2024年04月18日

Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ


 24年春アニメで該当がありました。

 初回で主人公が姿変換魔法を使って女体化します。

 まあ30秒ほどでしたが

 残念ながら 男に戻って生活するようです。


shouwakichi_gypsy at 18:00|PermalinkComments(0)Magical transformation | Television

2024年03月04日

令和版 うる星やつら

 第30話「イヤーマッフルにご用心」放送してましたね。

 深夜アニメは起きていれず、配信にて確認。

 サクラさんとは・・・



 久しぶりの投稿。blog始めた頃とは違い、該当作が多方面で出されるようになりましたね。


shouwakichi_gypsy at 17:00|PermalinkComments(0)Bodyswap | Television

2023年06月03日

COOL NECK にご用心



うる星やつら ― イヤーマッフルにご用心 リスペクト

麗夢・・・ 彼女
亘 ・・・ 彼氏

暑い夏の日、亘は麗夢とデートを終えて家へ向かっていた。
その途中で怪しい露店の主に声を掛けられる。
そこで二人はクールネックを売り付けられる。

亘の家に戻り、買ったクールネックを冷蔵庫で冷やす。
一回戦を終える二人。
暑くなった二人は冷えたクールネックを首に巻く。

衝撃があり、二人は首から下が入れ替わる。
それぞれが、その身体を確認する。
自分の身体を相手にしての二回戦を嫌う亘。不満がる麗夢。
二人はクールネックを外し元に戻る。


片付けようと麗夢の持つクールネックに亘が触れてしまう。
二人はその場で気を失い倒れる。
起き上がる亘だがその身体には麗夢が憑依している。
亘の身体を再度確認する麗夢。
さっきまでの見た目の違和感が無い亘の身体。
倒れたままの自分の身体に亘の身体が反応してしまう。
自分の身体を起こすため、麗夢は仮説を立てる。
亘の使っていたクールネックを自分の身体に触れさせる。
麗夢の身体が起きる。思っていた通り、麗夢身体に亘が憑依していた。
麗夢は亘が今までにシテいた事を亘にする。
イヤがる亘だが、麗夢の身体の力では敵わない。
二人には今までには無かった三回戦目を終えた。

亘から「他の女性の身体でシたい」と提案されるが、
麗夢は「自分の身体を抱き足りないからダメ」と、
強く第三者の参加を拒絶される。


shouwakichi_gypsy at 08:30|PermalinkComments(0)short novel 

2023年06月01日

この夏は気持ち良く



 「あー 暑い」
ある夏の日、洋がそう言いながらの友人のマンションの一室へと入ってくる。
「おっ ちょうど良い所へ来たな」
その部屋で何かの研究しているその友人の悟朗は、洋を招き入れた。
「あれ? 奈津美ちゃんどうした?」
部屋のソファでぐったりと横になっている奈津美が気になる洋。
「どうやら、この暑さにやられたみたいなんだ」
奈津美と同棲中の悟朗はそう言って冷蔵庫から何かを出してきた。
「なんだそれは?」
洋は尋ねた。
「見て解らんか?頭に貼って冷やすやつ。奈津美にも貼ってあるだろう」
悟朗は、〈冷却ジェルシ―ト〉を持っていた。
「これで少しの間は涼しいだろう」
悟朗は洋にそれを渡した。
「サンキュ」
洋は受け取るとおでこに貼り付けた。
その瞬間めまいを覚える洋。そして気を失い崩れ落ちた。
「なんだー 今のは?」
今までぐったりとしていた奈津美が目を覚まし起き上がる。
「よし、 大成功!」
ガッツポーズを作り喜ぶ悟朗
「アー んっ んっ あれっ 声がおかしいぞ? 伸びた髪の毛も邪魔だし? 今日はこんな服着ていないって! このお約束はまさか?」
洋は悟朗を見上げる。
「ピンポーン 大正解! ついに完成しました人格交換機ワイヤレスバージョン!」
悟朗はさらに続ける。
「弓○光様の ○んなあげちゃうを読んで○○年(さて悟朗の歳はいくつでしょう?) 神様は私達に不可能な(以下、あるドラマに出てくる台詞のため省略)さあて奈津美、今のうちヤッチャイますか?」
悟朗は奈津美に迫る。
「やめろ! バカ! 元に戻せ!(おでこに貼ってあるものを剥がすが)あれっ?戻んない」
洋は抵抗するが、
「残念でした。一度入れ換わると一時間位ははそのままだと思うよ!頼むよ洋。俺、奈津美とのシチュエーションに新しい刺激が欲しいんだ」
悟朗はすでに奈津美の身体を生まれたままの姿にしていた。
「やめてくれー」
洋はこの後、他では味わえないとても気持ちのいい夏を迎えるのであった。



