)バッグにはモースの『贈与論』と、ピーター・トレメインの『蜘蛛の巣』。

9時台に京都駅に到着。朝ごはんは、駅内の500円朝定食。朝食後、(一応バス路線図や京都の地図はダウンロードしていたものの)地図が貰えないかどうかを確かめるために、京都観光案内センターに寄る。とはいっても一度は場所が分らずあっさり素通りし、もう一度、駅内に戻り場所を調べ直す。しかも場所を見つけた後も、ひとが多くて気後れし、まごまごする。(このときレンタサイクルの案内を見つけ、ロシアの何とか展がやってるのに気付く。)

有料地図は売っているようだが、無料な地図はあるのかなぁ、と。あるいは、窓口が複数あるけど、どっちの窓口にいけばよいのかなぁ、と。(よくよく見ると、京都府と京都市の窓口が分かれてるだけみたい。)そうこうするうちに、おばさんが無料のバスマップを貰っているのを見る。おお、ここで貰えるのではないか。しかし、このようにのんびりというか恥ずかしがりやのお上りさんみたいなことをやっている私は、気付いた後でも他のおばさん連中に気圧され負けてしまう。僕がバスマップや市内案内図を受け取る前にも後にも「順番に!」とおばさんたちに注意している観光所のひと。

しかし地図は入手した。京都駅の野宿者を目にした後、バス停へ。候補ルートは2つあったのだが、9時台についた時点で、行先は決まった(と思う)。

金閣寺行きのバスはやたら乗客が多いが(まあ本数も多いのだが)俺が乗るバスストップには、全然誰もいない。まあそれは、バスがちょっと前に出たためかもしれない。バス20分くらい待ったし。(俺がおばさんたちにさっき負けたせいで乗れなかった可能性大!くっ!)。この日久々に会う在京の俊傑(って類語辞典で調べたんだけど女性にも使うのかなぁ、いやそれ以前に俊傑って単に優れてることしか言い表さないので、全然それじゃぴったりこない、もっとしっくりくる言葉ないかしら)Kちゃんに観光宣言のメールを打ってるうちに、徐々にひとがふえはじめたのだけれど。それでも無茶苦茶多くはならないし、金閣寺行きのバス停にいたようないちゃついている外国人カップルもいなかった。あ、これは非難してるわけじゃなくて印象に残ったから書いておきたかっただけね。

ということで、10時20分くらいのバスで、いざ広沢池へ!

そうそう、バスの乗り方も待っているうちに確認しておいた。先日も知己が日記で話題にしていたが、バスはよくわからないんだよね。券売所もあるみたいだが、現金でよいみたい。(こう書いてみると、現金では乗れないバスがあるみたいですが…。そんなバスはないよね。)

shouk at 02:12│Comments(0)TrackBack(0)clip!

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