shouwakichi_gypsy at 08:30|PermalinkComments(0)short novel 

2023年05月30日

こころがわり 7


 


 「あの占い師に感謝しかないな」
 憑依に関係した、オレ(2)以外に、『ハリセンの事を口外しない事』『オレへの服従する事』そして『憑依は楽しい事』を上書きしていた。
 アパートで今日は、3部屋を使って男女が交り合っている。
 今日のこの組み合わせが、ベストではないかと思っている。
 オレ(2)は、前に話していた絶倫の大学生のカレシの身体。
 彼女からも大絶賛されている。
 そのカレシは、彼女とは逆のこのメンバーでは一番巨乳の奥さんの身体。
 ご主人とも、数度の経験済み。
 逆に奥さんは、肩の凝る心配無用の、女子大生の身体。
 再びの、キャンパス生活が楽しい様だ。 
 インストラクターは、子供の頃からの夢みていたアイドルの身体。
 その身体のまま、‘なな’の仕事を半分程度こなしている。
 ‘なな’は、自分が望むスタイルを持つインストラクターの身体だ。
 ジムでたまに働き、他の人にそのスタイルを見せるのが嬉しそうだ。

 オレは、自分の部屋で、推しの‘なな’の身体と、
 オレ(2)は、一目惚れした、インストラクターの身体と、二階の女子大生の部屋で、
 カレシは、彼女の身体と、隣の夫婦の部屋を使っている。おもちゃもたくさん持って行った様だ。
 気持ち良さでぐったりしている‘なな’の身体の横で、
 「今日は、女子大生の出番が無かったのか、そろそろマンネリかな? これ以上増えると部屋が足りないし。そうだ、みんなをココに住まわせるか?  憑〇アパートとして。 そろそろ隣の夫を入れようかな? 絶倫の若い身体と愛する奥さん身体どっちを気に入るだろう。それとも、ファミレスのあの可愛い娘が良いかも?その制服姿で接待をして欲しいよなあ。彼女ならメイド姿でも良いかも。その前に職質をして来たあの婦警が先かな?エッチなポリス衣装を着せ、誰かを憑依させ痴態を動画に撮って見せてやろうか?」
 まだまだ、メンバーと組み合わせは増えそうだ。

                      おわり

登場人物

オレ
深川 杏子     新婚主婦
桐山 美鈴     女子大生
北沢 恵子     インストラクター
片岡 なな     アイドル
横溝 純平     美玲のカレ
新婚夫婦の夫




shouwakichi_gypsy at 08:30|PermalinkComments(0)short novel 

2023年05月28日

こころがわり 6


 


 オレの部屋に推しのアイドル ( 片岡 なな )がいる。
 隣の奥さんと同じジムに極秘で通っていたらしく。
 それを仲間?に引き入れたインストラクターから聞いた事がきっかけだ。
 ジムに来る日を調べ、ハリセンの使い方を教えて、アイドルの身体を奪うのを命令した。
 他の人達と同じように『服従する』ように書き換えられていたインストラクターは、その日ついに実行に移したのだった。
 インストラクターはそのまま仕事に残り、‘なな’は、変装して、オレの部屋に来た所だ。
 「どうだ、お前の大好きな ‘なな’ ちゃんだぞ」
 ‘なな’は、ミニスカートの後ろを捲り上げて、下着を穿いたお尻をオレに向ける。
 思う通りに動いてくれる‘なな’。 今の‘なな’には、オレ(2)が入っているので当然だ。
 オレの喜ぶポーズを次から次へと決める‘なな’。時間をつい忘れてしまう。
 「よし決めた。オレ、この身体でお前の相手するよ」と、オレ(2)
 「いいのか?オレとは・・」オレが聞く。
 「今までコピーの俺の方がいい思いをさせてもらっていたからな。お返しsなきゃ」
 「それに、この子の身体を他の人でヤラセたくないしな」
 オレ思いの オレ(2)だった。その‘なな’と一晩愛し合った。



shouwakichi_gypsy at 08:30|PermalinkComments(0)short novel 

2023年05月26日

こころがわり 5



 


 予定をしていたジムへ来た彼女。独身時代から週一で続けている趣味の一つだ。
 更衣室でフィットネスウエアに着替えて、鏡の前で確認する。
 上はブラ、下はレギンスと体の線が出てしまうもので、おへそも出ている。
 映った姿にニヤつく彼女。胸を持ち上げたり、股間を触り出した。
 彼女には、オレ(2)が入っている。
 ジムでの、新しいターゲットを探すためだ。
 体力作りもそこそこに、館内を回る、オレ(2)だった。
 マッチョや段々腹の人などもいたが、憑依の相手になると考えると却下だ。
 館内にはいなかったので、隣接するプールまで足を延ばしてみた。
 そこにいた、一人の女性に釘付けになる。
 水泳のインストラクターのようだ。スイムウエアに包まれたそのスタイル。
 オレ(2)は彼女に一目惚れをしたのだ。
 「あの人に決めた。あの人が欲しい」オレ(2)はその女性が一人になるチャンスを待った。
 「うほおっ、また女性の身体だ、しかも水着」
 喜びを隠せないインストラクター。鏡の前でその身体をまじまじと見回している。
 その女性には、前に憑依した時に仲間?になった、女子大生のカレシが入っていた。
 新しく手に入れる身体を連れて帰るためだ。彼氏も、「女性になれるかも」の期待だけでハリセンで心を抜かれ待っていた。
 今はインストラクター( 北沢 恵子 )の心が抜かれている。
 「着替えて帰るぞ」彼女はその女性に言う。
 「ん―、しょうがない後は帰ってからにするか」と。その女性は答え帰り支度をする。
 「ただいまー」オレのアパートの部屋に入って来る女性が二人。
 一人は見送りをした隣の奥さん。もう一人は誰? 今回の犠牲者か。
 部屋のソファーの寝かされている男に近づく女性。
 「息してるか―」と、呼吸を確認をした後。
 「さあ、楽しみますか」と言って、着ていた服を脱いだ。
 その女性は水着を着ていた。水着の上にそのまま服を着て帰って来ていたのだった。
 「おおっ、いいね!」と、水着の女性を撫で始める隣の奥さん。
 オレもその水着姿に一目で惚れてしまい、それに混じった。
 その日は、インストラクターの身体の限界まで三人で交わった。
 オレ(2)は、まだオレの姿との行為はムリらしく、「次回は、何とか」と、言っていた。
 オレは、ハリセンの力を持ってからインストラクターの身体とが、初めての経験を積む。相手の心は男だが。
 奥さんと、インストラクターの交わりは凄いものだった。
 定番の、デ〇ルドを使ってはお互いを、また、双頭のデ〇ルドでは一緒に突きまくり果てていた、
 「また、データの書き換えか」と、満足しながらオレは呟いた。


shouwakichi_gypsy at 08:30|PermalinkComments(0)short novel 

2023年05月24日

こころがわり 4


 


 「ただいま」と、夫が帰ってくる。
 「おかえりなさい」と、妻が迎え入れる事から始まる新婚夫婦の夜。
 「ご飯出来ているわよ」
 「ありがとう。今日は、疲れたから後、お風呂に入ったらすぐ寝るわ」
 「大丈夫なの?あなた?」
 「ああ、大丈夫だ」
 カバンを起き、手を洗うと
 二人は夕食を食べ始める。
 「美味しいよ」とか、「明日はジムで水泳の日」とか、普通の夫婦の会話だ。
 食後、「じゃあ、お先に」と言って、夫はお風呂に入る。
 妻は洗い物を終えてから、夫が入浴中の風呂に入って来た。
 身体を洗う仕草が今日の夫には新鮮に見えた。
 すると、股間のモノがすぐに大きくなった。
 「なに大きくしてるの!」
 「いや、その、綺麗だなと思ったらこうなった」
 「うふっ、ありがとう」嬉しくなる妻だった。
 お風呂の後、ベッドに横になる夫。
 一緒に出た妻だが、女性の風呂上がりにはやる事が多い様で、遅れてベッドに入って来た。

 朝になり、昨夜の事を思い出していた妻。
 いつもの夫とはまるで違った段取りと愛撫。一度で満足していた夫がその後あんな物まで使って私 を、そのおかげで初めて途中で果ててしまった妻だった。
 化粧を終えて鏡を見ると、後ろで夫が何かで、私を叩こうとしていた。
 妻が倒れたのを確認して、スマホで電話をかけた夫。
 かけた相手が部屋へ入って来た、オレだった。
 夫はオレに「この身体、体力無いなー。一回は頑張ったけど、後はコレを使ったよ」
 前にオレと買いに行った電○を見せる夫。
 「前に入った男の身体は凄かったなぁ。あれを絶倫って言うんだろうなあ」
 夫はそんな感想を言う。昨夜からオレ(2)が隣の夫に入っていた。夫婦生活を経験したかったのだ。
 その為に普段のこの夫の生活ができると、データも追加したが。
 上手くいってたのか、バレなかったのか?
 夫からオレ(2)を抜き、夫を元に戻す。
 そのまま戻すと面倒になるので、データでオレへの服従を追加して。
 元に戻った夫に、昨夜からの事は忘れる事、と言って会社に行かせた。
 これで大丈夫だったのだろうか?



shouwakichi_gypsy at 08:30|PermalinkComments(0)short novel 

2023年05月22日

こころがわり 3


 3


 休日にハリセンを持って外に出て、次の機会を伺っていたオレだったが、そのチャンスもなく、せっかくの一日が過ぎていった。
 夕方になり半分諦め家へ帰ると、同じアパートの二階に住む、女子大生が階段を上ろうとしていた。
 チャンスと思い、その女子大生にハリセンで一撃する。
 その場に倒れる彼女。
 誰にも見られていない事を確認して、彼女の身体を自分の部屋へ運んだ。
 オレはこのハリセンの次の機能を使ってみた。
 COPYと書かれたモニター横のボタン、これで心がコピー出来るのでは?と思ったのだ。
 彼女( 桐山 美鈴 )の心が入ったフロッピーを抜き、別の空のフロッピーを入れた。
 そして、コピーボタンを押し、自分の頭をハリセンで叩く。意識が一瞬飛ぶが、倒れるほどではなかった。
 ハリセンのモニターを見ると、オレの名前の横に (2) とあった。
オレの心はパソコンのコピーかよ!
 さあていよいよ、そのハリセンで意識の無い彼女の身体を叩く。
 間違えてなけれは、と期待するオレ。
 彼女が目を覚ますと辺りを見回した。
 立ち上がりオレに「見てきていいか?」と言って急いで彼女は洗面所に向かった。
 後をついて行くオレ。
 鏡に映る自分に 「これがオレか?」 彼女が言う。
 彼女は確認のため、膝上のスカートを上げ、ショーツの中に手を入れ「ないっ」と言い、そのまま手を上に進め、ブラの中を確認する。
 「?? ないっ ??」改めて、服とブラをたくし上げると、
 「あ〜 少しはある」と、彼女のテンションが下がっていた。

 「これからどうする?Hか?」と、オレは彼女に聞く。
 「さすがに自分の身体とスル勇気はまだ無いな〜」と、さらりと拒否される。
 「じゃあ買物に付き合ってくれ。」と誘うオレ。
 「それじゃあちょっとデートでも行って来ますか」と彼女。
 出掛けた二人だが、彼女のヒールに慣れてない歩き方が気になる。
 「歩き方、なんとかならないか?」と聞くが、
 「にわか女だから、しょうがないだろう」と、言われた。
 彼女のペースに合わせてなんとか繁華街に着いた。
 ア○ルトショップで色々と物色する二人。
 二人の好みはやはり同じだった。
 帰る途中で食事をする。
 やっぱり女性と一緒に食べると楽しい。相手の心はオレだが。
 帰り道も少しは慣れた様だが、相変わらず歩き方はぎこちなかった。
 「その男は誰だ!」アパートの前に居た男に言われる彼女。
 「俺との約束はどうした?こんな男と一緒にいて、何をしていたんだ。」
 約束があったのか。でも男は怒っているより、彼女が心配な様だ。本当に彼女が好きなのだろう。
 だが、オレを「こんな男」は許せない。オレ(2)も当然同じだった。
 「ごめんなさい。忘れてた。」と、泣きそうな顔をする彼女。
 オレ(2)に、後を任せる。
 「もういいよ、さあ行こう」彼女の様子を見てあっさり許す男。
 二人は彼女の部屋へ入って行った。
 オレは自分の部屋に買ってきた荷物を置き、その時を待った。
 1時間程すると、スマホに知らない番号から電話が掛かって来る。
 「もういいよ、来いよ」と彼女の声だ。オレは彼女の部屋を訪れる。
 カギの掛かっていないドアを開け中に入ると、倒れている男とハリセンを持った彼女が居た。二人共、裸だ。
 オレの持っていた荷物に、ハリセンが入らなかったので、彼女に持って行ってもらっていたが、男の出現で持たせたまま別れていた。
 「女ってスゲエよ」彼女が言う。
 オレが相手なら無理だと言っていた口で言われるとショックだが、言っいるのもオレだからしょうがない。
「オレ、今度女とヤって見たい」
オレの言う事だ、聞いてやるか。
ハリセンの中には、男の心が入っている。名前は( 横溝 純平 )とあった。
 「少し待ってろ」
 オレは部屋に戻り、空きフロッピーを持って来る。
 ハリセンのフロッピーを替え彼女を叩く。
 そのまま、心の抜けた男を叩く。起きた男は身体の確認をした。
 「久々の男だー」
 男は股間に手をやりながら言う。どうやらオレ(2)の様だ。
 ハリセンから空いたフロッピーと男の心が入ったフロッピーを替える。
 「彼女に成りすまして、入れ替わり設定か?男も彼女が別人だとはまだ分かってないから行けるだろう」
 オレはハリセンを男に渡し部屋を出た。
 自分の部屋に戻り、気になる事を確認する。
 ノートパソコンを出して、彼女の抜いた心のフロッピーの中を見る。
 パソコンの起動を待つ間、今頃二人は、王道の入れ替わりシチュエーションを楽しんでいるんだろうなとオレは想像していた。
 フロッピーを外部から取り込み、そのためのドライブは今回わざわざ買った。
 彼女のデータが出た。ここも日本語対応だった。
 生年月日、身長。体重、性格、好み、くせ etc
 彼女のデータが結構細かく、まるでウィキ画面の様だ。
 「これって書き換えられる?」
 と、思って、生年月日や身長の数字を変えてみる。
 「やっぱりダメか」 外見等に関する情報は換えられないようだ。
 「ならば、ここは」 抜いた心のフロッピー内の心の内面は換えられそうだ。「でもなあ」 内面を変えた事で、周囲から奇異に見られることを気にするオレ。今のハリセンの存在を周囲には知られたくない。
 「じゃあこれくらいで」と、オレは、彼女のデータに、『オレへの服従』と加えて上書き保存をした。
 少しすると、またスマホに電話が掛かって来た。
 「終わったぞ」男の声だった。
 パソコンを手に取り彼女の部屋へ向かう。
 部屋には、二人が裸でいたが、彼女の方に意識が無いようだった。
 男の心の入ったフロッピーをハリセンから抜き、ドライブのフロッピーを換えてパソコンでデータを観る。
 オレはそれに、『ハリセンでの出来事の他人へ話さない事』と、『女体への憑依が好き』、と追加をして上書きをした。
 オレ(2)は、修正中のオレの横で憑依した互いの身体の違いを力説していたが、オレはそれを聞き流していた。
 そして、ハリセンに空のフロッピーを入れて、男を叩く。
 男からオレ(2)の心が抜かれる。フロッピーを換えまた、男を叩く。
 「元に戻ってる」男を元に戻したオレは、今までの事を話した。
 怒って、掴み掛かって来るかと思っていたが、
 「じゃあ、また女性に憑依が出来るんですね」と男は言った。
 男のデータ変更は上手く行ったようだ。
 今度は、彼女の心が入っているフロッピーをハリセンに入れ、彼女を叩く。
 「???」自分の部屋に、知らない間に男が2人いて、自分は裸だったのだ。
 大声で叫ぼうとした彼女だったがその時。
 「黙ってそこに座っていなさい」オレは、彼女にそう言って、ベッドの上を指さした。
 彼女は、叫ぶのを止めて言われた通り、ベッドの上に座った。
 彼女の、オレへの服従のデータ変更も上手く行っていた。
 今までの事を、彼女にも明かす。服従の効果のため、黙って聞いている。
 「今日の事は誰にも言わない事。そして今夜は彼が慰めてくれるから安心しなさい。動いたり喋ってもいいよ」とオレは彼女に言って、部屋から出る。
 後の事は、二人に任せてしまおう。


shouwakichi_gypsy at 08:30|PermalinkComments(0)short novel 

2023年05月20日

こころがわり 2


 


 翌日、起きると、手元にはハリセンが琉。昨夜の事は夢ではなかった。
 
 隣に住む新婚の奥さんに試してみる。
 
 出かけようとしてドアに鍵をかけている奥さんに一撃した。
 
 彼女の身体が倒れ動かなくなった。 ハリセンは“ホンモノ”だ。
 
 そのハリセンをよく見ると、フロッピーディスクのドライブと、心を抜いた彼女の名前が ( 深川 杏子 )と小さなモニターに書かれていた。
 
 「今どきフロッピーディスク? 人間の心の容量って少な! 日本語対応って無理がありすぎだろう」と、オレはこの一瞬でツッコミを入れた。
  
 元に戻るのか? 倒れている身体にまたハリセンで一撃する。
 
 自分の身体に戻った彼女に 「大丈夫ですか? こんな所で倒れて」と声を掛け、その場を取り繕った。
 
 何か戸惑いながらも、少し間があったが「はい、大丈夫です」と言って、隣の奥さんは玄関に鍵を掛け出かけて行った。
 
 どうやら、ハリセンで叩くと心が抜かれ、抜けた身体を叩くと心が戻るようだ。ほっとした。



shouwakichi_gypsy at 08:30|PermalinkComments(0)short novel